気持良く

たっぷりとキャッチボールを行ったら、束の間の給水時間。

気温はそれほどでも無くても、湿気が多いのでやたらと汗をかきます。


ごくごく


ごくごくごく・・・

まるで砂漠でオアシスを発見したかのような光景。
１リットルの水分なんて、あっという間に無くなります。

こうして体力がついて行くんですね。


さて、給水が終わったらすぐにバッティング練習。
指導陣が多いので、各塾生はグループに分かれて何度も何度も打たせて貰えます。


気持ちよく腰が引けてる防衛大。

恐らく積極的に攻撃参加をしないのは家訓なんだと思います・・・・


剣道を習っているユウキ。

だからと言って、座頭市でボールが打てるのか？


ミートが上手いハットリくん。

きちんとボールの中心を叩きます。
この身体で速い打球を飛ばすので、投げているピッチャーはびっくり。
なかなか油断ができません。


不思議と打つタチャモ。

野球を始めたばかりのバッティングとは思えません。
なんで打てるのか解りませんが、このまま伸びてくれたら大打者になるかも。


最近きっちりと打てるようになって来たタンタン。

帽子を目深にかぶるのはタンタンのトレードマーク。
これできちんとボールが見えているのか心配になりますが、どうやら本人は問題を感じていないみたいです。
きっちりとボールを捉えられるようになって来ましたよ。


すごく素直にバットを出すマサヤ。

まだバッティングに欲が無いので、バットの出方が素直です。
外角球を右方向に綺麗にライナーで返しますよ。


親に似ないで存在感を示すジェッター。

立っているだけで打ちそうな雰囲気が有りますね。
これは持って生まれた才能で、真似をしたくても真似できる物ではありません。
チャンスで打席に立たれたら、ピッチャーはとても嫌な気分になると思いますよ。


何と言ってもブンブン。

豪快なスイングは他の塾生を圧倒しています。
小学校３年生にして高校のグラウンドの反対側まで、ライナーでボールを運びます。
思い切りの良さと、自分のミートポイントをしっかり持っていますね。
細い身体ながら、天性の長距離ヒッターです。


バッティングを指導するのって、非常に難しいんです。
その子の良い所を消さないように、最初は好きなように打たせて、気付いた悪い所を少しずつ修正していかなくてはなりません。


最近、素振りを始めたアチャモ。

やはり１日に１０回程度の素振りでは、正しいフォームが身に付いていない様子。
バットを構えた最初の位置を修正します。
何よりも基本のキ。
これを守れるようになるだけで、バットがボールに当たるようになりますよ。


キャプテンを指導するのはお約束。

頼むから守備の半分くらいは打てるようになってくれ。
家訓を破ったと怒られたら指導陣みんなで謝りに行くから。