ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2010.9.12 合唱練習・先生と再会

2010-09-12 20:59:19 | 合唱
 息子は試験が終わった直後の日曜日、ということで朝から意気揚々とお友達と遊びに出かけた。試験が終わってからは毎日すっかり遊び全開モードなので、あえて今日は1日遊ぶから、と宣言して頂くこともないのだが・・・。

 私は今日も12時半から校友音楽祭の合唱練習だったのだが、洗濯等でもたもたしていたら、いつも乗る急行に間に合わなくなって次の急行は20分後。練習場の最寄り駅に着くと、どこのファーストフードやカフェも満席で、結局、練習に30分ほど遅刻してしまった。
 それでもまだ発声練習の時間内だろうからと、そっと後ろから入ったところ、なんともう先生がいらしていていつも指揮をしているTさんが曲をお披露目しているところ。あわてて合唱に加わる。いつも練習している5曲+私は殆ど初見の曲を1曲歌った後、先生のご指導にバトンタッチ。

 今日もソプラノは先輩2名に後輩1名、現役1名と私の5名。磐石なアルトは8名で、男性が20名弱といったところか。
 小一時間練習後の休憩時間に、アルトの先輩が楽譜に先生のサインをお願いしていらしたので、私も意を決して、持参した29年前の初めての定期演奏会のLP二枚組、にサインをお願いした。29年前の真ん丸な顔をした写真を指して「これが私です。」と恥ずかしながら白状して・・・。先生は先月20日で79歳になられたということなので、ちょうどこの定期演奏会の頃は今の私くらいのお歳。実にダンディで男女ともに団員は皆間違いなくファンであった。

 去年、同期の友人が、今回と同様の先生の誕生パーティのとき、サインをお願いしていたのを横目で見て羨ましい・・・と思っていたのだが、残念だけれど、おそらくそのLPは実家にあるのだろうし(すぐは見つからないだろう)と思っていたところ、先日、ひょっこり自宅にあるのを見つけて機会をうかがっていた。また宝物が増えた。残念ながらレコードプレーヤーがないので、聞くことはできないのだが・・・。
 その後、2時間ほど練習して、今日は終了。それにしても先生の一振りで、痛みも忘れ、出ない声も出るような気がしてくるのが本当に不思議だ。

 その場で練習場所を提供してくださっている先輩から「至急お隣同士でじゃんけんをして男性2名、女性2名を決めるように!」というお達し。なんでこういう時だけじゃんけんに強いのだろう、と思うが、案の定残ってしまった。隣室に呼ばれ、何かと思うと、メイドさんのエプロンとカチューシャをつけて立食パーティの給仕をせよ、ということ。大先輩の男性お二人とアルトの先輩と。この年になって、なんともはや・・・という感じ。じゃんけんに勝ったはずなのにこれでは罰ゲームではないかと、ぶつぶつ。
 乾杯後、皆で先生にハッピーバースデーの歌を歌い、特製のデザートが給仕されたところで失礼した。
 次回の練習は2週間後。今度は同じ校友音楽祭に参加するマンドリン部のギタリストも迎えての練習ということだが、残念ながらあけぼの会の勉強会とバッティングしてしまい、参加できない。

 やはり右手で荷物を持つとポート周りが圧迫されるようで腋の下まで痛みがある。帰りに軟膏を塗った。
 急いで帰路についたが、帰りの電車内であっという間に真っ暗になってしまう。今年は暑いので実感がないが、あと10日もすれば秋分の日なのだから、当然といえば当然なのだが・・・。
 自宅の最寄り駅に到着したが、楽譜やらレコードやらでいっぱいのバックのストラップが肩に食い込み、家まで15分を歩く元気がなく、軟弱にもまたタクシーに乗ってしまった。

 帰宅すると夫が夕食の準備をしておいてくれた。息子も今しがた帰ってきた模様。
 それにしても夫が夕食の支度をしてくれるか、外食に逃げるか、どちらかでないとこうした時間帯、都心での練習を続けるのは難しいなあ、と思う。と同時に、夫に感謝だ。かつての私なら無理に頑張って夕飯の支度までしてイライラとしつつ出かけたのかもしれないが、最近はすっかり出来ないことは出来ない、夫にお任せ、に方向転換している。

 ポート周りの発赤については飲み薬と塗り薬のおかげで大分おさまっているし、黒ずんだりという見た目の悪化は今のところ見られないので、何とか明日は皮膚科に行かずにすみそうだと思っている。
 今日は早めに休んで来週からに備えたい。
コメント
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