ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.7.26 今日から夏休み!夫婦で中欧5か国の旅へ出発

2019-07-26 14:39:44 | 

 今日から夏休み!新入社員の息子は夏休みもなく車掌研修中だ。
 というわけで、今年は2016年8月のインド旅行以来3年ぶりに夫婦2人旅。来年の夏は体調次第でどうなるかわからない。いつも“これが最後かもしれない”というキメ台詞により、ちょっと奮発。以前から一度行ってみたいと思っていた「中欧5か国ベストハイライト8日間の旅」を、早々と昨年のうちに申し込んでいた。

 冬の間は体調も悪く、3月から開始したハラヴェンの副作用があまりに酷く、手足の痛みや痺れで一時は、ああ、残念だけれどこのまま回復しなければキャンセルかも・・・と弱気になることもあった。けれど先月から休薬にこぎつけ何とか出発の日を迎えた。

 はるか昔、卒業旅行でウィーンの街を訪れたことがあるが、ハンガリーの首都ブダペスト、チェコの首都プラハ等中欧諸国に降り立つのは初めてのことである。
 中世がそのまま残るというヨーロッパの美しい国々へ、いざゆかん!、である。
 
 今回は飛行機の関係で最寄り駅からのリムジンバスの時間が上手く折り合わず。あまりに早い時間に到着するのももったいなかったので、普段出張の時に利用しているライナーとNEXを乗り継ぐのがいいね、ということになった。
 いつもと同じ時間に起き、予約して洗い上がった洗濯物を干し終えてから朝食。昨夜のうちにまとめたゴミも出して、切り花の水を取り替え、母にご機嫌伺いの電話をし、フル回転である。
 朝から暑い。梅雨明けはまだのようだが、すっかり夏空である。
 一昨日の健康診断の余韻でバリウム排出後も下剤の後遺症が残っていて、今朝もお腹は緩く、何度もお手洗いを往復するトホホの状態である。

 タクシーで最寄り駅に到着すると、いきなり夫がお腹を突き出して見せる。何?別に見たくないんですけど・・・って、ベルトをしてくるのを忘れたそうな。本当にこれまで何も忘れ物をしないで出てこられたことは記憶にない、忘れ物大王である。「どうぞ空港で自分のお小遣いで買ってくださいね。」と言うと、いきなり選択性難聴となる夫である。

 ライナーは時間通りに到着したが、ターミナル駅での乗り換え時間が短く、慌ただしい。NEXに乗るのは何年振りだろう。リムジンバスと違って座っていれば後は黙っていても空港まで到着する、というわけでもなく、混雑した駅で乗り換え、階段の上り下りは結構大儀だ。身軽に行きたかったので大きなスーツケース1つは予めパッキングして空港に送った。いつもの旅のお供、小さなキャリーケースを1つ夫が引いてくれるだけ。

 バスと違って鉄道はよほどのことがなければ渋滞も関係なくパンクチュアルだ。ところが、車内の搭乗情報によると搭乗予定便が3時間遅延だという。出発2時間前の集合時間より30分以上早く到着したというのに、嗚呼、なんということか。ただでさえ、ホテルに到着するのは深夜の予定だったのに・・・。

 スーツケースを受け取り、ツアーカウンターで受付。eチケット等を受け取ってチェックインカウンターへ進む。遅延のため、カウンターオープン迄に思いのほか時間がかかった。ようやく身軽になって添乗員さんに座席番号を伝え、目的地までは一旦解散である。まずは両替を済ませ、懸案(!)の夫のベルトを買い求め、ショップの方に苦笑いをされつつ、その場でサイズ調整。

 すんなり手荷物検査を終え、無事出国してラウンジへと向かった。時計を見れば搭乗開始まで3時間半以上、たっぷり過ぎるほどある。期せずして長くランチタイムとティータイムをここで過ごすことになった。夫はラーメンやらおにぎりやらお寿司やらを片手にワインを、私はサンドイッチとジュースを頂き、ただ今、食後のくつろぎタイムである。

 夕方、予定より3時間遅れでウィーンへと発つ。フライト時間は12時間ほど。到着は現地時間の夜だが、時差7時間を差し引いて考えると、殆ど真夜中を通り越して明日の早朝にバスを飛ばしてハンガリーの首都・ブダペストに入ることになる。
 そんな状況では、ホテルにチェックイン後は間違いなく正体不明だろう。数時間横になったら午前の観光スタートだ。これには、出来れば旅の記事のアップはその日のうちに済ませたい貧乏性の私もギブアップ。現地到着までの記事をその日のうちにアップするのは端から諦めることにした。

 ということで、成田空港のラウンジから、まもなく出発のご報告まで。行ってきます。
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2019.7.24 職場健康診断受診

2019-07-24 21:11:24 | 日記

 今年も7月の最終週、職場の健康診断ウィークである。
 先月19日の6クール目からハラヴェンを中止し、2週間前にパージェタ、ハーセプチン2剤のみで7クール目を終えたところだ。相変わらず手足の痺れや痛みは続いており、お腹の調子もイマイチだ。

 昨年は本当に酷暑だったので、この段階でかなりへばっていたが、今年は雨ばかりでいまだ梅雨も明けず。蒸し暑いとはいっても涼しく、夜冷房を入れなければ眠れないということもなく助かっている。
 ここ数年、毎年のことながらただでさえ治療の影響でお腹が緩いのに、バリウムを飲んで下剤をかけるというのはあんまりだなあと思う。とはいえ、折角の機会と割り切って、昨晩の夕食以降断食で家を出ることにした。隣で夫がクッキーやらなにやら美味しそうにつまんでいるのが恨めしい。

 今朝も朝食を摂れないので、夫を送り出して身支度をしてしまってからはすることもなく、8時半の受付開始時間より30分早く出勤して順番取り。今年は昨年にも増して出足が早かったようで10番目。待合椅子の1列目は確保出来ず2列目になった。これまでと同じ検診業者だ。かつては問診票等を前裁きする方がいて、早めに受付が始まることもあったが、今朝は姿がなく、時間通りに受付が始まり、レントゲン関係は最後というのは昨年と同じだった。

 受付で大腸がん検診、尿検査の検体を提出した後は、会場へ移動。
 計測からスタートで、身長・体重ともほぼいつも通りだが、165.3cm(去年より0.2cm縮んでいた。誤差範囲だろうけれど、身長を問われて166cmだと言えなくなっているかもしれない。)、体重は風袋込みで45.7kg(昨年より1.3kg減、下痢が続いているせいか、昨夜からの絶食のせいか。)。腹囲は69cm(1.3cmの減。これも体重減のせいなのか絶食のせいか。)。まあどうあれ納得するしかないわけである。

 血圧は1回目は120-73、2回目は115-65で問題なし。続いて採血は3本。今年も右腕を出すと、「利き腕ではないですか。」と訊かれたので、「左はちょっと・・・」と言う。針が太く感じて、刺すときも抜くときも結構痛んだ。いつも同じところを刺すし、血管が硬くなっているせいかもしれない。きつく止血ベルトが巻かれた。

 視力測定。眼鏡は、30年以上前に作った近視と乱視矯正のものしか持っていない。免許更新と健康診断用限定であるが、今年もひとまず持参した。遠見は昨年「普段使っていないなら裸眼で」と言われて測定したところ、結構悪くなっていた。今回試しにこの眼鏡がまだ使えるのかどうか測って頂いたら両眼とも1.5。しっかり見えていた。測った方もびっくりこちらもびっくり。
 一方50cmの近見は裸眼で右が1.5、左が0.9で昨年に比べて右は1.2から若干回復し、左は同じだった。老眼鏡はまだ作らなくていいのかしら。

 次は心電図。特にコメントなく無事終了。
 隣に進んで内科診察では、問診票をご覧になって聴診器を当てた後、私の顔を見て「甲状腺が腫れていると言われていませんか。」と一言。「つばをごくんと飲んでみてください。」と仰り、それをご覧になって、「甲状腺腫大」と書き込まれた。問診票で「手足のしびれや浮腫み、疲れやすさ、動悸息切れ」に○をつけていたが、「これは化学療法の副作用だと思うのですが。」と言うと、「担当の先生はそう仰っていますか。症状が副作用と間違い易いですが、簡単に血液検査できますから一度調べてみた方がいいですね。」とのことだった。

 亡くなった父がかつて甲状腺を患っており、まだ独身だった頃、私の首元を見て同じように心配をもらすことがあったが、これまでなんともなくスルーしてきた。ということで今年は「所見なし」に○がつかなかった。来月1回目の通院で相談してみよう。

 最後の聴力では左右2種類の音の聴こえとも問題なし。
 ここで、会場を後にし、車寄せに停車中のレントゲン車に向かう。
 胸部レントゲンは今年も既往の事情を話してキャンセル。そのまま隣の胃部レントゲン車へ。着替えをしなくて済むように、今日もブラトップと全くシンプルなカットソーだ。5人ほど前にいらした女性は既に終わっており、女性は私だけで待ち時間なし。

 最後に残るのがいつも最大の関門である胃のレントゲン。最初の頃に比べて少しは慣れてきたのか、発泡剤がそれなりに上手く飲めて、何回かゲップが出そうになりながらもバリウムを飲み終えることが出来た。
 お腹にバリウムと発泡剤が入って胃がどんどん膨張してくるのを実感しながら、やれ右に3度周って、仰向け、左右途中で止まって、右腰を上げて、次は左の腰を上げて、うつぶせで息を止めて・・・と、ご指示は絶え間なく続く。今回はかつらがずれ落ちないかを気にしつつ、ゲップを堪えるだけですっかり憔悴。

 逆さにされつつ、手すりを握って息を止める間が長く感じること。まだ終わらないかしら・・・と思い始めた段階でようやく終わった。口の周りに白いひげになってついたバリウムをティッシュでぬぐい、下剤を頂く。

 待合椅子に座ってから終了まで1時間15分ほど。頂いた下剤をひとまず既定量1回分たっぷりの水で飲み、9時半前には自席に戻って平常勤務。
 今年の健康診断も、ひとまず第一段階は、クリア。内科のコメントはついたけれど、とりあえず大事になりませんようにと祈る。

 その後、昼休み前から若干の腹痛の後、すんなりお通じが2回ほどあって、夕方頃からは何度もお手洗いに行く羽目になったけれど、おかげでバリウムもすっかり排出出来た模様。一昨年ほどの酷い下痢ではなかったと感じるのは、下痢にも大分耐性が出来たといったところか。とにかく今年も無事恒例行事を済ませることが出来てほっとした。
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2019.7.23 なるほどですね?!

2019-07-23 20:47:57 | 日記

 言葉は生き物、とはよくいったもので、その時代その時代で色々な言葉が広辞苑に載ったり、外れたり。
 それにしても50数年生きてきて、なんだかなあと違和感を覚える言葉は結構多い。
 なんでもかんでも短くするのも気持ち悪いし、「メリクリ」だの「あけおめ、ことよろ」なんて言われるとぞわっとする。会計する時に、「一万円からお預かりします。」。「からって一体どこから?」と思うし、何か注文して出てくるときに「○○になります。」というのも?である。シンプルに「○○です。」ではダメなの?と。

 テレビ画面を見ながら、何かにつけてあれこれチャチャを入れている夫を「因業だ」と言いつつ、わが身を振り返って夫婦は段々似てくるのだろうか、とちょっと反省したりする。

 さて、冒頭の「なるほどですね。」である。この言葉を打ち合わせ中の若手の営業マンから初めて聞いた時、椅子から転げ落ちそうになった。「なるほどですね。」・・・って一体。身体がむずむずするとはあのことである。

 そんな違和感を1年以上抱えていたのだけれど、たまたま見ていた朝日新聞のネット記事「好書好日」でこれだったんだ!と膝を打つものを見つけた。言葉の裏側をおもしろく解説した「妄想国語辞典」というもの。

「行けたら行きます」
【意味】絶対に果たされない約束。
【例文】「10年後に迎えに行く」と、彼は私に言いました。けれどそれは、行けたら行きますなのでしょう――。

 “こんな調子で、世の中にまだない新語を勝手に開発し、勝手に紹介するのが『妄想国語辞典』(扶桑社)。編纂にあたったのは、数々のCMを手掛けるコピーライター・野澤幸司さんです。その「独断と偏見に満ちた」(本人談)新語の世界に、読み手の脳みそはグルグル揺らいでいきます。”・・・とある。

「渋谷がつらい」
【意味】老いを実感すること。
【例文】渋谷がつらい瞬間は、ある日突然やってくる。代表的なのが子どもの運動会である。

 いや、本当にそうである。渋谷が辛くなってからどのくらい経つだろう。まあ降りる口によっても雰囲気は大分違うのだけれど・・・。

「ここだけの話」
【意味】みんな知っていること。
【例文】押すなよ!押すなよ!が「押してくれ」という意味なのはここだけの話である。

 ココだけの話がココだけの話であったためしがない、ということだろう。くわばらくわばら。

「小太りなヨガインストラクター」
【意味】説得力に欠けること。
【例文】地元しか知らないオヤジに東京を否定されたって、小太りなヨガインストラクターなんだよ!

 これまた耳が痛い。瞑想ヨーガをお伝えする身として日々気をつけなくてはなるまい。

 そこに、この「なるほどですね」が出ていたのである。
「なるほどですね」
【意味】なんの関心もないこと。
【例文】最初の頃は期待していた。でも3回目のデートで確信したんだ。彼女は俺になるほどですねだと。

 そうだったのか。あたかもこちらの話を一生懸命聞くようにしつつ、実は彼は全く関心がなかったのだ、と思うと腑に落ちすぎるほど腑に落ちる。まあ仕事だからお愛想だったのだろう。
 って、本当にそれで良いのかはわからないけれど・・・。

 というわけで、実に因業な話題になってしまった。
 相変わらず一日おきでお腹の調子がアップダウンしている。もちろんミヤBM錠は朝昼晩と欠かさず飲んでいるし、夫が食後のデザートやらお茶を頂いている時も、私は頂かないことの方が多い。それでも今朝は大丈夫かな、と思ったら2回目は泥便で腹痛の日となった。今日お腹を空っぽにすれば翌日はそう酷いことにはならない。これなら明日は少し落ち着くだろうか。健康診断を受ける予定にしているので、そうあってほしいのだけれど。

 昨日帰宅すると今月2回目のお花が届いていた。
 黄色いカーネーション、オレンジとミックスのカーネーションがあわせて5本、青紫の色が目にも鮮やかなリンドウが2本、ソリダコが3本とレアーファンの葉。花言葉はそれぞれ「女の愛」、「正義感」、「永遠の少年」であるという。ガラスの器がとても涼やかだ。
 来月は例年どおり配達は1回だけで、ミニ胡蝶蘭の鉢植えが届く予定だ。

 観測史上初めてだというほど日照時間が短く冷夏と言われている今年の夏、ようやく昼休みに青空が出て、かなり暑くなった。大暑の今日、昨年は熊谷で最高気温41度という記録が出た日だったが、今年もいよいよ梅雨明けだろうか。
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2019.7.21 合唱練習ようやくスタート

2019-07-21 20:58:48 | 合唱

 昨日は、今日の練習を見込んで、前倒しで色々片付けをして過ごした。
 朝の連続テレビ小説を視た後、体力温存のため二度寝を決め込み、遅い朝食を摂っている間にシーツ等の大物も含めて洗濯機を2回廻し、ベランダ、室内、浴室乾燥と3か所駆使して時間差で片付ける。
 拭き掃除も済ませ、昼食は夫が素麺を茹でてくれたので、有難く頂く。

 その後、買い物方々駅前にある市の事務所で参院選の期日前投票を済ませる。ここでは今までも何回か期日前投票を経験していたが、今回が一番混んでいた。列に並んだのは初めてのことだ。
 無事投票を済ませ、日用品を購入した後、夫と別れ、リラックスヨガのクラスに参加した。まったりのんびり身体を動かし、たっぷり汗をかいてリフレッシュ出来た。

 帰宅後は再度洗濯機を廻し、乾いた洗濯物を片付けた。夕飯は夫が準備してくれるというので、これまた有難くお任せした。その間、私は今日の合唱練習の予習と譜読み。相変わらずお天気はぱっとしない。湿度が高くて蒸し暑く、ぐったりする。
 金曜日はかなりお腹が緩く、午前中職場で何度もお手洗いを往復したけれど、今日一日落ち着いてくれてほっとした。

 今日、日曜日。さすがに二日連続で寝坊も出来ないので、早めに起きて朝食の支度。昨日はお腹が無事だったが、今朝は朝食前から調子が悪い。何度も下痢を繰り返しながら、練習に出かけるのがちょっと心配になる。
 支度をする前にリビングで休んでいたら、夫が急に衣類の断捨離を始める。巻き込まれそうになったので、早めに家を出た。

 行きの電車内ではいつものとおりipodで曲の予習。口パクをする段階までには至らず、新曲の感じを掴むに留まった。練習場の最寄り駅ナカで、度々お世話になっているカフェに入ったのだけれど、いつになく混んでいる。「お出しするまで5分か10分ほどかかりますが・・・」と言われたが、余裕があったので、「大丈夫です。」と答えたのが運のツキ。

 結局、20分待ったのに、出てきたキッシュはなぜか冷たい。お腹を考えると冷たいものは食べたくなかったので、「冷たいのですね・・・」と言うと、「温め直します。」と下げられた。そして待つこと10分。再び出てきたものはなぜか全然温まっていなかった。がっかり。諦めて半分ほど紅茶で流し込んで店を後にした。そんなわけで練習には10分弱遅れてしまった。

 まだ準備体操中だったので、お手洗いを済ませて後ろからそっと入り、受付を済ませた。楽譜と音源CDを頂き、今月分の会費をお支払いして、発声練習に加わった。
 ぱっと見たところ、ソプラノがいつになく多く私を入れて8名。アルトが2名、テナーとベース合わせて5名。指揮者と受付の先輩を入れて男性は7名だ。

 今日から参加する方も多いので、ということで一人ずつ自己紹介。上は13期から下は42期まで、30歳もの年齢幅がある。
 前半は12期上のKさんの指揮でイタリア曲を2曲。初見の曲でメロディはそれほど難しくないけれど、イタリア語の歌詞がなかなかついていかない。セカンドソプラノは2つ上の先輩がお二人。私を入れて3人だ。途中で同期のNさんが加わり、ソプラノは9名、2期上の先輩が加わってアルトも3名になった。 
 1時間半ほど気持ちよくたっぷり歌った後は、休憩。

 後半は大学1年の時、初めての定期演奏会で歌った、バッハのいわゆるモテⅢ。昨年もお世話になった5期下のSさんの指揮だ。昨年の演奏会では、かつて常任指揮者を務められた先生の指揮で最初のコラールだけ歌ったけれど、全曲通して歌うのは40年近くぶりのこと。さすがに細かいところは忘れているが、歌い出すと、不思議と思い出すものである。身体が覚えているって凄いことだ。

 いつものことながら、昨年10月のホームカミングデー本番以来、合唱にはすっかりご無沙汰だったし、ハラヴェンの後遺症で体調もどうなることやらとハラハラしたけれど、なんとか初回3時間弱の練習、最後までリタイアせずに参加することが出来て嬉しい。

 次回の練習は1週間後なのだが、夏休みの旅行とバッティングするので私が参加するのは来月になる。時期的に来週はお休みの方が多い模様だ。帰路はいつも参加される3つ上のソプラノのUさんと同期のNさんと3人で最寄り駅までご一緒し、Nさんとは私鉄の乗換駅まであれこれお喋りをしながら帰ってきた。

 帰路はライナーを予約していたので、時間調整のため百貨店をウインドウショッピング。お腹の調子にハラハラしたけれど、午前中5回もの水様便でお腹は空っぽ、お昼は半分しか頂かなかったので、ひとまず落ち着いてくれてほっとした。こんなお腹の状態で遠出をするのは薬を飲んでいてもやはり不安だ。

 途中下車して夫とイタリアンレストランで合流。軽めに夕食を済ませ、ケーキをお土産にして帰宅した。

 久しぶりの合唱練習を満喫した。久しぶり懐かしいハーモニーの中に身を委ね、心地よく疲れている。
 明日からまた新しい1週間が始まる。職場の健康診断の週でもある。そして週末からは待ちに待った夏休み、である。
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2019.7.19 夏休み直前週末雑感

2019-07-19 20:53:12 | 日記

 昨夜、アニメ会社の放火火災の報道に衝撃を受けた。
 息子が帰省中に録画して「一緒に観ようよ」と言われていたこちらの会社の代表作と称されるアニメがあったが、なかなか一緒に鑑賞する時間が捻出出来ず、先日のハードディスクの故障とともに飛んでしまったことが、悔やまれる。

 今朝になって33人もの方がその命を落とされ、今なお重態な方が数多くおられると知り、いたたまれない思いだ。
 どうしてこんな理不尽なことが・・・と思う。
 朝の連続テレビ小説で、アニメーターという仕事が想像以上に大変なものだと改めて知る機会があったせいかもしれないが、好きなこと、夢を実現させているであろう人たちが、その職場でどれほど無念のうちに煙に巻かれたのか・・・痛ましく、やるせない。

 生きていることは宙ぶらりん、今の今まで健康で働いていた人たちが一瞬にしてその生を断ち切られる現実に足がすくむ。

 そんな悲報とともに、今度は我が家としては100パーセント頼みの足である私鉄の変電所火災で電車が運転見合わせというニュースに接した。
 とてもすぐには開通しそうにない。夫はすっかり諦めムード。バスでJRまで出てから出勤すると、普段どおりに出かけた。折り悪く忘れ物大王である彼は、昨夜スマホを会社に忘れてきたという事態で、Wifiが通じるところならこのタブレットでも持っていくか、と前途多難な出発であった。

 私は徒歩通勤という環境にあるので通常通り出勤したが、職場では来られない人が続出。2駅歩いてきた人、普段乗らないバスを使った人、タクシーを待ったけれど全く乗れなかった人、JRを乗り継いで迂回して来た人などなど、4時間以上かかって到着した人も一人や二人ではなかった。

 授業は規程どおり終日休講となった。結果として食堂や売店も終日休業になったり、短縮営業だったり。折り悪く前期試験の最後の授業週であり、来週からは試験が始まるというのに、補講もままならず、その対応に追われることになった。

 果たして夫もバスに乗れるまで2時間かかり、結局、4時間かけて職場に到着したそうだが、疲れ果ててもう帰りたい・・・と泣きが入っていた。
 普段どおりの通勤手段が麻痺すると”通勤″は文字どおり”痛勤”になる。
 最後まで開通しない区間に含まれていた最寄り駅だが、夫は今宵も宴会。私は帰路のライナーを代行予約していたのだが、それも早々と運休が決まった。夕方ようやく全線運行再開とはなったが、さて、何時間かけて帰ってくるものやら・・・。

 夏休み直前の週末、大変な1日になったものである。皆様、本当に大変お疲れ様でした。

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