「機嫌のいい犬・川上弘美著」川上さんの俳句は面白い。表紙のキャッチコピーのように575の小さな物語です。情景が作る物語。ふと女の性(さが)が透けて見える句もあります。女の人の感性だなあと胸を突かれます。
○情念のうすくうすく氷よ張れ
○性愛の深き眠りや羽蟻とぶ
○恋愛の如く我が子と抱きあふ
俵万智さんの短歌とも違う新しい俳句ですね。半分ほど読み進みました。いっぺんに読んでしまうのがもったいない本です。
○情念のうすくうすく氷よ張れ
○性愛の深き眠りや羽蟻とぶ
○恋愛の如く我が子と抱きあふ
俵万智さんの短歌とも違う新しい俳句ですね。半分ほど読み進みました。いっぺんに読んでしまうのがもったいない本です。