桜の見ごろがピークとなる先の日曜日。
遅ればせながら今年初となる「京都の夜桜」を見物することができました。
行った先は「夜桜の名所」私の生まれ故郷の衣笠にある「平野神社」
桜の名所が数多くある京都でも「東の円山公園」「西の平野神社」といわれるほどの「夜桜」の名所で
終日大勢の見物客が訪れる人気お花見スポットです。
ここには約400本の桜が咲き集い、その種類はなんと50種類とも
いわれる桜の宝庫なのが平野神社です。
平野神社は平安京遷都の際に大和の国から移設されたと伝わる京都でも
古い歴史を有する神社で、寛永年間に造営された本殿は国の重要文化財
にもなっています。
3月中旬ごろに開花する桃桜から始まり、4月中旬ごろの遅咲きの里桜まで
長い期間、桜見物が楽しめるのも京都では大変珍しいのです。
また魁桜(サキガケ)や胡蝶桜、実を二つつける平野妹背桜や突葉根桜といった珍しい種類の桜が咲き誇り、
ピーク時には空が見えないほどの桜の花で覆われます。
平野の桜は寛和元年(985)に花山天皇が桜を植樹されたことから始まり、
平安時代には桜を愛でる宴が既に催されていたとの記録が残っています。
その後もいろんな種類の桜が植えられていき、江戸時代には桜の名所として
多くの都人が花見に訪れる場所として定着したようです。
境内一円に桜が満開になる4月10日には毎年「桜花祭」が行なわれます。
午前の神事に続き午後からは騎馬や織姫等の衣装に扮した神幸行列が氏子の
住んでいる町内を練り歩きます。
桜が咲いている間は拝殿で、クラシックコンサートが毎日催されいます。
私が行った時にはフルート&チェロのコンサートでした。
平安の昔からお花見スポットであった伝統は今も健在です!
桜が開花している20日までは境内に升席を用意し、お花見宴会を楽しめる
お茶屋さんが一円に軒を連ねます。焼き鳥を焼いたり、すき焼きなど土鍋ものを
したりとどの席も楽しい笑い声で満ち溢れています。
もちろん花見の定番、ゴザ敷きの席もあります。
また、子供達のお楽しみ屋台の夜店も多く出店されています。
昔ながらの縁日の風景と桜の優雅さとすんなりマッチするから不思議です。
紅しだれや平野妹背桜といった平野神社を代表する桜もまだ咲いてました。
まさに滑り込みセーフ!といったところですが、思い出深い平野の桜を
観に帰って来た私を待っていてくれたような感じがして、
満たされた気分にさせて貰いました。
桜はどこで観ても人の心を沸き立たす花ですが、妙に幼い頃の追憶へと誘って
くれる花だと感じます。
この平野の境内には植えてある桜の本数ほどのたくさんの思い出がある場所。
また、機会があればお話したいと思います。
遅ればせながら今年初となる「京都の夜桜」を見物することができました。
行った先は「夜桜の名所」私の生まれ故郷の衣笠にある「平野神社」
桜の名所が数多くある京都でも「東の円山公園」「西の平野神社」といわれるほどの「夜桜」の名所で
終日大勢の見物客が訪れる人気お花見スポットです。
ここには約400本の桜が咲き集い、その種類はなんと50種類とも
いわれる桜の宝庫なのが平野神社です。
平野神社は平安京遷都の際に大和の国から移設されたと伝わる京都でも
古い歴史を有する神社で、寛永年間に造営された本殿は国の重要文化財
にもなっています。
3月中旬ごろに開花する桃桜から始まり、4月中旬ごろの遅咲きの里桜まで
長い期間、桜見物が楽しめるのも京都では大変珍しいのです。
また魁桜(サキガケ)や胡蝶桜、実を二つつける平野妹背桜や突葉根桜といった珍しい種類の桜が咲き誇り、
ピーク時には空が見えないほどの桜の花で覆われます。
平野の桜は寛和元年(985)に花山天皇が桜を植樹されたことから始まり、
平安時代には桜を愛でる宴が既に催されていたとの記録が残っています。
その後もいろんな種類の桜が植えられていき、江戸時代には桜の名所として
多くの都人が花見に訪れる場所として定着したようです。
境内一円に桜が満開になる4月10日には毎年「桜花祭」が行なわれます。
午前の神事に続き午後からは騎馬や織姫等の衣装に扮した神幸行列が氏子の
住んでいる町内を練り歩きます。
桜が咲いている間は拝殿で、クラシックコンサートが毎日催されいます。
私が行った時にはフルート&チェロのコンサートでした。
平安の昔からお花見スポットであった伝統は今も健在です!
桜が開花している20日までは境内に升席を用意し、お花見宴会を楽しめる
お茶屋さんが一円に軒を連ねます。焼き鳥を焼いたり、すき焼きなど土鍋ものを
したりとどの席も楽しい笑い声で満ち溢れています。
もちろん花見の定番、ゴザ敷きの席もあります。
また、子供達のお楽しみ屋台の夜店も多く出店されています。
昔ながらの縁日の風景と桜の優雅さとすんなりマッチするから不思議です。
紅しだれや平野妹背桜といった平野神社を代表する桜もまだ咲いてました。
まさに滑り込みセーフ!といったところですが、思い出深い平野の桜を
観に帰って来た私を待っていてくれたような感じがして、
満たされた気分にさせて貰いました。
桜はどこで観ても人の心を沸き立たす花ですが、妙に幼い頃の追憶へと誘って
くれる花だと感じます。
この平野の境内には植えてある桜の本数ほどのたくさんの思い出がある場所。
また、機会があればお話したいと思います。