ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2010.12.29 今を繋いで、今をしっかり生きる

2010-12-29 10:42:25 | 日記
 先日来ちょくちょくお邪魔させて頂いているひよこさんのブログで、闘病中のお友達の訃報に接したり、クリスマスイブの検査等で頑張れない、と書いておられるのを拝見し、辛い気持の中、コメントを寄せたところ、私の言葉「今を繋いで、今をしっかり生きる」がまさに(私たち再発患者の)闘病そのものだ、というお返事を頂戴した。

 それにしても、私ときたらナベルビン投与の翌日から、寒波が来ているという道北地方に急遽出かけたりして、今しかない・・・、と、かなり刹那的と思えるほどの生活をしている。その結果かどうか、すっかり風邪をひいてしまったのはまさしく自業自得である。

 それでも、今、病状が落ち着いている中で、思い切って行かなければ次回はないかもしれない、来年の冬も今のように悪い細胞がおとなしくしてくれているかどうかは神のみぞ知る、で、もう行けないかもしれない・・・、と思うと、信じられないパワーが出るものだ。これぞ火事場の馬鹿力というのだろうか。

 今回の旅行では、集合写真もずうずうしく最前列に陣取ってにっこり笑って写ってきた。こんな集合写真を撮る旅行に参加したのは本当に何年ぶり。小さかった頃、こうした集合写真では必ず最前列で旗を持ちたがった息子も、数年経ってみればすっかり反抗期・思春期真っ只中で、こっそり後ろで写りたい、出来れば写りたくもない、と全く状況が変わっていた。そのため、息子からは「出しゃばり!」と大顰蹙をかったけれど・・・。とにかく、今、この時、精一杯生きている、という何らかの証が欲しいのだ。

 通院の合間を縫って旅行も行って、仕事もして、家事もあれもこれも完璧にやりたい、というのはさすがに無理だから、一番皺が寄るのはやはり家事(!)かもしれないけれど、それはもう片目(いや両眼か)をつぶるしかない。今日、頑張って大掃除もどきをすれば、また明日からお出かけするのだから(パソコンを持っていくのでブログはちゃんと更新する予定です。)、本当にキリギリス一家ではある。

 そういえば、今年2010年は国民読書年だった。
 今年読めた本は、今日現在317冊。昨年が315冊だったから、少しテンポアップしたようだ。それにしても読んだ先から忘れているから、同じ本を2回手にとって読み終わる頃に気付く、ということがあるのも前に書いたとおり。どのくらい頭にとどまっているか、と問われればとても大きなことは言えないけれど。
 そして、今年見た映画は28本。昨年は25本だったからこちらもアップテンポ。

 病気になってから6年近くで読んだ本は907冊。
 初発で入院したときに、この後、死ぬまでに1000冊読めるだろうか、と思っていたけれど、なんとか達成しそうだ。やはり間違いなく再発後、読書のテンポは大きくアップしている。(2005:116冊、2006:30冊、2007:50冊、2008:79冊)当然ながら、毎週の数時間の点滴時間など通院日が増えたことによるけれど。

 映画もそう。かつて息子とアニメ、夫とアクションものを細々と見ていた時よりも、一人でふらりと行くことが多くなった。(2005:12本、2006:19本、2007:18本、2008:14本)そして食わず嫌いも言わず、新しい発見があるかもしれない、と時間が合えば2時間の異次元空間に乗り出せる。通院のため、なかなか遠距離の長期旅行が出来なくなったことにもよるかもしれない。画像を見ることで、世界旅行、日本旅行、時間旅行までが出来るのだから。

 そうして私は、今を繋いで、今をしっかり生きたい。
 今年もあと2日を残すのみとなった。今朝は6度台に下がったものの、鼻水と鼻づまり、咳は相変わらず。午後から年内最後に行こうと思っていたピラティスもキャンセルした。大洗濯はしているが、恥ずかしいけれど大掃除はとても出来そうにない。

 私なりに精一杯の2010年だった。そしてまた、来るべき年も精一杯の2011年にしたい、と心から思う。
コメント
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