今日の午後、保津川を下り嵐山の渡月橋を歩いていると、後ろからなにやら
威勢のいい掛け声が聞こえてきました。
「えっ、お祭りか?」と振り返ると、イカツイおやじ達に先導され、
子ども達が御輿を担いでこちらへ向かってくるじゃありませんか。
「こんな平日に嵐山で祭りなんてあったかな?」と立ち止まり眺めていると
その行列は御輿のほかに、手書きで書かれた文字が並ぶ、多数の幟を上げ近づてきたのです。
「新手のデモかなにか???」
中国と揉めている昨今とはいえ「しかし、さすが御輿担いだデモなんてないだろう?」
そんなことを考えている私の横を行列が追い抜いていきます。
その行列は御輿も幟もすべて中学生くらいの子ども達のようで、よく聞くと
掛け声も「ファイト!ファイト!」と叫んでいます。
交通整理をしている方に訪ねると「嵯峨中学校独自の祭り」だそうです。
京都有数の観光地・嵐山~嵯峨野周辺の子ども達が通う地元の嵯峨中学校では、
10年前から3年生全員が中学生活の集大成として、みんなで力を合わせて、
この嵯峨嵐山で新たに「自分達の祭」を作ろうと企画し、始まった祭りだそうです。
伝統や歴史を守っていくだけでなく、今の世代で新たな歴史と伝統を生み出していく
という京都ならではの姿勢は、地元中学生たちにもしっかり受け継がれているのですね。
また、先導するイカツイおやじたちは地域組織「おやじの会」の方々で、その行列が
練り歩く沿道の辻ごとにPTAの役員さん方が交通整理のお手伝いをされていました。
まさに「子ども達と学校、地域が一体」となり、この祭を支えているっていいですね!
これぞ、今、その必要性を求められている「地域総がかりの子育て」ですね。
行列は嵯峨中を出発点に嵐山渡月橋から中ノ島公園で折り返し、再び渡月橋を
通り、嵯峨野・広沢の池周辺まで歩くそうです。
世界の人々に愛される京都嵯峨野を歩くことは、自分のルーツを辿ること。
こうして、子ども達はふるさと愛を深めていくのですね~
そして伝統ある京都嵯峨野、そして嵐山を支えていく人材に育っていく。
地域のつながりの深さと人々の絆の強さに支えられて、威勢のいい元気な掛け声と
イキイキとした目を輝かせながら、大勢の観光客の視線を受けながら勇壮にねり歩く
中学生達の姿に、京都、千年の息吹を感じた、そんな「嵯峨中学校御輿行列祭」でした。
威勢のいい掛け声が聞こえてきました。
「えっ、お祭りか?」と振り返ると、イカツイおやじ達に先導され、
子ども達が御輿を担いでこちらへ向かってくるじゃありませんか。
「こんな平日に嵐山で祭りなんてあったかな?」と立ち止まり眺めていると
その行列は御輿のほかに、手書きで書かれた文字が並ぶ、多数の幟を上げ近づてきたのです。
「新手のデモかなにか???」
中国と揉めている昨今とはいえ「しかし、さすが御輿担いだデモなんてないだろう?」
そんなことを考えている私の横を行列が追い抜いていきます。
その行列は御輿も幟もすべて中学生くらいの子ども達のようで、よく聞くと
掛け声も「ファイト!ファイト!」と叫んでいます。
交通整理をしている方に訪ねると「嵯峨中学校独自の祭り」だそうです。
京都有数の観光地・嵐山~嵯峨野周辺の子ども達が通う地元の嵯峨中学校では、
10年前から3年生全員が中学生活の集大成として、みんなで力を合わせて、
この嵯峨嵐山で新たに「自分達の祭」を作ろうと企画し、始まった祭りだそうです。
伝統や歴史を守っていくだけでなく、今の世代で新たな歴史と伝統を生み出していく
という京都ならではの姿勢は、地元中学生たちにもしっかり受け継がれているのですね。
また、先導するイカツイおやじたちは地域組織「おやじの会」の方々で、その行列が
練り歩く沿道の辻ごとにPTAの役員さん方が交通整理のお手伝いをされていました。
まさに「子ども達と学校、地域が一体」となり、この祭を支えているっていいですね!
これぞ、今、その必要性を求められている「地域総がかりの子育て」ですね。
行列は嵯峨中を出発点に嵐山渡月橋から中ノ島公園で折り返し、再び渡月橋を
通り、嵯峨野・広沢の池周辺まで歩くそうです。
世界の人々に愛される京都嵯峨野を歩くことは、自分のルーツを辿ること。
こうして、子ども達はふるさと愛を深めていくのですね~
そして伝統ある京都嵯峨野、そして嵐山を支えていく人材に育っていく。
地域のつながりの深さと人々の絆の強さに支えられて、威勢のいい元気な掛け声と
イキイキとした目を輝かせながら、大勢の観光客の視線を受けながら勇壮にねり歩く
中学生達の姿に、京都、千年の息吹を感じた、そんな「嵯峨中学校御輿行列祭」でした。