今日は久しぶりに採血なしで診察前レントゲンのみ。ゾメタもないので、2時間近く早く終わるのでは・・・と、獲らぬ狸の皮算用をしつつ、いつものとおり早目に出かける。が、最寄り駅では混雑のため5分の遅れ、これでは乗換駅で予定の電車には乗れない、と諦めていると、なんと乗換駅でも車両点検等で遅れており、乗る予定の一台前の電車が20分近く遅れて到着。ホームも車内も大混雑。病院の最寄り駅まで立ちっぱなしで本も読めないほどぎゅうぎゅう詰め。すっかり憔悴した。
結果的に病院に到着したのはいつもより10分遅れ。レントゲンは殆ど待たずに撮影して頂き、内科受付へ。40分ほど待って診察室へ入った。先週の投与後、金曜日から調子が悪く、夜から7度8分の発熱、だるさとふらつき、体の痛み、腰痛、食欲不振、喉の詰まった感じが月曜日いっぱい続き、辛かったことをお話する。かつてより発熱に弱くなっていることや最初の頃より副作用の始まりが早く、かつだんだん酷く辛くなっていて、せっかく奏功しているのに今後長く投与できるかどうかが心配である、と思いを吐き出す。先生がおっしゃるには「(ナベルビン投与は)大部分の人はなんでもないが、時々一種のアレルギー症状が出る人がいる。(また少数派に入ってしまった。)今の様子を聞くと、熱を抑えたら他の症状も抑えられるかもしれない。熱が出てからでは辛いので、今晩から2日間しっかりロキソニンを飲んでみましょう、もしうまくいかなかったら、また対策を考えるということで。」と予備も含めロキソニンを3日間処方してくださった。
腫瘍マーカーは前回点滴終了後に看護師さんから伺っていたが、「あまり下がっていないですね」と言うと、「もうそれほど下がらないと思います。正常範囲なので。」とのこと。前回タキソテールの時は一桁まで下がって、その後じわじわと上がってきたことを思い出し、今の状態が少しでも長くキープできれば問題ないことを改めて確認する。「レントゲンの画像は右も左も、淡く、結節が細くなっており、先月に比べ明らかに改善されている。くじけずに続けましょう。」とのこと。
次週はお休みで再来週22日が年内最後の治療日。採血で白血球のみ確認し、ナベルビン、ハーセプチン、ゾメタのフルコース。これまで毎週ハーセプチン投与を続けてきているが、こうしてナベルビンとともに休薬することについて、「治療効果の臨床試験ではハーセプチンは毎週投与が基本だが、長期投与で安定期に入ると血中濃度のデータは半減期が1ヶ月ある。これまで続けており十分安定期にあると思うので、時々休んでもいきなりドンと下がってゼロになることは考えにくい。休んでも問題ないと考えます。」とのこと。安心して休んでよい、ということでほっとする。看護師さんがおっしゃるには来週あたりちょうど白血球が最大限下がることもあり、感染症予防のために通院を避けていることも考えておられるのでは、とのこと。
処置室に声をかけると、点滴椅子がすぐに確保できた。30分ほど待ち、針刺し。「先週の帰りに異動された看護師のIさんにご挨拶に行きましたよ。」と言うと、OさんもSさんも既にご存知。「メールが来て、(私が)来てくれた、と喜んでいましたよ。」とのことだった。やはりご挨拶に行ってよかった、と思う。
薬が届き、点滴が始まったのはそれから小一時間経ってから。ハーセプチン、デキサート、ナベルビン、生理食塩水4本が終了するまでに3時間弱。針を抜き、止血後会計を済ませ、病院を出る。本日の病院滞在時間は5時間半強。
帰途、薬局に寄ると、これまた椅子に座れないほどの大混雑。「大分かかりますか」と聞くと「30分は待たないと思いますが・・・」とのことだったが、結局薬を頂いたのは3時を大きく回り、ランチタイムも終了の時間。こんなことなら売店でお昼を買って済ませればよかった、とまたも後悔先に立たず。空腹でクラクラして薬局の隣のレストランに飛び込んだ。4時近くの昼食になってしまった。
今日は1冊読んだ。
伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」(新潮文庫)「山本周五郎賞・本屋大賞ダブル受賞、巨大な陰謀に追い詰められた男、スリル炸裂超弩級エンタテインメント」の帯。映画館では何度もショッキングな予告編を見ていたが本編は見ずじまいだった。700ページ弱、いやはや本当に“誰が読んでも面白い”、とどなたかが書評を書いておられたがそのとおり十分楽しめた。それでも最後にはぐったり・・・。ラストがこう来るか、という感じだったので。それでも食事の食べ方などなど、古い記憶や小さな描写になるほど、と思えた。
結果的に病院に到着したのはいつもより10分遅れ。レントゲンは殆ど待たずに撮影して頂き、内科受付へ。40分ほど待って診察室へ入った。先週の投与後、金曜日から調子が悪く、夜から7度8分の発熱、だるさとふらつき、体の痛み、腰痛、食欲不振、喉の詰まった感じが月曜日いっぱい続き、辛かったことをお話する。かつてより発熱に弱くなっていることや最初の頃より副作用の始まりが早く、かつだんだん酷く辛くなっていて、せっかく奏功しているのに今後長く投与できるかどうかが心配である、と思いを吐き出す。先生がおっしゃるには「(ナベルビン投与は)大部分の人はなんでもないが、時々一種のアレルギー症状が出る人がいる。(また少数派に入ってしまった。)今の様子を聞くと、熱を抑えたら他の症状も抑えられるかもしれない。熱が出てからでは辛いので、今晩から2日間しっかりロキソニンを飲んでみましょう、もしうまくいかなかったら、また対策を考えるということで。」と予備も含めロキソニンを3日間処方してくださった。
腫瘍マーカーは前回点滴終了後に看護師さんから伺っていたが、「あまり下がっていないですね」と言うと、「もうそれほど下がらないと思います。正常範囲なので。」とのこと。前回タキソテールの時は一桁まで下がって、その後じわじわと上がってきたことを思い出し、今の状態が少しでも長くキープできれば問題ないことを改めて確認する。「レントゲンの画像は右も左も、淡く、結節が細くなっており、先月に比べ明らかに改善されている。くじけずに続けましょう。」とのこと。
次週はお休みで再来週22日が年内最後の治療日。採血で白血球のみ確認し、ナベルビン、ハーセプチン、ゾメタのフルコース。これまで毎週ハーセプチン投与を続けてきているが、こうしてナベルビンとともに休薬することについて、「治療効果の臨床試験ではハーセプチンは毎週投与が基本だが、長期投与で安定期に入ると血中濃度のデータは半減期が1ヶ月ある。これまで続けており十分安定期にあると思うので、時々休んでもいきなりドンと下がってゼロになることは考えにくい。休んでも問題ないと考えます。」とのこと。安心して休んでよい、ということでほっとする。看護師さんがおっしゃるには来週あたりちょうど白血球が最大限下がることもあり、感染症予防のために通院を避けていることも考えておられるのでは、とのこと。
処置室に声をかけると、点滴椅子がすぐに確保できた。30分ほど待ち、針刺し。「先週の帰りに異動された看護師のIさんにご挨拶に行きましたよ。」と言うと、OさんもSさんも既にご存知。「メールが来て、(私が)来てくれた、と喜んでいましたよ。」とのことだった。やはりご挨拶に行ってよかった、と思う。
薬が届き、点滴が始まったのはそれから小一時間経ってから。ハーセプチン、デキサート、ナベルビン、生理食塩水4本が終了するまでに3時間弱。針を抜き、止血後会計を済ませ、病院を出る。本日の病院滞在時間は5時間半強。
帰途、薬局に寄ると、これまた椅子に座れないほどの大混雑。「大分かかりますか」と聞くと「30分は待たないと思いますが・・・」とのことだったが、結局薬を頂いたのは3時を大きく回り、ランチタイムも終了の時間。こんなことなら売店でお昼を買って済ませればよかった、とまたも後悔先に立たず。空腹でクラクラして薬局の隣のレストランに飛び込んだ。4時近くの昼食になってしまった。
今日は1冊読んだ。
伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」(新潮文庫)「山本周五郎賞・本屋大賞ダブル受賞、巨大な陰謀に追い詰められた男、スリル炸裂超弩級エンタテインメント」の帯。映画館では何度もショッキングな予告編を見ていたが本編は見ずじまいだった。700ページ弱、いやはや本当に“誰が読んでも面白い”、とどなたかが書評を書いておられたがそのとおり十分楽しめた。それでも最後にはぐったり・・・。ラストがこう来るか、という感じだったので。それでも食事の食べ方などなど、古い記憶や小さな描写になるほど、と思えた。