この日の塾生達は午前中に学校で色んな行事がありました。
音楽発表会やら授業参観やら。
その為にみんな遅れて来ますなんて報告を受けていたのですが・・・
例によって練習開始1時間前の12時には、ほとんどの塾生が集合をしていましたよ。
ちゃんとお昼御飯を食べて来たんだろうか?
11月とは思えない陽気の中、グラウンドの準備が始まります。
お?
珍しくチュートンが手伝っていますね。
塾長はリョウヘイと軽いキャッチボール。
リョウヘイの肘の状態を確認します。
軽く投げる分には痛くありません。
ならばと言う事で、軽くなら投げても良いと許可を出しました。
けれども、万が一にも肘に張りを感じたら、即刻投球中止です。
ベースが到着していないので、先に印だけを付けて行きます。
指示を出しているのは、この日キャプテン代行を務めるイブキ。
ペペがお休みなので、日頃はやり慣れていない事までやらなくてはなりません。
ところでイブキ。
この日の塾長との会話です。
塾 イブキ、お前は2つから1つを選べるよ。
イ ???
塾 仇名の事ね。 ペコちゃんかポコちゃん、どちらかを選んで良いからね。
イ (暫く沈黙の後) あの・・・ 仇名はいらないです。
塾 やかましいっ! 仇名なんて、本人の希望と関係無いのじゃ。
イ (沈黙)
塾 練習が始まるまでに決めろよ、そうでないとペコちゃんにするからな。
イ (頭を振りながら困り顔)
開始20分前、ようやくベースが到着。
急いでペグを打ち込む塾生達。
続いてピッチャープレートを固定します。
と、そこへ話しかける他の塾生達。
当然のように、簡単に集中力が切れる作業中の塾生達。
お陰でピッチャープレートが曲がって設置されました。
とうとう開始時間になりました。
ペコちゃん、あげろ~っ!!
・・・・ 上がれ~っ!
今日はペペが休みなので、ペコちゃんが指揮を執ります。
みんなペコちゃんに従うんだよ。
は~い。
塾生ファイト~ッ!!
おーっ
レディースに妙にウケているペコちゃん。
この後、ペコちゃんの号令でランニング、ストレッチと準備運動が終了し、ペコちゃんが神妙な顔つきで塾長の所にやって来ました。
塾 なんだ?
イ あの・・・・・・
ポコちゃんにして下さい。