ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.10.27 祝・ブログ開設5周年!1年経って想うこと

2014-10-27 20:21:00 | 日記
 自分で「祝!」もないものだが・・・の書き出しで例年書いているので、今年もしぶとくこのまま続けたいと思う。
 4年前の1周年、3年前の2周年、昨年の4周年に引き続き、今年もまた、の記事である。
5年間で1,530という数の記事を書き続けてこられたことに、今年もまた感謝したい(昨年の記事によると4年間で1,245だったので、この1年で285である。)。
 言うまでもなく、昨年同様、こうして治療を続けながら普通の生活を続けることが出来ている体力と環境に、家族、友人、職場の方たちを含めた沢山の方たちに支えられて生き永らえてこられたことにも。

 繰り返しになるが、生きていることはとても宙ぶらりんなことだから、生ある者、誰にとっても二度と同じ日は来ない。かけがえのない一瞬々々はとても重いものだ。人生いつ何が起こるか分からない。よもやこれが最後と思わずとも、最後になってしまうことが哀しいかな、幾らでもある。
 とはいえ、エンドレスの延命治療を続ける私たち進行再発がん患者にとって、やはり1年1年は本当に重い。
 だからいきなり、「次は10周年を目指します。」などと大風呂敷は広げない(し、広げられない。)。
 昨年の目標が「来年2014年10月27日に“祝!ブログ開設5周年”を目指したい。」だったから、次なる目標はやはり迷うことなく、「来年2015年10月27日に“祝!ブログ開設6周年”を目指したい。」としたい。
 コメントを頂ける設定にしたのが2011年の元日からだから、ブログ開設記事関連では2周年の時からコメントを頂いている。3周年4周年とコメントを頂いた方で、天に召された方が既に複数おられることが、切ない。
 でも、私がメソメソすることを彼女たちは決して喜ばないだろうから、しぶとく前を向いて生きていきたい。

 さて、昨年の記事で、ブログ4周年とセットで「一寸先は・・・」と、昨秋他界した義母の妹(叔母)が大腿骨骨折で入院したことを書いたけれど、寝た切りなんてとんでもない、すっかり元気になって、天晴れ、今も変わらず一人暮らしを続けている。
 先日は、地元北海道の野菜や果物を段ボール3箱、たっぷり送ってくれた。我が家も息子が巣立ち、夫と2人暮らしになってしまったし、息子にそうした原材料(!)を送ってあげたところで “猫に小判”以外の何物でもない。
 というわけで、ご近所やら友人・知人に心ばかりのお裾わけをさせて頂いている。

 生きていることは宙ぶらりんなこと、人の生はとても宙ぶらりんである。が、それと同時に、なかなかどうして結構しぶといものであるのも事実だ。
 だからこそ、生きているってやはり素晴らしいのだ、と改めて想う秋の日である。

コメント (7)
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