恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

春まだ浅い筑波路へ

2005年03月24日 | 日記とか
前々から大学の友人数人でどこか出かけようという話がありまして、
茨城方面へ日帰りでサクッといってまいりました。
そもそもの計画としては私と友人の一人がバイク、
その他の三人は車で行くような話だったのですが、
如何せん天気がはっきりせず、安全策をとって皆で車で、ということに。
つい前日までバイクで行く気満々だったのですが、
天気予報を見て、こりゃまずいということになってしまい、
焦ってレンタカーを取ろうにも予約がいっぱいでコンパクトカーしか取れず。
5人の定員の所に大の男5人で乗るもんだからキツキツ状態。
快適なドライブとはお世辞にも言えませんが、それもまたありかと。

地元江戸川区に全員を招集し、常磐道経由土浦まで移動。
今日の面子は全て日本現代史を専攻しているということもあって、
予科練記念館へ。ここには特攻隊員の遺書などが展示されており、
現在は陸上自衛隊の駐屯地の中で運営がなされています。
入り口から自衛隊員に敬礼で出迎えられ、粛々と記念館と関連施設を見学。
どこか遊びにいこうっていうノリではなく、むしろ社会科見学的な感じですかね。
まぁ、こういうのも有意義で楽しいのでなかなかよろしいかと。
他の仲間とではこういうのがなかなか理解されないってのもありますから。
展示されている遺書とかを見ると戦前の方々は凄いなぁと思います。
どの人たちも20才前後の若者ばかりですが、国を思う気持ちとか、
自分自身の人生への展望など、今の私たちとは比にならないものばかりです。
こういう人たちがいたからこそ、今の日本があるということを忘れちゃいけませんね。
単に特攻隊員は被害者で可哀相だ、というだけでは割り切れる話ではないと思います。

で、そのあとは近隣にある牛久大仏を見に行くことに。
ギネスでも登録されている世界で一番でかい仏像だそうで、
過去にも行ったことがありますが、とにかくその大きさが半端じゃありません。
あの奈良の大仏も牛久の大仏の掌に悠々乗ってしまうぐらい。
台座からの全長も含めて120メートルというわけで、付近からも頭が見えます。
大仏の胎内にも入ることができるのですが、入場料700円也。
鎌倉の大仏の胎内見学に比べたら40倍ですね。
高いんだか安いんだかわかりませんが、この辺の観光地はこれぐらいだし。
ちなみにこの大仏、近隣の牛久の方々は行ったことない人が多いみたいです。
なんというか、東京都民は東京タワーに上らないみたいな感じですかね。

やっぱり観光地に乏しいこの周辺、仕方がないので霞ヶ浦湖畔まで車を走らせ、
夕日をバックに皆で湖めがけて石を投げて遠投を競ってみたり。
結局帰り道まで雨らしい雨が降らず、バイクでもよかったんじゃないか、
という話もありましたが、キツキツの車内に耐え抜いただけあって、
かなり安上がりにいけたのは評価できるんじゃないかと思います。
しかしもう春休みも終わりに近づいてるかと思うと憂鬱ですねぃ。
コメント
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