1946 11 2024-02-25 10:48:17 | 俳句日記 1946 11 AI 『気持ちを表すことばの事典』飯間浩明著の「せつない」の項目は、 きゅんきゅん 遣る瀬無い 胸が締めつけられる 名残り惜しい 遣り切れない です。 【一句】[切ない」とAI囁く余寒かな
1946 10 2024-02-24 13:43:01 | 俳句日記 1946 10 美人女優 NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』を録画して観ている。 月~木15分ずつ。 時間の合間に観られる。 話は同性の恋に入っていった。 ちりちりするような緊張感のある科白が交わされる。 作りたい女は科白の時首を少し振る癖があるみたい。 沢口靖子きんもそうだった。 【一句】水とりや美人女優は首を振る 「水とり」は二月堂のお水取り。 水とりや氷の僧の沓の音 芭蕉
1946 9 2024-02-23 10:38:05 | 俳句日記 1946 9 切ない 朝四時に目が覚めた。 何故か「切ない」。 字が小さくて読むのを諦めた『気持ちを表す言葉の事典』を調べてみよう。 何故か「切ない」 ここにこうしていることが「切ない」 【一句】眠り来ぬ布団にくるむ五尺かな
1946 8 2024-02-22 06:26:42 | 俳句日記 1946 8 補聴器 去年の11月最後の日、補聴器を初めて付けた。 もう去年か。 決心したのは、義母の四十九日。 義兄が話しかけるのに僕が反応しなかった。 見かねた妻が「ちょっと耳が」と。 皿洗い機がこんなにやかましいとは知らなかった。 功罪半ばと言うところか。 聞こえるのは耳、分かるのは頭。 スーパーで女店員が耳元ではっきりと優しく言ってくれた。 とにかく付けている。 落としたら大変。八万何千円。 デモ機だけれど初っぱなに病院で落としている。 幸いに拾ってもらった。マスクとの相性が悪い。 【一句】囀りや補聴器友に一句詠み
1946 6 2024-02-20 13:20:52 | 俳句日記 1946 6 夢 よく夢を見る性分だと思う。 子供の頃からそうだった。 大人になっても、老人になってもそうだ。 ろくな夢を見ない。 時には金縛りになる。 楽しい夢を見たい。 ほんま。 職場のリアルな夢が多い。 17年も経つのに。 絶対に会うことのない同僚に出会う。 病院薬剤師のリアルな職場。 いつも不安にかられて仕事をしている。 「まちごたらあかん」 久し振りに飛ぶ夢を見たら、落ちた。 【一句】白飯に海苔の佃朝の膳
1946 5 2024-02-20 09:03:12 | 俳句日記 1946 5 頭内爆発音症候群 夢に婆さんが出てきた。おひめ様抱っこをしたから夢に間違いない。 その時突然大きな音がして目が覚めた。 東から「なんやねん」という声が聞こえた。 なんやねん。 枕元のスマホで検索する。 頭内爆発音症候群。 なんやねん。 まずは小便に行く。 【一句】小便の出方気にして春憂ひ
1946 4 2024-02-19 08:53:12 | 俳句日記 1946 4 梅 いつもの所に梅はもう咲いているのだろう。 朝の散歩を100メートル延ばさなければ梅は観られない。 【一句】よたよたと今年の梅に会ひに行く
1946 3 2024-02-18 09:30:46 | 俳句日記 1946 3 あぶく 僕はそろそろ死ぬのではないかと思う。 生まれて生きて死ぬ。 僕は、無数の連鎖の中のあぶくのひとつなのだ。 【一句】暖冬やふたがみ山に手を合す
1946 2 2024-02-17 10:09:37 | 俳句日記 1946 2 義母の死 去年の8月26日、午前二時に電話が鳴った。 施設からの電話だ。 一目で死んでいるのが分かった。 義母の時間が止まっていた。 「死」とは時間が止まること」 【一句】母の骨拾へば軽し草の花