月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

267.飲酒チェックを安全に-新型コロナウイルス予防の運転手の手引き1-(月刊「祭」4月1号)

2020-04-06 23:41:00 | 新型コロナと荷役の政(まつりごと)
●新型コロナウイルスの流行で迷走する政(まつりごと)
 新型コロナウイルスの流行は日本にとっても、戦後最大級の困難ともいえる様相を呈しています。残念なことに期待の政府の奮闘も、その対策が隅々まで行き届いているとは言い難いのが現状です。特に、管理人が属している物流業界・即ち、留まる人々に必要な物を送り届ける仕事も、一歩間違えれば、機能しなくなる危険性をはらんだまま、放置されているのも現状と言えるでしょう。そこで、今回は運転手一人一人が気をつけることの中でも比較的実行がしやすいと思われるものを書いていきます。

・難易度1 
飲酒チェックのマウスピース(ストロー)の洗浄あるいは、自前化
 飲酒運転が社会的な問題となり、法律によって機械に息を吹き込む飲酒チェックが、職業運転手に義務化されてから随分と時が経ちます。しかし、こと、新型コロナウイルスに関してはこの飲酒チェックが、感染のリスクをはらむものとなっています。
 管理人は個人用の飲酒チェッカーが渡されているので、特に問題はありません。しかし会社によっては、共通の機械を使い、マウスピース(ストロー)だけ変えて使う方式がとられています。
 そして聞くところによると、この使い捨てのマウスピースを誰もが手に取れるところに置いていて、それを運転手が手にして息を吹いて捨てるという方式のところがあるということです。平常時は、それでも問題はありませんが、現在の場合だと、そこに不特定多数の手が触れ、唾液が飛んでい流と思われます(厚生労働省の相談の電話窓口にて、担でこの中に、新型コロナウイルスの保菌者がいると、大規模感染の温床になるリスクが残ります。

→対策(厚生労働省の電話相談)
マウスピースは自分で持っておく。もちろん、ビニール袋に入れておくことなど、清潔に保管します。
 無理なら、チェック前に水道であらう。煮沸消毒だと15分かかるそうです(感染症情報センター Infectious Disease Surveillance Centerより)