恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

貫太郎・城・カステラ

2005年03月15日 | 二輪/四輪車とか
久々に天気もよく、何もない一日だったので出かけてみました。
関東近郊の目ぼしい所はほぼ行き尽くした感があるのですが、
地図をふと見ていて千葉県の北部のほうに注目してみました。
千葉といえば房総の方ばかりに目が行ってしまいがちですが、
今日訪れた関宿町(現・野田市)は埼玉県と茨城県に挟まれた特異な地で、
ここも千葉なのか、というように千葉の広大さを思い知らされました。

んで、最初に訪れたのは地図であらかじめ確認しておいた鈴木貫太郎記念館
歴史を専攻する人間である私にとっては興味深いところなのですが、
おそらくそれ以外の人から見れば物好き以外の何者でもないでしょうね。
予想通り来館者は私以外に一人もいませんでした。
入館料も無料だというのに、この記念館の存続が気になります。
記念館内部はさして広いものではなく、こじんまりとした様子で、
貫太郎の遺品が展示してあったり、略歴のパネルがあったりと、
ある程度歴史に詳しくないと面白くない施設であるような気もします。
しかしまぁ終戦を工作した一大内閣の首相がこういうところの出身だったとは。
特に見て回るのに時間がかかるわけでもなく、足早に記念館をあとにしました。

もともと今日はここにくるのだけが目的で、
後は茨城や千葉をぶらぶらと走るつもりだったのですが、
記念館から城の天守閣が見えることに気がつき、ついでに向かってみることに。
関宿城の内部は、現在博物館になっており、
この地域の歴史などを中心とした展示がされています。
ここは入場料100円だったのですが、やはり入館者が私のほかに2人しかおらず、
ここでも経営が心配されます。余計なお世話でしょうが。
やはり改築されてから歴史が浅いということもあるのでしょうか、
城としての趣き・規模はいまひとつといったところでしょうか。
展示の豊富さで言えば貫太郎記念館よりは上だったので、そこそこに楽しめましたが。

城をあとにして、近くにあった道の駅さかいで小休止。
目的地が千葉で、埼玉の道を延々と進み、茨城で休憩となんとも忙しいですね。
この道の駅がある境町の名物にはなぜかカステラがありました。
カステラといえば長崎だと思っていたのですが、これはとんだ伏兵かもしれません。
お土産で購入して食してみましたが、なかなかいけるんじゃないかと思いました。

帰り道は国道を使わずにあえて県道の流山街道をひたすら南下しました。
旧街道筋を通るといったような趣きで殺伐と国道16号を走るよりはいいかも。
車だと渋滞があるのでバイクならではの楽しみといえるでしょうけどね。
やっぱり事故後でもツーリングの楽しみっていうのは捨てがたいなぁ、と。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする