9月の3連休は実家に帰りました。
(湧水の川だけは渇水じゃない)
実家は年老いた両親が2人、敬老の日ぐらいは実家で両親とすごそうと、土曜日に実家に向かいました。
なんだかんだ金曜日は早上がりできませんでしたので、夜明け前の川はあきらめて、土曜日は日の出とともに出発です。
やはり3連休初日ですから、早朝でも車は多く、まさかと思いましたが、実家の前の川にはすでに車が2,3台駐まっています。
まあ、渓流シーズンラストの休日ですから、しかたないです。
いつもの場所に行くと、釣り人は下流の方に行っているのか場所は空いていますが、かなり水は少なくなっています。それでも本流の流れですから、奥までは入れません。しばらく流れをみていると、目の前でちびがライズしました。するとその後でモコッと水面が盛り上がりました。結構良いサイズと思われる魚ですね。すかさず毛鉤を送り込むと吸い込まれたものの、かかりませんでした。大きな魚だったのか、小さな魚がつついたのか、それは謎です。
朝8時には実家に行き、ちょっと昼寝をしてから支流に行ってみました。
(湧水の流れのヤマメ)
その支流は、美味しい湧き水が出ることでちょっと人気の場所ですが、一応釣りもできます。近辺の支流は渇水で水が少ないですが、やはりその支流だけは水の流れに生気があります。でも、水の湧き出している一帯までは遊歩道があって、結構、ハイキング客がいるので、釣りはしづらいのですがね。流れの緩いところを見るとイワナが数匹泳いでいるのが見えましたが、毛鉤には反応しません。
(湧き出る水)
ハイキングコースから良い感じの溜まりに毛鉤を浮かべると、25,6cmほどのお腹が黄色い居着きのイワナが毛鉤に食いつきましたが、写真を撮る前に逃げられました。
釣り上がって行くと今度は20cmほどヤマメが釣れましたが、ちょっとさびが入っている感じです。その後イワナが釣れましたが、20cmないチビでした。水が湧き出している一帯を通り過ぎ、そのまま上流に行ってみましたが、上流はやはり渇水で流れにはほとんど水が無い状態で釣りは終了です。
湧き出ている水をすくって飲んでみましたが、本当に冷たくて美味しい水です。水温は年間を通して11℃、湧き出る水の量は雨が降らないこの時期でも一定量を保っています。
(湧き出す水の流れ)
今度は一端実家に帰りイブニングの本流に向かいましたが、なんと車がすでに5,6台駐まっています。川は入る場所がありませんので、一番下流側まで行ってみました。
(イブニングの本流の流れ)
まれにライズするものの小さい魚で毛鉤を送り込んでもでません。今朝見たライズがどうしても気になり、上流のいつものポイントに行くと、そこだけ開いていたので、見てみました。ライズはありませんが、もう少し暗くなればと思い水面を見ていると暗くなってきた水面にライズです。毛鉤を送り込むと毛鉤をつつくもののかかりません。暗くて良く解りませんが、どうやらかなり小さい魚のようです。もう、毛鉤も見えなくなったので川から上がりましたが、まだ数名の釣り人は残っていました。
翌朝また、行ってみると、すでに数名の餌釣りさんがいましたが、今朝は、ライズすら見つけられず終了です。
昼ご飯を食べた後に両親を釣れてデパートに買い物です。主に食料品ばかり買ってきました。さて、イブニングタイムは川ですが、なんと川に着いた途端に、雷と雨です。。
ちょっと車の中で待っていましたが、雨は止みそうもないので、終了。実家に帰って晩ご飯。買い物してきた食材だけで、かなりのご馳走でした。
本当は、両親を連れて外食でもと思っていたのですが、外で食べるより家で食べた方が落ち着くとのことで、その様になりました。
(実家の庭の花)
翌朝もちょっと川の様子を見に行こうかと思っていましたが、夜明け前、雨の音を聞きながら寝ていました。
今日は敬老の日、両親が近くで行われる敬老の日のイベントから返ってきたので、母の実家に行ってきました。母の兄、叔父はすでに他界し、従兄弟がブドウ園を継いでやっています。今年も美味しいブドウが採れたということで試食です。ブドウ畑をハクビシンが荒らすそうで、ハクビシンは退治されてしまいます。なんだか可哀想な気がしますが、ブドウを栽培している農家にとっては大問題ですからね。。犬でも飼ってみてはどうかと思うのですが。。
しかし、こののどかな田園と山林の地域に獣害よりもっと重大な問題が発生しています。
ここは、今、問題になっている栃木県矢板市なのです。
放射能汚染物質の廃棄場所予定の国有林は、しかも従兄弟の山林から数百メートルしか離れていないそうです。
当然、地域として反対運動を展開中ですが、そんな騒動は今まで平和だった地域に様々な波紋を起こし、大変な騒ぎになっています。
また、近隣の地域でも同じように騒動は広がります。
とても複雑な問題です。
元をただせば原発が悪いのですが、起こってしまった始末はなんとかしないといけないでしょう。今回はたまたま、ボクの実家の地域での話です。でも、突然、関わりのある地域でこのような話があったら、どうします。。。それはないよね。。
ひとまず、ボクは反対の署名をしてきました。
これからどうなってしまうのか。。色んな事がとても心配な敬老の日でした。