ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

磯の上に 生きふる馬酔木を 手折らめど 見すべき君が 在りと言わなくに

2012年03月26日 | 日記
 昨日はこの辺一帯をおさめていた名士の子孫の方の葬儀に参列。
○○寺(曹洞宗)の1番の檀家の総代でもあった。

寺の駐車場は満杯。
お寺をあげての葬儀に映った。

曹洞宗の本山の管長もみえ、お経ををとなえられていた。
いでたちは頭を覆い隠す頭巾。
1番めの弔辞がその管長。おごそかであった。

2番めの方は檀家の代表から、万葉集の上記の一句が捧げられた。

3番目の方は○○神社の神官。
春の咲く花をまたず、淡雪のとけるがごとく逝ってしまい・・
感謝の言葉が述べられていた。

粛々と進む予定だった。
しかし4番目の友人代表のSさん上がってしまい
気の毒に名前を間違えてしまった。
しかもめがねを忘れ弔辞がうまく読めなくなった。
本人はいたって真剣。どうにか読み終えた。
おかげで参列された方の空気も
次第と和やかに変わった。
(Sさんの中傷ではないこと、Sさんの明るい人柄の紹介でもある)


亨年75歳
同級生の一回り半以上年の離れた長兄でもあった。

合掌。


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その84 山崎直子と将来直木賞作家、15歳の恭太郎君

2012年03月25日 | 日記
 山崎直子著「夢をつなぐ」の感想文をかいた三船恭太郎君の文に注目。
以下その一節を紹介。
中略
進学や就職といった人生の分岐点に立った時夢半ばにして散った
宇宙飛行士クリスタの想いが自分に刻み込まれその想いに導かれた
と振り返っている。宇宙飛行士になる運命だったということか
ふと、流れ落ちる星が15歳の山崎さんの心に溶け込む様を想像したが
読み進むうちに運命という言葉ではかたづけられない強い意志を感じた。
熱くはないが凛とした強い信念のような。
・・・
受験勉強も夢への一歩。
楽しまなくてはもったいない。
山崎さん流でいこう。
・・
私の住む岩手では地震で大きな被害をうけた。
「どんなに悲惨な災害が人々を襲おうとも
飢餓や貧困があろうとも
それでも生きている世界は美しい」
という一文に数カ月前なら首を横に振った。
しかし震災から5カ月過ぎた今
海は青く水面を陽に輝かせ、その海と太陽の光に背中を押され
前を向き復興への道を歩き始めた人たちがいる。

「地球もそこに授かった私たちもみな宇宙の子」
母なる宇宙は地球も海も、傷ついた人の心も
丸ごと包み癒してくれるのだ。


これは今年の青少年感想文コンクールで中学校の部、
 内閣総理大臣賞に輝いた
最優秀作品である。(恭太郎君は12歳でも同賞受賞。本を出版している)
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その83 ものごとには2通りある。時には客観的に受け止める冷静さを

2012年03月24日 | 日記
 昨日は某ホテルで和気あいあいとした15人の送別会。
昨年は震災直後ということで自粛。
昼に会食会でささやかな送別会、離任式もなかった。
未曾有の震災のショックが心を離れなかった。

前号の続き
夢をかなえるためには
それに関連したいくつかの選択肢を用意しておくこと
宇宙飛行士がだめならそれでエンドではない。
いくつかの選択肢の中で考えるということ

結構小さい時には○○になりたい
宇宙飛行士になりたいなど
大きな夢を抱いている子も多いはず。

人生感。
物事のなかで自分の力でどうにかなることと
どうにもならないことがあること
人間関係などで
時には客観的に冷静にうけとめる勇気が必要なこと

これは彼女をサポートしていた夫との関係を示唆しているように推測される。

夢を追い続ける強い意志と両極端のこだわりのなさ。
(最近多いストーカー事件。ここが欠けているのでは)

これが彼女の強さを象徴していると感じた。




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その82 宇宙から地球を望む

2012年03月22日 | 日記
 マッハ25 秒速8キロ、90分で地球1周
宇宙から地球をみる。ガガーリンの『地球は青かった』の世界。
いつもの地球儀の見方の発想からの転換。
どこの場所かわからない。
多様な見方が必要なのであった。
ナイル川も逆の上下が逆さの方向。

宇宙船では15日間で70の実験。
手で体を支え手をつたって歩く。
股にものをはさんで運ぶ。
重力がないので誰もが力持ち
頭はムーンフェイスで逆に足はスリム。
筋肉は1日1%弱くなり骨粗鬆症の心配。

クモは適応能力が高い。
2日目から丸いクモのすのあみをはりめぐらしたこと。
ナズナは根がくるっとまわること。

生活用水は普段は1日300Lだが宇宙では1日3L
2Lが飲み水。1Lが宇宙食等への活用。
自分の尿も殺菌処理で飲み水へ。
今宇宙食は200種類ほどあるとのこと。
(宇宙食は以前奥州の天体観察施設で販売していた。)

山崎宇宙飛行士の好きな言葉は
高村光太郎の「ぼくの前に道はない。ぼくの後ろに道はできる」
その他、私生活でのサポートなど
人生半ばで悟った彼女ならではの言葉が印象的であった。

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その81 動機は小2の時、天体望遠鏡で

2012年03月21日 | 日記
前号の続き
山崎直子の宇宙飛行士になりたいと思った動機。
小2、父の転勤先の札幌で。
普通の子が感じる天体望遠鏡で月のクレーターの観察。
そしてアニメの「宇宙戦艦ヤマト」
中3の時、毛利・向井・土井が国際宇宙飛行士に選抜される。
1990、大学に入学後アメリカに留学。
資金はロータリーからの奨学金で。語学力をつける。略


訓練の様子
ヘリコプターが墜落を想定。
逆さに海中へそこをどう脱出するか
水圧が一定になってから動く
逆さで右が左になっている感覚が意外にできない。
サバイバル訓練は過酷。
ロシアの-30度の雪原。ここで2泊3日。
ありあわせのもので耐える。
これは帰還した際、
目的地からずれた時発見されるまでを仮定した訓練。
1日目はわずかな水だけ。
2日目はわずかな乾パン。等
 実際に飛び立った時の宇宙空間は次回




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