ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.12.5 3カ月ぶり、今年最後の歯科検診

2014-12-05 20:40:26 | 日記
 9月の3カ月検診から早くも3カ月が経った。
 いつもは土曜日の午前中に診て頂いているが、今日は仕事が退けてから最後の予約時間枠で歯科クリニックに寄った。

 8月末から5週間に1度のペース(一般的な使用方法には4週間に1度とあるが、それほどガチガチに考えなくともよい、という主治医の判断で5週に1度にカスタマイズして頂いている。)でランマーク注射を開始して3カ月余り。まだたった3回の投与だから、それほど神経質にならなくても、と思われるかもしれないけれど、なにぶん昨年の夏、ゾメタ(再発後5年近くに渡り81回投与)を中止して様子見をしていたにもかかわらず、口蓋隆起部分の顎骨壊死が出現した身としては、そういうわけにはいかない。
 そのまま骨転移抑制治療は見合わせ、本来の抗がん治療であるハーセプチンとフェソロデックスを年内まで、年明けからはタイケルブとゼローダ(タイケルブは規定量4割で継続中、ゼローダは内服10日で手足症候群悪化のため中止)を続けたものの、夏に撮った造影CT検査により、骨転移の増悪が判った。
 そのため、やはり骨の治療も再開しておかないと、という判断でランマークを開始することになった。

 ランマークは、骨粗鬆症等の治療にも使われるゾメタと違って、骨のがんに特化した分子標的薬であり、がん細胞を狙い撃ちして作用する薬であるが、ゾメタ同様、顎骨壊死の副作用も持つ。となれば、既往がある身、やはりこれまで以上に注意深く歯科検診を続けていかなければなるまい。
 まあ、今は狭義の抗がん剤治療をしていないわけだから、特に免疫抑制が起こっているわけでもなく、自覚症状としても口腔内異常は特に気にならない。ゼローダ服用時のように口内炎が酷く出ることもない。ただ、分子標的薬を長く使っているため粘膜が弱っているのは間違いなさそう。ちょっと噛んだり傷つけたりするとすぐに口内炎になる。それについては要注意である。

 予約時間より早めに到着したが、前が詰まっていて4番目。小一時間待つかもしれないと歯科衛生士さんがお詫びに来てくださったが、40分ほどして3番目に名前を呼ばれた。
 今日も一通りチェックの後、良く磨けているとお褒めの言葉を頂いた。磨き難い下の歯の裏側を磨いてもらって消毒しておしまい。次回3か月後の予約をしてクリニックを出、冷たい風の中、肩をすぼめながら帰宅した。
 ようやくほっと一息、金曜日の夜、である。

コメント
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