今日は家族3人で夫と息子は美容院、私はマッサージ、その後どこかでランチの予定だったのだが、昨夜の発熱で私だけキャンセルをしたため、遅めに起きて、2人を送り出し、洗濯だけ何とか済ませる。
昨夜は親戚等からお歳暮が到着した電話が数件あったが、私は入浴もせずにベッドに入ってしまったので、出ずじまい。すると、朝、平成になって間もない頃に職場でお世話になった方からお菓子が届いた。
この方は当時20代だった私がお世話になった係長。今でも、この方から学んだこと以上のことを指南して頂いた方とは出会ったことがないと思っている。そんなわけで毎年、私が勝手にお中元お歳暮をお送りしているのだが、本当にご丁寧にいつも必ずお返しの品を頂く。恐縮しつつ、すっかり夫のおやつとなっている。
2人でお昼を食べてくればいいのに、息子は夫の調髪が終わるまで待たされるのが嫌とみえて、2時間ほどするとさっさと自分ひとりで帰ってきてしまった。ずいぶん短くしてツンツン頭。そんな風にして欲しいと、本人がいつもの美容師さんに交渉したらしい。
私がリビングでぐったり横になっているのを見て、「ベッドで寝ればいいのに、あなたがそこにいると鬱陶しい。」と言い、ちゃっちゃとカップ麺のお昼を一人で準備している。
熱は下がったけれど、とにかく体がだるくて痛くて、頭も重く、あまり食欲がない。
昨日、一昨日と読みかけてあと少しで読み終わらなかった2冊の本だけ何とか読み終えた。
1冊目は夫が買ってきてくれたハードカバー本。石川高子さんの「ブラバンキッズ・ラプソディー 野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の挑戦」(三五館)帯には「普門館に伝説を生んだ“野庭サウンド誕生の原点”夢の舞台『12分間』へ一途だった、汗と涙の青春ノンフィクション」とあった。
私が中学生のときに普門館で演奏できたのは、東京地区大会がそこで開かれたからであって全国大会に出場できたわけでないし、高校ではコンクールよりも自分たちの演奏会がメインだったので、ちょっと感じは違うけれど、懐かしい手書きの楽譜などを見つつ、しばしタイムスリップ。
2冊目は齋藤由香さんの「猛女とよばれた淑女 祖母・齋藤輝子の生き方」(新潮文庫)。大病院のお嬢様、夫は歌人・齋藤茂吉、息子は精神科医・齋藤茂太、作家・北杜夫、超セレブの破天荒人生」という帯。齋藤由香さんとは同世代だし、窓際OLシリーズはこれまでずっと笑い転げつつ読んできた。北杜夫さんのドクトルまんぼうシリーズも中学生の頃読んだし、茂太先生の元気になる著書にもお世話になっている。
その齋藤家3代目の彼女にとって明治28年生まれの祖母がいつも輝ける星だったという。「89歳で大往生を遂げるまでに海外108カ国を踏破。気高く烈しいその障害を孫娘が丹念に綴った傑作評伝」と裏表紙にあるとおり、私にはこんな凄いおばあちゃまはいなかったけれど、孫娘として胸が熱くなる部分が沢山あった。
結局、今日も家から一歩も出ずに無為に不機嫌に過ごしてしまった。
ナベルビンを始めた最初の頃は、金曜日の午後あたりから体調が悪くなっても土曜日後半には復活していたし、1クール1回目ではそれほど酷くなかった。2回目でちょっときついかなと思っても、まだまだ外に出られる程度だった。が、どうも今回は具合が悪くなり始めるのが早かったし、前回に引き続いて熱も出てしまった。今日は熱が下がってもだるさと体の痛み、頭痛がとれない。
これからずっとこうなのかな・・・、と思うと、情けなくも実に投げやりな気分になる。 週4日仕事に行って、週1日通院し、土日は具合が悪くてじっと家で耐えて過ごし、なんとか復活するとまた新しい1週間・・・では、やはり虚しい。3週間に1度の休薬の週の土日だけを楽しみに日々を過ごす、というのではなんだかなあ、である。
行動が制限されるのはある程度仕方ないと頭ではわかっているけれど、思うように動けないのは切ないものである。自分では副作用でちっとも病が良くなっているという実感がない。けれど採血の結果、数値は奏功を告げている。だから薬を止めるわけにはいかない、というこのパラドックス。
昨日に続けてお弁当の夕食、というわけにはいかないので、今日は何とか夕飯の支度はした。
明日は少しまともに動けるようになっていますように・・・。
昨夜は親戚等からお歳暮が到着した電話が数件あったが、私は入浴もせずにベッドに入ってしまったので、出ずじまい。すると、朝、平成になって間もない頃に職場でお世話になった方からお菓子が届いた。
この方は当時20代だった私がお世話になった係長。今でも、この方から学んだこと以上のことを指南して頂いた方とは出会ったことがないと思っている。そんなわけで毎年、私が勝手にお中元お歳暮をお送りしているのだが、本当にご丁寧にいつも必ずお返しの品を頂く。恐縮しつつ、すっかり夫のおやつとなっている。
2人でお昼を食べてくればいいのに、息子は夫の調髪が終わるまで待たされるのが嫌とみえて、2時間ほどするとさっさと自分ひとりで帰ってきてしまった。ずいぶん短くしてツンツン頭。そんな風にして欲しいと、本人がいつもの美容師さんに交渉したらしい。
私がリビングでぐったり横になっているのを見て、「ベッドで寝ればいいのに、あなたがそこにいると鬱陶しい。」と言い、ちゃっちゃとカップ麺のお昼を一人で準備している。
熱は下がったけれど、とにかく体がだるくて痛くて、頭も重く、あまり食欲がない。
昨日、一昨日と読みかけてあと少しで読み終わらなかった2冊の本だけ何とか読み終えた。
1冊目は夫が買ってきてくれたハードカバー本。石川高子さんの「ブラバンキッズ・ラプソディー 野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の挑戦」(三五館)帯には「普門館に伝説を生んだ“野庭サウンド誕生の原点”夢の舞台『12分間』へ一途だった、汗と涙の青春ノンフィクション」とあった。
私が中学生のときに普門館で演奏できたのは、東京地区大会がそこで開かれたからであって全国大会に出場できたわけでないし、高校ではコンクールよりも自分たちの演奏会がメインだったので、ちょっと感じは違うけれど、懐かしい手書きの楽譜などを見つつ、しばしタイムスリップ。
2冊目は齋藤由香さんの「猛女とよばれた淑女 祖母・齋藤輝子の生き方」(新潮文庫)。大病院のお嬢様、夫は歌人・齋藤茂吉、息子は精神科医・齋藤茂太、作家・北杜夫、超セレブの破天荒人生」という帯。齋藤由香さんとは同世代だし、窓際OLシリーズはこれまでずっと笑い転げつつ読んできた。北杜夫さんのドクトルまんぼうシリーズも中学生の頃読んだし、茂太先生の元気になる著書にもお世話になっている。
その齋藤家3代目の彼女にとって明治28年生まれの祖母がいつも輝ける星だったという。「89歳で大往生を遂げるまでに海外108カ国を踏破。気高く烈しいその障害を孫娘が丹念に綴った傑作評伝」と裏表紙にあるとおり、私にはこんな凄いおばあちゃまはいなかったけれど、孫娘として胸が熱くなる部分が沢山あった。
結局、今日も家から一歩も出ずに無為に不機嫌に過ごしてしまった。
ナベルビンを始めた最初の頃は、金曜日の午後あたりから体調が悪くなっても土曜日後半には復活していたし、1クール1回目ではそれほど酷くなかった。2回目でちょっときついかなと思っても、まだまだ外に出られる程度だった。が、どうも今回は具合が悪くなり始めるのが早かったし、前回に引き続いて熱も出てしまった。今日は熱が下がってもだるさと体の痛み、頭痛がとれない。
これからずっとこうなのかな・・・、と思うと、情けなくも実に投げやりな気分になる。 週4日仕事に行って、週1日通院し、土日は具合が悪くてじっと家で耐えて過ごし、なんとか復活するとまた新しい1週間・・・では、やはり虚しい。3週間に1度の休薬の週の土日だけを楽しみに日々を過ごす、というのではなんだかなあ、である。
行動が制限されるのはある程度仕方ないと頭ではわかっているけれど、思うように動けないのは切ないものである。自分では副作用でちっとも病が良くなっているという実感がない。けれど採血の結果、数値は奏功を告げている。だから薬を止めるわけにはいかない、というこのパラドックス。
昨日に続けてお弁当の夕食、というわけにはいかないので、今日は何とか夕飯の支度はした。
明日は少しまともに動けるようになっていますように・・・。