なんと、はっちんの船のお客さんは今日も外人サン達だったのです。二日も続けとは本当にめづらしいことです。アメリカンスクールの修学旅行生だったので、スリムなボーイズ&ガールズばかりで助かりましたが、不思議なことに、最近は本当に外人さんと縁があります。国際派船頭を目指す(?)はっちんとしては言葉のいい修業になっていますが、炎天下の下で体以上に頭を使うと、普段慣れないせいもあり本当に疲れます。「出来ればもう少し涼しくなってからきて~」ていうのが本音かな?でも毎年、保津川下りには多くの海外からの観光客が来られてます。その歴史は古く、大正の時代頃から海外観光客に人気のスポットだったのです。その頃、今のトロッコ亀岡駅のある山本浜からも舟が出ていて、外人さんで賑わっていたと聞きます。昔は外人さんと言わず異人さんといっていたらしいのですが、足利尊氏旗揚げの地で有名な篠八幡宮から、山本浜までの道を「異人道」と言い、多くの外人さんが歩いていたそうです。当時の船頭は、同行の通訳とも親しく英語を学び、話せる者がたくさんいたらしいですよ。保津川の船頭はもう、その頃から国際人だったのですね。(ちょっと自慢)
大正11年には英国皇太子も遊覧され、その後にはルーマニア皇太子や英国貴族グロスター公なども来られた記録が残っています。当時の海外要人は日本に来たら保津川下りを楽しむのがお約束になっていたらしいです。最近でもエリザベス女王、マガレット王女や中国の要人が非公式で訪れることもありました。それくらい海外観光者に人気があるのが保津川下りです。世界の人達を魅了し続ける川下りを継承するものとして、気が引き締まる思いです。あと二年で創業400年目を迎える保津川下り。伝統を守り、日本が世界に誇る観光産業として、いつまでも世界の人々に愛される川下りであれるように頑張っていくつもりです。もちろん日本の人たちにもね!
大正11年には英国皇太子も遊覧され、その後にはルーマニア皇太子や英国貴族グロスター公なども来られた記録が残っています。当時の海外要人は日本に来たら保津川下りを楽しむのがお約束になっていたらしいです。最近でもエリザベス女王、マガレット王女や中国の要人が非公式で訪れることもありました。それくらい海外観光者に人気があるのが保津川下りです。世界の人達を魅了し続ける川下りを継承するものとして、気が引き締まる思いです。あと二年で創業400年目を迎える保津川下り。伝統を守り、日本が世界に誇る観光産業として、いつまでも世界の人々に愛される川下りであれるように頑張っていくつもりです。もちろん日本の人たちにもね!