インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

習うより

2011年12月07日 | 歴史

初めて野球をやる子供達にとって、大きくバウンドするボールと同じくらい捕り辛いボールがフライです。
一度フライの捕り方を覚えてしまうと、なんでこんな簡単なボールが捕れないんだろうと不思議に思うのですが。
青空の中に浮かぶ白球は、いったい何処に落ちて来るのか検討も付きません。



まずは子供達と高い場所の1点を見つめる練習から。

ただ黙って立って見ていると、見ている物がゆらゆらと揺れます。
これは人が自律神経の作用によって、倒れないようにバランスを取っているからなんですね。


みんなで見ているのは、このポールの先端。

突っ立て見ていると揺れますが、膝を曲げて見ていると揺れません。
これに気付かせたら、今度は膝を伸ばさないで移動する方法を教えます。
すると、自分の進行方向とは関係無く、ボールの進行方向が解る様になるんですね。


まずはそれを踏まえて、フライの練習。

塾生が構える真上にボールを投げてやります。
自分の真上に落ちて来るボールは、どのように見えるか覚えさせるんですね。


おおっ ボールがグローブに入ったイオ。

捕ったと言うより、勝手にボールが入って来たって感じ?
それでも塾生にとっては、これが自信に繋がるんです。


ミニアサも随分とフライに慣れましたね。

いつの間にか、綺麗に落下点に入れるようになりました。


ちょっとエビ反りのダイキ。

フライを捕る度に腰のストレッチ。


ボールが私を越して行く~・・・

慣れないと、どうしてもボールが頭を越えて行きますね。
それが解ったんなら、少し後ろで構えれば良いのにと思うのですが。


ありゃ?

そうです。
落下点に入ったからって、必ずしも捕れると言う訳では無いのでした。


こちらは隣で練習している物足りないクラス。

少なくともフライを捕るくらいは当たり前のようにこなすクラスです。
同じフライの練習でも、プチクラスとは随分と空気が違いますよ。


投げる距離だって、随分と遠くまで。

この日、プチクラスからミニアサ、ダイキ、トモヤがこのクラスへ上がる事を許可されました。
さあ、今度はお遊びから本格的な練習に移りますよ。