今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。
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ここは貴州省の丹寨県(たんさい-けん)・楊武郷・高要です。
「高要の棚田」です。
棚田の細い畦道を慎重に歩いています。
水を張った田で、代掻きをしているお百姓さんに声を掛けました。
「ニーハオ」と声を掛けると、仕事を休み、笑顔で振り向いて頂きました。
働き者の母娘のミャオ族でした。
「シェイシェイ」
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菜の花が咲く棚田で草刈りをしている女性がいました。
「ニーハオ」と声を掛けると、手を休み、笑顔で振り向いて頂きました。
「シェイシェイ」
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家畜の食料となる草を運ぶ男性です。
棒の両端に重い荷をつけて1人でかつぐ両天秤で運んでいます。
日本の両天秤には、しなう木の天枠が用いられた。
しなうが折れにくい、スキーや野球のバットにも用いられる「トネリコ」は、
日本の農村では水田の周辺によく植えられて、立木のまま稲架の支柱
にも使われたが、両天秤の用材としてとくに重用された。
高要のミャオ族の人達は笑顔で応えてくれます。
高要のミャオ族の人達は笑顔で応えてくれます。