インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

ノックとの違い

2008年07月23日 | 歴史
今日も暑いですが、日陰の無いグラウンドに立たなくて済む事を考えれば、平成塾よりも遥かに楽な1日でございます。

さて、平成塾では塾生達の守備力を上げる為に、書き取りノック、ロナウジーニョノック、アドレナリンノックなど様々なノックのバリエーションを持っています。
がっ!
実はそれ以外に、とても地味ですが効果的な方法も持っているのです。


指導陣がボールを転がし、塾生が捕球するや否や指定された場所に送球します。

一見するとバットを使わないノックのようにも見えますが、実はノックではなかなか直らない箇所を指導しているんですよ。

ノックで飛ばす打球と、手で転がすボールとでは、明らかに手で転がすボールの方が捕り易いのです。
打球だとバットとボールの当たり方によって、様々な回転がかかるのですが、手で転がすボールは素直な回転で綺麗に転がって来るからです。

では、なんでこんな練習をしているのかと言えば。
向って来るボールを捕球しに行く時の姿勢を教えているんですね。

試合では捕るか捕らないかだけで判定されますが、いい加減な捕り方を繰り返していては決して上手くなりません。
正しい捕球姿勢で捕る為には、ボールへの寄り方が大切なのです。

炎天下で、何度も何度もできるまで繰り返されるこの練習。
それだけで塾生達はバテて行きますが、意識して自分のフォームを直さないと・・・


こんな目に遭います。

正しいアプローチから、正しい捕球姿勢、正しい足の運びからの正しい送球。
それらを身体に植えつける為に、塾生達の涙と汗にはお構いなしで練習は続けられるんですね。