インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

目の癖

2008年06月22日 | 歴史
ちゃんとボールさえ見てれば、きちんと捕れるしきちんと打てるはず。

そんな事は百も承知ながら、人間の目には面白い癖があります。


フワッとボールを浮かせて打たせるティーバッティング。

目の前に浮いているボールだから、当たらない方が不思議でしょ?
ほとんど止まったようなボールを見て、バットで引っぱたけば良いだけ。

なのに・・・


スカッ

実はこの1枚。
人間の本能を見事に写した1枚。

打つ直前(守備の時は捕る直前)までボールを見ているのですが、打つ瞬間(守備の時は捕る瞬間)までボールを見るのって、実は相当な訓練が必要なのです。

単純によく見て叩けば良いじゃんって思うでしょ?
ところが、人間に限らず動物って言うのは無意識の内に自分を守る本能が備わっているんですね。

物と物がぶつかる瞬間に、何か飛び散って目に入ったら危ないと、その瞬間に目を閉じて瞳をかばうのです。
実は守備にしても、打撃にしても、この防衛本能が大敵なんですよ。


スカッ

まあ、だからと言って全く当たらないと言うのもどうかと思うのですが・・・


スカッ

これだけ綺麗に空振りされると、決して本能だけのせいでは無いような気もしますが・・・


スカッ スカッ スカッ

・・・・・・・・・・・・ 反抗期か?


スカッ

見ている場所をよく見ると・・・

ひょっとして・・・
吉澤コーチを叩こうとしてる?