『時間は存在しない』カルロ・ロヴェッリ(著 )冨永星(翻訳) 2020-02-11 14:25:18 | 読書 予約の順番が来て、図書館で借りた。 栞が約八分の一のところにある。 多分前に借りた人がこのあたりで読むのやめたのだと思う。 僕もやめようとそのあたりで思った。 進めていくとその気持ちは強くなった。 次の予約も入っていて、延長は出来ない。 とにかく読み進めた。 難解な本だ。 過去現代未来で語られる時間は存在しない。 読んでいる内に次々と疑念がわいてくる。 時間の主人公である自分とは何者だろう? 記憶とは? 生きているとは? そしてこの一節に突き当たる。 『ちょうどポール・マッカートニーの「丘の上の愚か者」が沈む夕陽を見て、地球が回っていることを悟ったように、そして、自分たちが時間であることを悟り始める』