「地域の‘住民力’で日本中をきれいにしよう!」
という趣旨のもと10月1日から1ヶ月間をかけ、日本中を美しくする
国民的清掃イベント「ふるさと清掃運動会IN保津川」が3日、今年も亀岡市の
保津大橋上流の河川敷で開催され、地元亀岡をはじめ関西地域から120名を超える
参加者が駆けつけ賑やかに行われました。
この清掃運動会は、王貞治元福岡ソフトバンク・ホークス監督が委員長を務める
「ふるさと清掃運動会~環境アクション2010~実行委員会」が全国各地の
美化活動をされてる団体等に呼びかけ、北は北海道から南は沖縄までの日本中を
掃除する全国的清掃イベントで、京都会場として「保津川」が選ばれています。
今年で4年目。
午前9時から始まった清掃運動会。
今年もNPOナルクやガールスカウト亀岡の皆さんや保津自治会、篠自治会など様々な地元団体の
方々も参加くださいました。また、亀岡市の職員の方々、そして毎月保津川の清掃に来てくださる
桂川孝裕府会議員さんなど行政や政治家の方も積極的に参加くださいました。
まちの清掃はまち総がかりで!‘みんな’の力を結集することがなにより大切です。
草莽崛起!この草の根活動で築いた絆の強さが、まちを必ずよくしていく原動力になると確信しています。
今年も川の漂着ゴミを回収するため、ゴムボートが出動しました。
約2時間の清掃活動で、土嚢タイプのゴミ袋が143袋。中身は河川敷・河原ではペットボトルやトレイと
いった漂着ゴミ。また堤防近くの土手の草むらからは農業用の肥料袋と古タイヤなど川系ゴミの常連が顔を揃えます。
中には浴槽が2個 !廃車まで!・・・ここまで捨てに来るまでも相当手間が掛かる不法投棄がありました。
参加した小学生の女の子は「なんで?なんで?こんなところにお風呂があるの・・・」の驚きを隠せない様子で
「大人たちって、偉そうに言うけど、こんなこと平気でするなんてダラシナイ!」と怒りが収まりません。
また別の子は「保津川がこんなに汚れているなんて、なぜ、もっと多くの人が掃除に来ないの?」と
不思議に思っている様子でした。
わたし達のPR不足を反省させられると同時に、私たち大人は子ども達のこのような声を
しっかりと胸に刻まなければいけないと思いました。
前回のブログでも書きましたが、我々は子ども達に重いツケを回してはいけないのだと!
回収されたゴミは、亀岡市環境政策課が用意して下さった2tトラックに満載状態でした。
世界の常識では、ゴミが散乱している姿はそのまま、そこに暮らす人の心の姿を表すといわれています。
特にその中でも、いのちを支える水、その母なる存在の川。まちの象徴といえる川の環境の現状は
住民の心理状態を表します。川が汚れていれば、汚れが汚れを呼び、そこの地域に住む人の心にも
悪影響を与えます。
「その国の人間を知りたかったら、その国の川を見ろ!」というのはまさに真理を突いています。
汚れた姿のまま放置することは、まちにマイナスの磁場を発生させ、その磁場がさらに
住民の心を荒めて、マイナス力を増幅させ、マイナススパイラルを加速させ、まちを衰退へと
向かわせます。まさにブロークンウィンド理論(窓ワレ理論)〔※注1〕そのままです。
そんな思いを強く持つ‘志’ある人たちの協力のもと、今年も保津川が美しくなりました。
清掃終了後は、参加全員で恒例のお楽しみ抽選会が、今年も行われました。
景品としては「保津川下りペアー乗船券」や丹波黒豆、トロッコ列車のクリスタル文鎮、
それに今、亀岡B級グルメ界話題のたこ焼きや「てつ屋」のたこ焼き無料券など。
ご協力いただいたスポンサーの皆さま、おかげさまで、参加者の皆さまはとても
喜んでお帰りいただけました。本当にありがとうございました。
相変わらずの手作り市民イベントでもあり、参加者の皆さまには何かと
行き届かないところがあったこととは思いますが、これからもスタッフ一同
力を合わせて、美しい川・保津川の保全活動に邁進していく所存ですので、
今後も、心強いご支援をよろしくお願い致します。
今回「ふるさと清掃運動会IN保津川」のポスターを貼っていただいた店舗また住宅の
皆さま、お陰さまで多くの参加者に来ていただくことができました。
本当にお世話になり、ありがとうございました。感謝申し上げます。
※注1…1969年、スタンフォード大学の心理学者フィリップ・ジンバルド教授が発表
した理論。まちの比較的治安のいい場所で、ボンネットを開けっ放しした車2台を1週間放置した。
そのうち1台はボンネットの他に窓ガラスを割って放置したところ、ボンネットを開いている車の
方は何も起こらなかったが、窓ガラスが割れている車の方は、10分後にバッテリーが盗まれ、
続いてタイヤがすべて持ち去られた。さらに落書きや破壊行為が行われ、1週間後には完全に
スクラップ状態にまで破壊されたという実験から導かれた理論。
という趣旨のもと10月1日から1ヶ月間をかけ、日本中を美しくする
国民的清掃イベント「ふるさと清掃運動会IN保津川」が3日、今年も亀岡市の
保津大橋上流の河川敷で開催され、地元亀岡をはじめ関西地域から120名を超える
参加者が駆けつけ賑やかに行われました。
この清掃運動会は、王貞治元福岡ソフトバンク・ホークス監督が委員長を務める
「ふるさと清掃運動会~環境アクション2010~実行委員会」が全国各地の
美化活動をされてる団体等に呼びかけ、北は北海道から南は沖縄までの日本中を
掃除する全国的清掃イベントで、京都会場として「保津川」が選ばれています。
今年で4年目。
午前9時から始まった清掃運動会。
今年もNPOナルクやガールスカウト亀岡の皆さんや保津自治会、篠自治会など様々な地元団体の
方々も参加くださいました。また、亀岡市の職員の方々、そして毎月保津川の清掃に来てくださる
桂川孝裕府会議員さんなど行政や政治家の方も積極的に参加くださいました。
まちの清掃はまち総がかりで!‘みんな’の力を結集することがなにより大切です。
草莽崛起!この草の根活動で築いた絆の強さが、まちを必ずよくしていく原動力になると確信しています。
今年も川の漂着ゴミを回収するため、ゴムボートが出動しました。
約2時間の清掃活動で、土嚢タイプのゴミ袋が143袋。中身は河川敷・河原ではペットボトルやトレイと
いった漂着ゴミ。また堤防近くの土手の草むらからは農業用の肥料袋と古タイヤなど川系ゴミの常連が顔を揃えます。
中には浴槽が2個 !廃車まで!・・・ここまで捨てに来るまでも相当手間が掛かる不法投棄がありました。
参加した小学生の女の子は「なんで?なんで?こんなところにお風呂があるの・・・」の驚きを隠せない様子で
「大人たちって、偉そうに言うけど、こんなこと平気でするなんてダラシナイ!」と怒りが収まりません。
また別の子は「保津川がこんなに汚れているなんて、なぜ、もっと多くの人が掃除に来ないの?」と
不思議に思っている様子でした。
わたし達のPR不足を反省させられると同時に、私たち大人は子ども達のこのような声を
しっかりと胸に刻まなければいけないと思いました。
前回のブログでも書きましたが、我々は子ども達に重いツケを回してはいけないのだと!
回収されたゴミは、亀岡市環境政策課が用意して下さった2tトラックに満載状態でした。
世界の常識では、ゴミが散乱している姿はそのまま、そこに暮らす人の心の姿を表すといわれています。
特にその中でも、いのちを支える水、その母なる存在の川。まちの象徴といえる川の環境の現状は
住民の心理状態を表します。川が汚れていれば、汚れが汚れを呼び、そこの地域に住む人の心にも
悪影響を与えます。
「その国の人間を知りたかったら、その国の川を見ろ!」というのはまさに真理を突いています。
汚れた姿のまま放置することは、まちにマイナスの磁場を発生させ、その磁場がさらに
住民の心を荒めて、マイナス力を増幅させ、マイナススパイラルを加速させ、まちを衰退へと
向かわせます。まさにブロークンウィンド理論(窓ワレ理論)〔※注1〕そのままです。
そんな思いを強く持つ‘志’ある人たちの協力のもと、今年も保津川が美しくなりました。
清掃終了後は、参加全員で恒例のお楽しみ抽選会が、今年も行われました。
景品としては「保津川下りペアー乗船券」や丹波黒豆、トロッコ列車のクリスタル文鎮、
それに今、亀岡B級グルメ界話題のたこ焼きや「てつ屋」のたこ焼き無料券など。
ご協力いただいたスポンサーの皆さま、おかげさまで、参加者の皆さまはとても
喜んでお帰りいただけました。本当にありがとうございました。
相変わらずの手作り市民イベントでもあり、参加者の皆さまには何かと
行き届かないところがあったこととは思いますが、これからもスタッフ一同
力を合わせて、美しい川・保津川の保全活動に邁進していく所存ですので、
今後も、心強いご支援をよろしくお願い致します。
今回「ふるさと清掃運動会IN保津川」のポスターを貼っていただいた店舗また住宅の
皆さま、お陰さまで多くの参加者に来ていただくことができました。
本当にお世話になり、ありがとうございました。感謝申し上げます。
※注1…1969年、スタンフォード大学の心理学者フィリップ・ジンバルド教授が発表
した理論。まちの比較的治安のいい場所で、ボンネットを開けっ放しした車2台を1週間放置した。
そのうち1台はボンネットの他に窓ガラスを割って放置したところ、ボンネットを開いている車の
方は何も起こらなかったが、窓ガラスが割れている車の方は、10分後にバッテリーが盗まれ、
続いてタイヤがすべて持ち去られた。さらに落書きや破壊行為が行われ、1週間後には完全に
スクラップ状態にまで破壊されたという実験から導かれた理論。