新聞によると、2010年3月に卒業予定の大学生の就職内定率は
12月1日現在で73.1%と、就職できない大学生が
前年度比6割増の約13万人にも達し、大学卒業予定者の
4人に1人が就職できない事態となっている。
また、2009年の15歳から24歳までの失業率が平均9%を超えていることなど、
若年層の雇用状態がさらに悪化している結果を示した。
私達の保津川遊船でも毎年4~6人の新入船頭を雇用していたが、
今年は新規募集を行なわないことを決定した。
長期化する景気低迷という厳しい社会状況の中、若者の就活はまさに困難を極めているのだが、
その一方で、狭き門を通過して企業に入社したにもかかわらず、
就労環境の不一致などから早期退職する若者が再び急増するなど、
若者の雇用状態は一段と複雑さを増している感がある。
大学生の雇用に関しては、一部の大企業に集中する傾向が強く、
逆に優秀な人材確保が困難になる中小企業がでるなど雇用希望のアンバランスは是正されず、
相変わらず学生の企業ブランド志向の根強さを示している。
第一希望の企業に入社できなかった者の中には、ブランド志向と自分自身のプライド(?)からか
「ここは自分が居るべき所ではない」と早期退社する者も少ない事実がある。
「一体、人は何のために生まれ、何のために働くのか?」
日本企業と経済、そして社会の再生のために、私達国民みんなで、
もう一度その意味について深く考える必要があるのではないか?
記事を読んで強くそう感じた。
「何のために人は生まれ、何のために働くのか?」ということは
学校でも家庭でも深く教育されたことが無い日本人が殆どではないか。
このような人間としての本質に迫る問題に明確な概念や信念をもつことは、
けして軽んじてはいけない極めて大事なことと思える。
とはいえ、私自身も明確な信念を意識するまでには至ってはいない。
「なぜ、私は船頭をしているのか?仕事とは自分にとって何なのか?」
その答えを求める長い思想の旅路に船を漕ぎ出したいと思う。
戦後日本が無くした独自の豊かな精神文化を辿り、聖者や偉人が歩き悟った道を訪ねながら、
今の自分の姿と照らし合わせ「なぜ生きるか、なぜ働くのか」といった
究極の人間学を探求したい。
12月1日現在で73.1%と、就職できない大学生が
前年度比6割増の約13万人にも達し、大学卒業予定者の
4人に1人が就職できない事態となっている。
また、2009年の15歳から24歳までの失業率が平均9%を超えていることなど、
若年層の雇用状態がさらに悪化している結果を示した。
私達の保津川遊船でも毎年4~6人の新入船頭を雇用していたが、
今年は新規募集を行なわないことを決定した。
長期化する景気低迷という厳しい社会状況の中、若者の就活はまさに困難を極めているのだが、
その一方で、狭き門を通過して企業に入社したにもかかわらず、
就労環境の不一致などから早期退職する若者が再び急増するなど、
若者の雇用状態は一段と複雑さを増している感がある。
大学生の雇用に関しては、一部の大企業に集中する傾向が強く、
逆に優秀な人材確保が困難になる中小企業がでるなど雇用希望のアンバランスは是正されず、
相変わらず学生の企業ブランド志向の根強さを示している。
第一希望の企業に入社できなかった者の中には、ブランド志向と自分自身のプライド(?)からか
「ここは自分が居るべき所ではない」と早期退社する者も少ない事実がある。
「一体、人は何のために生まれ、何のために働くのか?」
日本企業と経済、そして社会の再生のために、私達国民みんなで、
もう一度その意味について深く考える必要があるのではないか?
記事を読んで強くそう感じた。
「何のために人は生まれ、何のために働くのか?」ということは
学校でも家庭でも深く教育されたことが無い日本人が殆どではないか。
このような人間としての本質に迫る問題に明確な概念や信念をもつことは、
けして軽んじてはいけない極めて大事なことと思える。
とはいえ、私自身も明確な信念を意識するまでには至ってはいない。
「なぜ、私は船頭をしているのか?仕事とは自分にとって何なのか?」
その答えを求める長い思想の旅路に船を漕ぎ出したいと思う。
戦後日本が無くした独自の豊かな精神文化を辿り、聖者や偉人が歩き悟った道を訪ねながら、
今の自分の姿と照らし合わせ「なぜ生きるか、なぜ働くのか」といった
究極の人間学を探求したい。