きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

そば畑の向こうの山でイワナ釣り(2015/8/20)

2015-08-23 | 釣り

8月20日は実家の用事があるので、会社を休んで帰省することにしていましたが、用事は21日になったので、8月20日は、釣りに行くことにしました。

(森の中の流れ)

天気予報では奥会津は曇り、15時頃からは雨の予報ですから、15時には上がるつもりで、川に向かいました。前回、先行者がいて入れなかったポイントに入るつもりです。朝9時頃にポイントに到着しましたが、どうやら他に釣り人は居ないようです。天気は薄曇りで、雨は当分降りそうも無いですが、まだ8月なのに気温は21度ですからウエットウェーディングでは寒すぎます。ウェーダーを履いて、川に降りて行くと、やっぱり水は冷たくて空気もヒンヤリした感じですから、履いてきて正解。問題は森の中の流れなので、ちょっと薄暗い感じですから小さな毛鉤では良く見えません。

(ヒンヤリとした流れ)

ひとまず、大きめの毛鉤を付けて、流れに毛鉤を送り込むと毛鉤にモコッと反応がありましたが、食いつきませんでした。その先で、小さいイワナが釣れましたが、釣り上がっても、やっぱり毛鉤の所でモワッとして引き返してしまうようです。

(最初に釣れたイワナ)

もう、すっかり川は秋になってしまったようで、大きめの毛鉤にはどうやら反応が悪いようです。仕方ないので、毛鉤を小さめに変えて釣り上がります。それなりに釣れますが、あまり大きなイワナは釣れませんし、ここぞのポイントからは反応がありません。ボクの腕が悪いのかもしれませんが、それにしても走るイワナも少ないので、本当にイワナが少なくなったのかもしれません。前に来た時にこの区間に餌釣り師が入って居た様ですが、噂通り、良くこの区間に入ってだいぶイワナを抜かれてしまったのでは無いかと思いました。

(釣れてもこのサイズでした)

少なくとも、去年来た時には、結構、良いサイズのイワナがもっと沢山釣れたので、確実に大きなイワナは居なくなってしまったと思います。去年、もう十分と思って釣りを止めた所を過ぎてもそれほど釣れません。

(天然の屋根付きの流れ)

天気の方は、雨が少しぱらついたので、本格的に降る前に脱渓点まで急ごうと、釣りの方もいい加減になり、だいぶ飛ばし気味に釣り上がります。雨が降り出すかと思いきや、晴れ間が出て、毛鉤も良く見えるようになり、じっくりと釣り上がろうかと思うと、また、雨の気配です。

(時々、晴れ間も出ますが空は見えません)

渓谷の流れで木が空を隠していて、雲の具合が良く見えないので、雨が降り出してもあまり気が付きません。だいぶ暗い感じだと思ったら、ちょっと開けた所に出ると、本格的に雨が降り出しました。慌てて、先を急いで脱渓ポイントに着くと、なんと雨は止みました。ひとまず川から上がって、その先にある堰堤の上の溜まりをみると、イワナが結構いるのが見えます。しかも、見ていると、ライズしました。
あれだけは狙ってみようかとも思いましたが、また、川に降りるには、ここからでは、かなり落差もあるので、遠回りして、上がった所に戻って対岸から行かないと危ない感じです。時間もちょうど3時ですから、今日はこれで完了と言う事で、あの堰堤の上のイワナは次回に狙うことにして帰路につきました。

(堰堤の上の溜まりでライズ!)

帰りがけに、途中にあったそば畑で車を止め、さっきまでいた山の方を見てみると、ちょっと煙って居たので、きっと雨が降り出しているのだろうなと後ろ髪引かれながら、実家に帰りました。



さて、次回は、いつにしようかな。

コメント
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