●シャワー問題のはじまり
新型コロナウイルスの感染リスクが高いとされるシャワー室は、給油所のものが相次いで閉鎖されました。しかし、全国の大型車運転手などの要望を受け、宇佐美の給油所などが、10分以上の感覚を開けるなどして再開されています。
とはいえ、やはり、そのリスクが完全に廃されたとはいえず、その改善が喫緊の課題であることは言うまでもありません。
改善法をいくつか提示した後で、トラック備え付けシャワーの案を提示します。
1 何よりも、最悪2日に1回は帰れる運行
これは、雇い主の意識の高さが問われる問題です。「社員やその家族の安全を最優先に」考える場合、すぐにでもこれらが実施されるべきです。
とはいうものの、運行管理者にとっては極めて頭の痛い問題になりそうです。
2 紫外線ライトの設置?
米政府の発表によると、紫外線により新型コロナウイルスはかなりの量死滅するとしています。本当なら朗報です。
しかし、①論文がまだ出ていない点、②トランプ大統領が体に消毒液を注射すればいいなどとかなり迷走した発言をしている点、③3種類の紫外線(人体に影響のないUVA、ちょっと悪影響のあるUVB、極めて悪影響があるけど新型コロナの兄弟分のサーズには効いたUVC)のうちどれが効果があるか我々は知ることができない点などから、どこまで効果があるか疑問です。
あくまで、期待をこめての提案です。
3 間隔をあけて順番待ち、シャワー室の換気
淡河SAなどで見られています。間隔をあけてシャワー待をしています。写真にうつっている椅子が順番待ち用のもので、シャワー室の外にも置かれています。
とはいえ、換気の良さは疑問が残るのが、個人的な感想です。
●トラック備え付けシャワー
トラック備え付けシャワーの案を考えてみました。実現可能かどうかは未知数ですが、業者さんに、提案するのは悪くないと個人的には考えています。
①全体図
給油所などで水を入れてもらって、シガーソケットで長時間かけて水を沸かす。それを、簡易テントのようなものの中で浴びるというものです。
②車内図
水の入れものは、ウォーターベッドのような、ある程度形が変えられるようなものがいいでしょうか。同じくシガーソケットから、シャワー口に水を出すシステムです。水は、電力を考慮すると、長時間かけて沸かすことになりそうだと理科が苦手な元小学生の理科を担当した管理人は考えています。
③簡易シャワー室
③簡易シャワー室
簡易のシャワー室は、折り畳み可能な物ができないか考えました。とはいえ、この中で素裸になるのは抵抗があり、水着でのシャワーになりそうです。
編集後記
新型コロナの防疫に関して、
①どのような時に手を洗えばいいのか
②どうすれば菌は死滅するのか
が、はっきり分かりにくいと思う時があります。また、言われたから「しゃあなしにやる」感もよく感じる時もあります。
例えば各企業、各業界で、予防の方法をマニュアルとして出せているのか。そこには、この国のトップに君臨する方々の意識の低さが垣間見えます。予防する気持ちちだけでは、感染リスクは変わりません。分かりやすく、予防する方法を各業界で提示することが、求められています。