恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

国会で居眠り

2005年05月09日 | 日記とか
バイト先の朝のシフトで入るはずのスタッフが急病でダウン。
土曜日に一緒に働いていた時から具合がよろしくないようで、
「もし月曜辛そうだったら前の日までにいってくれれば私が入ります」
とは言っていたのですが、その時はさすがに月曜までには具合はよくなるだろうなぁ、と、
いわば言ってることと思ってることが矛盾していたわけなのですが、
まさか本当に交代で入るとは思っていなかったので、日曜の朝は昼まで寝てました。
そんなわけで今の今まで寝ることができず、一睡もせずにバイトに向かうことに。
もともと徹夜なんてできる人間ではないのですが、まぁこれも仕方ない。
具合が悪い人がいたらその代わりで入ることぐらい人として当然のこと、なので。

んで、そのままバイトへ行くも動いてしまえば眠気も消えうせます。
そんな感じで正午までの勤務を経て、その後は友人とともに池袋の大勝軒へ。
曰く、つけ麺の元祖の店でかつて訪問した際には私は2時間半並んだという、
恐ろしい程に人気店だったわけなのですが、今日行ったら30分で入れました。
なぜここにあえてもう一度来たのかといえば、前回の大勝軒訪問後、
何件ものつけ麺を食してきたわけなのですが、ここで改めて味わってみよう、
という趣向のものでした。さすがに元祖であり、いまだに人気店なので、
実際に食してみると私の体調が悪いのか、舌が肥えてしまっているのか、
これと言って感動を呼び込むような味ではないことに気がつきました。
なんだろうな、そこまで並んでまで食べる味じゃないなぁ、と。
これだったら町屋の勢得や中野の青葉のほうが上だと思います。
いつまでも口コミだけで食っていける店っていうのは少ないと思うので、
元祖つけ麺の店として今後の努力に期待したいところです。

つけ麺を食べ終わってちょうど二時ごろ。授業が五時半からなので、
まだ時間はたっぷりあるということで、思いつきで永田町にある憲政記念館へ。
憲政の功労者である尾崎行雄をはじめとした日本議会制度に関する展示が豊富で、
しかも無料では入れるということもあり、なかなか楽しめるものでありました。
この辺のことにある程度の興味がある方々は一度訪れてみるといいかも。
社会科見学で訪れていた高校生たちに交じり、一時間程度見学し、
そのあとは近くにある国会議事堂の周りをウロウロ。さすが立法府の中心はでかい。
どこかで写真でもとっていこうかなと思っていたら、「参観者受付」という文字が目に入り、
アポなしではあるもののひょっとしたらということで、受付へ。
ちょうど四時から国会内の見学ツアーがあるので、よろしかったらどうぞ、
ということであったので小学校以来二度目の国会議事堂見学をすることに為します。
ツアー参加者は私とその友人に加え、関西から来たと思しき親子が二人。
この四人を案内するために国会警備担当の警察官の方が一名で参観開始。
小学校の頃に見たのと、今改めて知識を持って見学を売るというのでは、
さすがに感じることがすごく違うわけですね。なんとも立派な造りでに感動を覚えます。
議員のように赤絨毯を踏みしめて国会内を歩くというのもなかなか趣のあるものです。
天皇陛下が見えた際にご使用いただく控え室なども、とにかく豪華絢爛。
我々一般庶民の感覚からすると本当に恐懼に堪えない雰囲気で背筋が凍りました。
金使いすぎだろ、とは思うものの、やっぱり国の重要機関ですからね。
これぐらいの権威を感じさせるぐらいでちょうどいいのかもしれません。

で、ツアーの目玉的な部分である参議院の議場を見学する最、
ちょうど傍聴席に当たる部分で議場の説明を延々受けるのですが、
程よく静まり返った議場内で私は遂に睡眠への欲求にかられてしまいます。
ダメな国会議員のように議場で寝てしまうのは何とか避けたかったので、
なんとかして寝ないように努めますが、あの雰囲気は居眠りには最適な環境かも。
まぁそんな感じで、1時間程度の見学コースを回り終え、
気がつくと授業までの時間が残りわずかになってしまい、ダッシュで学校へ。
もちろんこんな寝不足の際に走ったりしたので、授業中に居眠りしたのは言うまでもなし。

恐懼謹言。
コメント (2)
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