きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

甲斐の国で渓流ラスト(2013/09/28,29)

2013-10-01 | 釣り

2013年渓流ラストは山梨に釣りに行ってきました。

092801 (コスモスの向こうに南アルプスの山々が綺麗でした)

9月最終の土曜日は、二ヶ月前に病院の予約を入れてありました。9月の最終の土日はきっと何処の川に行っても釣り人が多いし、それに産卵も始まる頃だから、前週に釣りして最終週は休みかなと思っての事です。しかし、前週の三連休は台風の影響で川は増水、釣りは無理と諦め、家でのんびりしていました。3月に買った山梨の年券はとうとう一度も使わず仕舞いだな。。そう言えば、昨年は山梨の東の年券を買って結局一度も行かなかったし、南会津の年券も一度だけだった。土日は天気も良いから、年券もあることだし、午後から出かけて、ちょっと釣りして一泊、日曜もちょっと釣りをして来るかなと思い、宿を取って出かける事にしました。
さて当日は、ちょっと早起きして10時には病院での診察も終え、そのまま出発です。
今回は、20年ほど前に初めてフライでイワナを釣った川に行こうと思って出かけました。川の入り口に到着し、この先は携帯電話がつながらなくなるので、今夜一緒に晩ご飯でも食べようと約束していた、地元の増っさんに電話してみると、近くに居るそうで一緒に釣りする事になりました。地元、増っさんに案内してもらってイワナのいる小さな流れに向かいました。前々週の台風の影響はかなりひどかったようで、その小さな流れもかなりの水が出たようで、大きな木も倒れ川を覆っている所もありました。イワナは流されてしまったのでは無いかと思いましたが、流れからは小さなイワナが飛び出し、一安心です。
小さな流れですがちょっと水のたまったポイントで、24,5cmのイワナも釣れました。
092802
(この川のネイティブなイワナ)

092803_2 (こんな流れから出てきました)

昼なお暗い森の中を流れる川から上がり、下流部の広い流れに移動して、今度はアマゴの釣りです。今度は、大きな流れなのに、小さなアマゴしか釣れませんでしたが、良い釣りができました。川から出る道?はかなりわかりづらい所ばかりですから、地元の増っさんと一緒でないと、車に戻るのはかなり苦労すると思います。

092804 (暗くなるまで釣りしました)

宿のチェックインを済ませ、近くに住んでいる増っさんと宿の近くの中華料理屋さんで、晩ご飯です。

092805(中華屋さんで晩ご飯)

ボクは最後に杏仁豆腐で締めて、宿に戻り、温泉に入りました。先に温泉に入っていたお爺さんが、「良い湯だ」と話し掛けてきましたが、確かに良い天然温泉も付いているので施設は古めですが料金も安い良い宿ですね。温泉から上がってベッドに入ると、なにやら遠くの方からやかましい音が聞こえて来ます。宿の前の国道をうるさいバイクが通ります。行ったり来たりしているようで、うとうとするとまたやってきますね。ときどきパトカーも通ります。全くもって迷惑なものです。

朝は部屋の外が騒がしいので時計を見ると朝の6時です。あれ、もう朝か、あまり眠れなかったのか爆睡したのかわからないうちに起こされた感じす。後でわかったのですが、どうやらスポーツダンス?社交ダンスの大会か何かがあるらしく、それにでる人達が同じ宿に泊まっていて、朝食を早めにとるため騒がしかった様です。部屋を出て、朝食を食べに行ったら、ビックリするくらいセクシーなドレスを着た女性が数名居ました。皆さん、結構、高齢な感じでしたけど、とても生き生きとして、バスに乗って出かけて行きました。歳をとってからもできる趣味をもち、生き生きとする事は良いことだと思いますが、他の客も居るので、朝早くから廊下で大声を出すのは、止めて欲しかったですけどね。
きょうも増っさんと鱒釣りです。
092806 (きょうも鱒釣り、増っさんと)

下流の流れを見ながら少しずつ移動して、下流域にまずは入ってみました。なんだか車では通れそうに無い道をどんどん走って、車を止めて、踏み後も無いようなやぶをかき分け、川に下りて毛鉤を流すと魚の反応があります。これは、いけそうだとちょっと期待して毛鉤を流したら、合わせ切れしてしまいました。やはり、ティペットは新しい物に交換して置くべきでしたね。その後はどうやら、先行者ありでチビアマゴしか出ませんので、川から上がって車に戻ります。今日は雲一つ無い良い天気で、コスモスの花が咲き、南アルプスの山々、八ヶ岳が綺麗に見えてなんともすがすがしい天気です。
その後は、こちらに釣るに来ている川もっちゃんと合流して上流域のそば屋さんで一緒にお昼です。

092807 (お昼は、3人でお蕎麦)

お昼の後は、川もっちゃんはすでに午前中の釣りで満足したようで、別れて、増っさんと上流域で釣りですが、道から見えない川の流れは意外にも渓谷の流れで、ちょっと驚きました。
どうやら今日はすでに何人かの釣り人が入った後だったようで、あまり毛鉤への反応は良くありませんが、増っさんが、そこに居ると言うので、毛鉤を流すと、ガバッと毛鉤にアマゴが食いつきました。26cmほどのかなり体高のある、アマゴで嬉しい、1匹です。

092808 (出ました、まん丸アマゴ)

092809 (こんな流れです)

川から上がって、今年の渓流での釣りは完了、とはいかずに最後はまた下流でイブニングをやることにして移動です。途中支流との合流点に行くと地元のOさん、Nさんが川を見ています。
しばらく話し込んで、別れて下流に移動しまたが、途中の川ではライズも無く、あてにしていた堰堤下は他の釣り人がすでに待機、その下流に行って見ましたが、ライズは偽物ばかりでした。

092810 (渓流シーズンの終わりの日暮れが近づきます)

結果、真っ暗になるまで、釣りをしました。もしかして、ここまで良い感じできたら、最後に尺アマゴが釣れるかも、なんて甘い話しはありません。
心配していた帰りの渋滞も順調に伸び、帰宅は22時となりました。
しかし、渓流シーズンラストは、一人しんみりと釣れない釣りかなと思っていましたが、増っさんのおかげで、心地良い疲れに浸ることができました。

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