ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.4.10 いつまで寝ているつもりですか?さっさと起きてください!

2013-04-10 20:02:15 | 日記
 無事新年度が始まり、日常が戻ってほっと一息、の筈だったのだが、昨日帰宅すると自転車置き場に息子の自転車。あれ、塾に行っている時間なのに・・・。
 なんと、リビングで寝ていた。だるくて熱っぽい、鼻水が止まらないとのこと。
 昨日は、朝飲む筈の花粉症の薬も飲み忘れて出かけて行った。スギ花粉のピークが過ぎ、すっかり安心してしまったようなのだが、彼はヒノキもしっかり反応する(ついでに程度の差こそあれイネ、ブタクサにもアレルギーがあり、ほぼ秋までずっと鼻炎状態だ。)。ここ数日、鼻水が気になっていたのに、昨日はマスクもして行かなかったのだ。
 熱を測ると7度ちょっと。明日休むわけにいかないから、と食事、入浴と済ませて早く寝かせた。

 そして、今朝。
 夫が明け方部屋を覗いたところ、熱が8度もあってアイスノンをしておいたよ、という。トホホ、これはとても登校どころではない。

 去年すんでのところで逃してしまった皆勤賞に代わり、ならば、と目指していた精勤賞もこれ以上休むともらえないとのこと。親子ともどもちょっとがっかりである。卒業式に出席して、名前を呼ばれて一緒に立つ・・・という母の夢は残念ながら儚く(人の夢は字の通り所詮儚いものか。)も消えてしまった。

 長い話だが、ここまでが前置きで、今日の表題に係る話はここからである。
 朝、私が起きて、おでこを触ると大分下がった感じ。とその瞬間に「いつまで寝ているつもりですか?さっさと起きてください!」という冷ややかな若い女性の声。

 息子が先日のイベントで買ってきたと思しきアニメ模様の置き時計から、目覚まし音がしているではないか。ほぉ、私や夫がヤイノヤイノと言っても決して起きなかったけれど、昨日一昨日とこの声に起こされていたのね、と独りごち、おメメきらきらのナイスバディの女の子が、こういうちょっと冷たい感じの声で言い放っちゃうのですか・・・と、1人朝からのけぞってしまった。
 夫にこのことを話すと、そりゃあ母親にガミガミ言われるよりは、好きなキャラクターに起こされる方が数倍いいに決まっている、とのたまう。
 男ってみんなそんなものか、とあきれ返ってしまったが、それでも今度、声色を真似して試してみよう、と思う馬鹿な母である。

 さて、夫は自分も血圧の薬がそろそろ切れるから、と午前中休んでクリニックに一緒に出かけてくれた。インフルエンザではなく、喉の風邪ということで風邪薬を処方された。
 息子の方はちょうど花粉症の薬も切れる。今日の夕方、学校帰りに寄らせるつもりだった耳鼻咽喉科へもハシゴさせた。夫は、夜は都心で飲み会だからということで昼前に出勤した。

 今日もちょっと風は冷たいながらまずまずのお天気。勤務する大学にも学生たちが戻ってきた。元気に芽吹く新緑のキャンパス内を沢山の学生が行き交うのを見るにつけ、こちらも何となく若返る気分だ。いい季節である。

 義母は今日、入院先で92歳の誕生日を迎えた。少し浮腫みが出てきているようだという。

 明日は4週間ぶりの通院日。採血でもレントゲンでも目立った増悪がありませんように。
(明日は治療日記として更新する予定です。)


コメント
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