以前から一度受講してみたいと思っていた手話講習会に参加した。
昔、福祉局に所属していたときには、周りにさまざまなハンディキャップのある職員が今より数多くいた。聴覚障がいのある職員と同じ係になったこともあり、手話が出来ればいいな、と思いつつ、彼らの読唇術に頼って申し訳ないという気持ちがずっと心に引っかかっていた。
勤務する大学に、聴覚障がいの学生が入学するということで、ノートテイク講習会が行われていること、彼らが授業で苦労していること、協力している学生がいることも知った。
今回、教職員向けの講習会がダイバーシティ推進室によって初めて開催されることになった。折り悪く陪席すべき会議とバッティングしていたが、会議を途中で中座させていただいて参加することが叶った。
講義1コマと同じ90分の短い時間の中で、前半は市の聴覚障害者協会から派遣された講師が担当され、後半は本学の聴覚障がいをもつ学生さんが担当、最後には参加者がペアになって実際に会話という盛りだくさんの内容だった。
手話を目にすることはあるけれど、実際に自分の指を動かして行うのは全く初めてで、指文字も何も知らない。まっさらな状態だ。
スピーディに自己紹介、名前、大学の所属まで教えて頂いた。実際に手刀を切るような分かり易い手話もあったけれど、言葉の意味による(いわゆる象形文字のような)単語を表す手話がなく、それぞれの音を指文字だけで表さなければならない場合、とても難しいものだと実感。
特に右手と左手が組み合わさる場合、向かい合わせで習っていると左右が逆になってしまって混乱の極み。
ちょっとした角度の違いや手の平か、甲を見せるかでも全く違う意味になる。
彼らはコミュニケーション手段として手話を取得していなければ難しい状態に置かれている。改めてその大変さを思った。
90分集中してずっと顔や手を見続けるという作業は思いのほか大変。普段使わない筋肉や脳のパーツを使ったようで、終わってみればあっという間だったけれど、情報がオーバーフローしてとても疲れた。と同時に面白かったと心の中がワクワクしていたのに気付いた。
ずっと心にひっかかっていたものがちょっと解けたような気持ちになった。
とにかく、いくつになってもはじめの一歩、遅すぎることなんて、ない。
そう思うと、少しだけ気分が若返った気分になった。
せっかく教えて頂いた「初めまして、私の名前は○○です。私の所属(実に長くて大変・・・)は○○です。よろしくお願いいたします。」これだけはスムーズに出来るようになりたい。
そして、教えてくれた学生さんにキャンパス内ですれ違ったら、笑顔で「こんにちは」の手話(とても可愛らしい仕草だ。)も試してみたいと思うのである。
さて、体調のこと。
ゼローダ再開8クール2日目。既に先週あたりから右足親指の爪囲炎が再燃している。お布団は夏がけに軽くしたのだけれど、爪先が当たると激痛が走る。それで目覚めてしまう。せっかくよく眠れるという高反発と低反発を組み合わせたマットレスも買ったし、バラマイシンのケアは続けているのだけれど、症状は改善しない。
これはまた当分フロモックスだ・・・と夕方早退して皮膚科クリニックに向かった。
明日は6月の瞑想ヨーガクラスの開催日。梅雨入りしたもののお天気はなんとかもってくれそうだ。痛みが出ないようにきちんとケアして望みたい。
昔、福祉局に所属していたときには、周りにさまざまなハンディキャップのある職員が今より数多くいた。聴覚障がいのある職員と同じ係になったこともあり、手話が出来ればいいな、と思いつつ、彼らの読唇術に頼って申し訳ないという気持ちがずっと心に引っかかっていた。
勤務する大学に、聴覚障がいの学生が入学するということで、ノートテイク講習会が行われていること、彼らが授業で苦労していること、協力している学生がいることも知った。
今回、教職員向けの講習会がダイバーシティ推進室によって初めて開催されることになった。折り悪く陪席すべき会議とバッティングしていたが、会議を途中で中座させていただいて参加することが叶った。
講義1コマと同じ90分の短い時間の中で、前半は市の聴覚障害者協会から派遣された講師が担当され、後半は本学の聴覚障がいをもつ学生さんが担当、最後には参加者がペアになって実際に会話という盛りだくさんの内容だった。
手話を目にすることはあるけれど、実際に自分の指を動かして行うのは全く初めてで、指文字も何も知らない。まっさらな状態だ。
スピーディに自己紹介、名前、大学の所属まで教えて頂いた。実際に手刀を切るような分かり易い手話もあったけれど、言葉の意味による(いわゆる象形文字のような)単語を表す手話がなく、それぞれの音を指文字だけで表さなければならない場合、とても難しいものだと実感。
特に右手と左手が組み合わさる場合、向かい合わせで習っていると左右が逆になってしまって混乱の極み。
ちょっとした角度の違いや手の平か、甲を見せるかでも全く違う意味になる。
彼らはコミュニケーション手段として手話を取得していなければ難しい状態に置かれている。改めてその大変さを思った。
90分集中してずっと顔や手を見続けるという作業は思いのほか大変。普段使わない筋肉や脳のパーツを使ったようで、終わってみればあっという間だったけれど、情報がオーバーフローしてとても疲れた。と同時に面白かったと心の中がワクワクしていたのに気付いた。
ずっと心にひっかかっていたものがちょっと解けたような気持ちになった。
とにかく、いくつになってもはじめの一歩、遅すぎることなんて、ない。
そう思うと、少しだけ気分が若返った気分になった。
せっかく教えて頂いた「初めまして、私の名前は○○です。私の所属(実に長くて大変・・・)は○○です。よろしくお願いいたします。」これだけはスムーズに出来るようになりたい。
そして、教えてくれた学生さんにキャンパス内ですれ違ったら、笑顔で「こんにちは」の手話(とても可愛らしい仕草だ。)も試してみたいと思うのである。
さて、体調のこと。
ゼローダ再開8クール2日目。既に先週あたりから右足親指の爪囲炎が再燃している。お布団は夏がけに軽くしたのだけれど、爪先が当たると激痛が走る。それで目覚めてしまう。せっかくよく眠れるという高反発と低反発を組み合わせたマットレスも買ったし、バラマイシンのケアは続けているのだけれど、症状は改善しない。
これはまた当分フロモックスだ・・・と夕方早退して皮膚科クリニックに向かった。
明日は6月の瞑想ヨーガクラスの開催日。梅雨入りしたもののお天気はなんとかもってくれそうだ。痛みが出ないようにきちんとケアして望みたい。