5/11に大阪府池田市(JCC 2506)五月山に移動運用に行ってきましたのでご報告します。
10日夜から関西VHFコンテストが開かれています。これにあわせて移動することにしました。しかしながら土曜の朝から雨が降り続く状態です。移動地は先に好成績をあげた宝塚市の中山にしたかったのですが、ここには雨よけがなく断念。池田の五月山にしました。五月山の五月平展望台は展望台の下に潜り込むことができ、雨をよけることができます。5/6の午前中にここに移動し、雨でも大丈夫なことをあらかじめ確認していました(後日ご報告予定)。一見謎に思える移動地の変更にはこんな裏があったのでしたHi
オールJAなどと違って関Vの場合は12時終了ですから、徹夜しないのであればできるだけ早い時間にスタートさせる必要があります。その点でうちから近い五月山は大変有利です。雨のため1200MHzはQRVを取りやめました。
いつも通り池田山の家から登ります。急な坂を20分ほどかけて到着。
到着時点では雨が降っていなかったのでアンテナは50MHzの2エレと144MHzの5/8λ2段ホイップを組み付けます。いつもの3エレは雨に弱そうな構造なので使えません。伸縮ポールも雨が降ったときに浸水しないようにゴミ袋をかぶせておきます。
見たところゴミ袋が海賊の旗みたいですね(ワンピースかぃ)。風ではためいています。2エレは3エレよりもビームがブロードなのであまりアンテナを回さなくて済むという以外取り柄がないですね。
まずはいつも通り50MHzからスタート。朝の7時30分過ぎです。現時点でQRVしている局を片っ端からコールします。ゆっくりVFOを回してみたものの、あまり聞こえません。GWの伸びる間に3エリア以外のマルチを稼ごうという作戦でしたがさっぱりです。天気も悪いしアンテナのゲインも低いのでは難しい話かも知れませんね。一通り呼んだらCQを出して局数を増やしてゆきます。
1時間ほどでコールがなくなり、144MHzにQSY。こちらも寂しい感じです。天気が悪くて移動を見合わせているのでしょうか。アクティブなJO3FRHさんもJS3OMHさんもご自宅からですもんね。
仕方ないので28MHzにQSY。Esが出るのかの確認も兼ねたものです。Esは兆候すらなくバンドには誰もいませんが、ダメ元でCQを出すと何局か呼ばれます。すると面白いことにバンドにQRVされる局が増えてきます。しまいには数局が同時にCQを出しています。皆さんワッチされていたのでしょうか?意外と順調に伸びてゆきます。
雨はたまにパラパラ降りますが傘でなんとかなり展望台の下に潜り込む必要はないです。28/50/144MHzを回ります。Esが全然開かないため50は低調です。さらに輪を掛けて144が低調です。一方でなぜか28MHzが好調で、9時台は28MHzのQSO数が一番多くなるという珍しい状態です。「CADさん、28MHzですか?」と聞かれてアンテナ(144MHz用の5/8λ2段ホイップが28MHzに同調する)を説明するとご納得いただけた様子。
その後もなぜか局数が伸びる28MHzを除けば他は全然振るわずです。仕方ないので430MHzのFMに出てみることにしました。こちらは好調で30分ほど呼ばれ続けあっという間に局数が増えました。430MHzはコンディションに左右されず安定して局数が稼げますね。
結局Esは開かずタイムアップ。偶然見つけたJS3OMHさんと少し話して撤収としました。昨夜からQRVされスコアも好感触とのこと。
ちなみに展望台の下はこんな感じです。これなら雨でも大丈夫ですよね?
今年の関Vは天気が悪く、コンディションも悪かったため低調であったのではないでしょうか。入賞ラインも下がるかも知れませんね。ただしこの状態ではQRPの私にはお手上げです。QRP部門を作って欲しいところです。あ、意外と28MHzにQRVされる方が多く、これは思わぬ収穫でした。無理して1200MHzを持ってきてもよかったかも知れませんね。
本日は28MHzで24局、50MHzで49局、144MHzで11局、430MHzで24局の計108局とQSOできました。どの部門にエントリーするかはまだ決めておりません。各局ありがとうございました。