香港の民衆は反共産党を明確にした。自由を守りぬくためには、生温いことを主張しても意味がないからだ。昨日はデモが禁止されたにもかかわらず、各所で若者と警官隊が衝突した。警察本部前は炎上して、まさしく香港政府の落城を思わせる光景であった▼中国共産党は大きな衝撃を受けたはずだ。産経新聞の報道によると、人々は「共産党を追い出して、香港を取り戻せ!」と訴えた。さらには、トランプ大統領に助けを求めるプラカードもあった。習近平は必ずや人民解放軍の戦車を動かすはずだ。戒厳令を布告して、それに反する者たちには、情け容赦なく銃弾を浴びせるだろう。毛沢東自身が語っていたように「銃口から政権が生まれる」のが共産主義であり、そのための暴力は容認されるのである▼香港の民衆は絶望的な戦いを繰り広げている。赤に屈するよりはましだと、そう信じて立ち向かっているのだ。香港ばかりでなく、韓国でも自由が奪われようとしている。これに反発する保守派もまた、街頭に出て頑張っている。自由アジアは重大な危機に直面しているのだ。まず私たちがやるべきは、内なる敵を壊滅に追い込むことである。そして国家として身構え、危機に備えるのである。間違っても、安全保障の面で譲歩してはならない。一刻も早く憲法改正を急ぎ、自衛隊を国軍にし、守りを固めるべきなのである。
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レーニンの『ブハーリン 過渡期経済論 評註』は、スターリン派がブハーリン派を粛清するために利用するべく1929年に発表されたが、当の『過渡期経済論』そのものは、「国禁の書」だから読むことができないというチグハグぶりだった。(笑い)
嘘か誠か、わたしには確かめるすべが無いのだが、韓国で『反日種族主義』という本が売れているそうである。パク・ユハの『帝国の慰安婦』のような顛末(テンマツ)になるか、見届けよう。
黄 文雄の『立ち直れない韓国』(2014年・扶桑社刊、1998年の同名著作に加筆)を、当時の韓国で出版すれば、どう扱われただろうか。そもそも出版が無理。それとも出版後に“発禁処分”だろうか。あるいは、ブハーリン『過渡期経済論』のような扱いをされただろうか。
本書について(一部ネタばれになるが)、あるアマゾン・レビュワー(LAW人)は、「個人的に興味を惹いたトピックを幾つか紹介したい。まずは韓国側の『歴史認識』に言う『日帝』の『七奪』について、その『日帝』(朝鮮総督府)が行った近代化、李朝時代から続く『身分階級制度』の廃止、『奴婢解放』、戸籍の整備、『創氏改名』の歪曲など、読み応えがある。中でも韓国歴史家の格好の批判対象となる『創氏改名』については、著者は真っ向からこれに反駁し、『身分階級制度』から『最下級』の人間に『姓氏』が許されなかったことなどを高麗朝の歴史から『創氏改名』の事実を説きつつ、『日帝』の行った『身分階級制度』の廃止と『創氏改名』の歴史的意義を指摘、韓国の『歴史認識』について、『なぜ“姓氏”差別をした 李朝を直視しないのだろうか』と指弾している。高麗朝からの中国王朝に阿諛(アユ)するような『創氏改名』の事実や地域差別など、韓国の『歴史認識』の独善を1つずつ反駁し、『七奪』を『七恩』と結ぶのが極めて興味深い。」(前後を省略)と評している。
自由民主党の石破 茂君は、「創氏改名」についてなにか発言していたようだが、色々と不勉強のように見受けられる。政治家は、情緒に流されず史実を語らなければならない。