こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

うちの放射線対応について

2011-10-24 20:52:49 | きょうのひと言
このブログをご覧になった方から、メッセージをいただきました。

この上ないお褒めの言葉をいただき、感激しました。

メッセージの最後に次のような一言がありました。
「今問題の放射線量についてはどのような対処をなさっていらっしゃるのか伺えれば幸いです。 」

口には出さなくても、やはり皆さん心配なさっているのだと思いました。

きょうはいただいたこのメッセージに対して私が返信したメッセージを紹介します。

以下、原文通りです。
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お問い合わせの放射線量に対する対処について回答させていただきます。

当地、越谷市の放射線量は平常時とほとんど変わっていません。
これは市のホームページ(http://www2.city.koshigaya.saitama.jp/osirase/rad/index.html)でも確認出来ます。

現在栽培中の作物はすべて4月下旬以降に作付けしたものです(果樹のブルーベリー、すだち、いちじくを除きます)。
また植物が放射性物質を吸収するような話が一部ではありましたが、
効果を実感するほどの吸収力はありません。

土壌の除染作業からもわかるように、原発から発せられてしまった放射性物質は”降り積もる”ように溜まっています。

以上のことから、「うちの作物は心配いらない」と判断しています。
しかしながら収穫物表面に万が一にでも付着していた時のために、
収穫物のすべてを流水(水道水)で洗っています。

こうすることで、万が一付着があっても洗い流すことが可能と考えているからです。

ただ収穫物の水洗いは、いままでも日常的に行っていたことですので、特段今回の問題が起こったから始めたことではありません。
ただ、いままでは表面についている”ホコリ”や”土”を落とすため作業でした。
たまたまこの行為が、万が一放射性物質が付着していた際にそれを落とすために有効だっただけのことです。

現在わが家の畑の近くにある、越谷市立大相模保育所、越谷市立大相模中学校での放射線の測定結果を見ると、
自然放射線レベルしか計測されていません。したがって私は、震災前と何一つ変わらない農作業をしています。

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放射性物質に限らず、目に見えないものには誰もが不安や時には恐怖を感じると思います。
こんな時こそ、正しい情報とその正しい解釈が必要なのではないかと思います。
うわさや風評に惑わされることなく、情報の正確さを複数の角度から検証することがいま最も重要なことだと思います。


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10月23日(日)のつぶやき

2011-10-24 02:40:18 | きょうのひと言
08:37 from web
きょうの読売新聞埼玉版に私が載っています。#urawa #koshigaya #浦和 #越谷
13:14 from gooBlog production
おいしいよ!大根葉 #goo_ishigakiengei http://t.co/6kMfNYw2
13:25 from gooBlog production
まだまだ元気です。 #goo_ishigakiengei http://t.co/Q3ApIYMX
13:28 from web
あさつきの移植。午前中新しい定植場所に黒マルチを張った。いよいよ午後から移植作業。
17:13 from gooBlog production
ほうれん草、発芽。 #goo_ishigakiengei http://t.co/ZjKo5ZHz
17:42 from web
外はもう真っ暗。本当に日が短くなりました。
by Jagachan on Twitter
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