ラーメン×4

午前中に起きて友人のウミヘビ氏とともにラーメン博物館へ。
博物館のある新横浜まで新幹線で行こうかという話もありましたが、
ここは貧乏学生相応にJRと私鉄を乗り継いでいくことに。
私と彼はことあるごとに食事は色々なラーメン屋で戴くわけですが、
ラーメン好きの聖地とも言えるラー博は未踏破だったので、じゃあ、ということに。

博物館の中にはラーメンの歴史などをつづった展示はもちろんのこと、
高度成長期を彷彿とさせるレトロな昭和の雰囲気を残した館内に、
各地で名をはせる8つのラーメン店が出店しており、実食出来ます。
さすがに成長期を通り越した21歳の男二人では全ての店をクリアすることは無理なので、
いくつか目星をつけたラーメン屋を絞って食べることにしました。

最初に来店したのは岩手でその名を馳せる千草に決定。
透き通るスープから鶏の香りが堪能でき、空腹には優しいお味でした。
岩手・久慈の名店らしいですが、繊細な味にこだわりが感じ取れました。
二番目は立て続けに井出商店へ向かいます。
数年前のご当地ラーメンブームに乗っかり、和歌山のご当地ラーメンとして一斉を風靡。
店の外からでも濃厚な豚骨の匂いを感じることができ、写真も掲載しましたが、
その独特の濃さと味わいに(￣ー￣)ニヤリさせていただきました。
和歌山ラーメンで有名な「まっち棒」にも似て非なる和歌山を感じさせていただきました。
で、三番目は小休止を挟んでの参戦で欅（けやき）へ。
札幌はススキノの超有名店のようで、なぜかここだけ長蛇の列になっていました。
昨日の富士急に引続きなんとも行列に萎えてしまいます。その時間45分。
そんな待ち時間に期待をしつつ挑んだ味噌ラーメンのお味は、
私風に表現すれば「辛めになった給食のラーメン」でした。失礼か?
待った分、期待も膨れ上がってしまうのは仕方がありませんが、
おそらくこの再び暖簾をくぐることはないかと。行列に拍子抜け。

まぁミニラーメンとはいえ3杯も平らげてしまうとさすがに苦しいので、
館内のレトロ喫茶店で一服をした後、新横浜を脱出。
生麦事件の跡にある記念碑をみたりしつつフラフラと神奈川散策。
程よく腹ごなしが出来たので京浜急行に揺られて品川へ。
ここ品川でもラー博のように各地の有名ラーメン店を誘致し、
麺達七人衆　品達というラーメンモールが最近オープンしており、
ラーメン三昧な一日のついでに立ち寄ってみることにしました。
ウミヘビ氏の強い希望により、蔵六という店へ。
高田馬場の名店「渡なべ」をプロデュースしている渡辺樹庵氏の協力を得た店で、
今日食べた中で一番美味しかったような気もします。メンマでけー。
5時過ぎだったと言うのに我々が来店した時に一人も客がいなかったのが心配です。

長々と書きましたがとにかくラーメン三昧な一日でした。
しばらくラーメンは(゜⊿゜)イラネ