恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

実習に向けて諸々

2005年05月19日 | 日記とか
教育実習を間近に控え、今日は大学で友人と模擬授業。
前回はちょっとした個室だったので教室の雰囲気が出にくかったのですが、
今日はしっかりとした教室でホワイトボードではなく黒板。
これで教室にある程度大勢の人がいればいうことないのですが、
ある意味で私の思いつき企画だったので聴衆はたったの二人。
まぁそれでも実際の授業を行なう部分をそれっぽくやるということで、
前回にやった時以上に反省点がわらわら出てきてしまいました。
一応私も高校時代は日本史を一通り学んできましたが、
さすがにかれこれ4年近い年数が経つともはやその知識も断片的になります。
大学の中で専門に学んでいるものが現代史であるのに、
実習では江戸時代を教えるというのもはっきり言ってかなり不安。
必死になって高校の頃のノートを見直して付け焼刃的な知識をつけていますが、
正直な話、予備校通いして現在勉強してる高校生のほうが戦闘力が上かも。

自分自身で受験勉強に堪えうる知識をつけるってことは誰でも出来ますが、
お分かりのようにそれを噛み砕いて伝えるっていうのは難しいんですよね。
もちろん仕事にしたってなんだってそうなんでしょうけどね。
自分が現役時代に作ったノートなんかは受験勉強には使える代物ですが、
よくよく見れば事実を単に羅列してあるだけって部分が多くて、
授業ではそういった重要用語に関する説明なんかも必要だし、
当然それらの出来事に関する関係なんかも話さなければならないので、
まさに自分ではわかっているけど説明が難しいっていう言葉がピッタリな現象。
高校の授業と侮ることなかれ、かなり高度な知識をもっていないときついわけです。
そう考えると教師の皆さんって本当はすごい努力をしてたんだな、と改めて感心。
とりあえずは来るべき三週間に向けて恥をかかないようにする努力はしないとな。

模擬授業を終えた後は神保町で教育実習のため、三ヶ月ぶりに散髪。
神保町の周辺にはいくつもの美容室が軒を連ねており、
その競争も熾烈なものになっています。駅を出ると必ず美容室のビラを何枚も貰います。
こういうチラシっていうのはだいたい割引券的なものになっているので、
私はすでにこの数年間でビラを配っている美容室はほぼ全て回り尽くしてしまいました。
こういう店の特徴で、ビラを持っていって初回は割引になるものの、
次回以降は通常価格になってしまうので、割引価格になる初回だけ来店、
というのを繰り返しているうちに、ついに割引価格でカットできなくなりました。
本来は髪を切る所っていうのは一ヶ所に固定しておくのがいいんでしょうが、
どうしても割引に弱いのでこういうことになったんですがね。

今日も比較的値段の安い所でカットを済ませて、
夏に向けてそこそこ涼しい頭になることは出来たわけなんですが、
実家に帰ってみたら誰も私が髪の毛を切ったことに気付かなかったのはちょっと鬱。
まぁいちいち息子の髪形なんて気にしてないわけなんですがね、家族は。
それでも髪を切ったことを誰かに指摘されたいってのも人間の性。
かといって自分が気付くかっていったらそうでもないんですけどね。
自分がしてほしいことは人にもしよう、っていうのは私の生きる指針なんですがね。

恐懼謹言。
コメント (3)
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