恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

鳴らない電話

2005年05月21日 | 所感とか
携帯電話を一日携帯しているのに全く電話もなければメールもない、
そんな経験をされた方ってのは多数派なのかどうかわかりませんが、
今日の私は全くもってそんな状況でありました。
当然私に対して何の用件もないからこうなるわけですが、
さながら東京プリンの「携帯哀歌」な気分でございます。
携帯電話を使うことがないってことはその分、電池の減りは少ないっすね。
そんな悲しい利点を発見した所で、どうなんだって話ですが、
こんなことだけで物寂しさを感じるのも滑稽な話ですね。

一般論的な言葉を借りて述べるのであれば、
現代の日本人っていうのは四六時中誰かしらと繋がりを感じていたいのだそうで、
携帯電話を用いて用もないのに何となくメールしたりだとか、
パソコンでチャットに入り浸ったりだとかそんなこと珍しくもなくなりました。
自分自身でもそういう風に考えている面がないとは思いつつも、
心の奥底ではそうした繋がりというものを求めているのかもしれません。
考えてもみれば携帯電話やらインターネットなんてものは、
我々が高校生ぐらいからやたらと普及してきたようなもんで、
それ以前はそんなものがなくても交友関係というのは維持できてました。
しかし人間は一端便利な生活に身を置けばそこから質を落とすのは困難で、
多くの人は携帯を持ち歩かない生活というものを想像できないのではないでしょうか。
かくいう私もネットがない生活ってのはきついだろうしなぁ。
これもおそらく、「人」という概念ではないものの、
ネット上にある何かしらの存在との繋がりを失いたくないということなのかもしれません。
これが強度の依存症になってしまうといわゆるネトゲ廃人化してしまうわけですが、
一日何の繋がりがなかっただけでそんなことを考えてしまうこのご時世、
そういう下地は誰しも持ち合わせてるのではないでしょうか。

よくわかんないことをグダグダと続けてしまいました。
メールが来る時は一日にやたらたくさんのメールが来るのに、
来ない時は全く来ないのであって、その辺のバランス云々の話だったんですが、
なんだか私も精神的に病んでるようですね。
面倒事がさっさと解決してほしいと思う今日この頃。

恐懼謹言。
コメント
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