秋田移動運用報告③

9/9（土）秋田市内→八郎潟町→大潟村→八郎潟町→秋田市内
本日は昨日に引き続き南秋田郡の町村巡りです。八郎潟町と大潟村を回ってみます。どちらもＪＲ八郎潟駅が最寄りです。

朝の電車に乗りましょう。弘前行きで、４両ですが余裕があります。途中の土崎と追分に高校があるらしく制服姿の子たちが降りてゆきました。

昨日の井川さくら駅の次が八郎潟駅です。初日のリムジンバスを運行している秋田中央交通はこの八郎潟駅から五城目までを鉄道で結んでいました。明け方まで雨が降ったので、予定を変更し雨除けのできる大潟村を先に回ることにしました。

八郎潟町は人口約5,000人、井川町と同じく稲作が盛んです。八郎潟町と井川町、五城目町は合併を目指したものの、井川町が合併協議会から脱退し、八郎潟町も脱退し３町は単独での町制を選んでいます。元プロ野球選手で参議院議員の石井浩郎さん、元オリックスの後藤光尊さんなどの出身地です。


移動地に向かう前にお買い物を。駅前の畠栄菓子店へ。

8時から営業しています。名物は「あんごま餅」で、開店直後なのに早くもお客さんが来ていますね。昼までに売り切れることがあるそうなので開店時間に合わせやって来た次第です。無事ゲットしました。

ローソンで飲み物とおにぎりを補充し大潟村方面に向かいましょう。あ、おにぎりは店内調理のものがあったのでそっちにしました。

歩くこと20分。八郎潟の残存湖を大潟橋で渡ると大潟村です。

大潟村は八郎潟干拓地を村域とする人口2,800人の村です。干拓事業の進行に伴い1964年に成立しています。区域が全て人工の土地に存在する市町村は過去に岡山県児島郡藤田村（現在は岡山市南区の一部）などもありましたが、現在は大潟村が唯一です。日本有数の広さの農地を効率的に運営できるよう設計されており、農家の収入は秋田県全体の平均を大きく上回るそうです。

大潟橋を渡ってすぐの広場で設営しましょう。いい具合に東屋があります。日よけにはなるもののアンテナの設営に苦労し、かなり苦しい形になりましたが9時15分にスタートです。晴れてきたのですが蒸し暑いです。

時間を食ってしまったので１エリア以北が中心です。それでも「大潟村ファーストです」「秋田県で大潟村だけ残っていました」という方もいました。１エリアが開いているためコンスタントにQSOできて有り難いです。

車が止まって人が出てきました。何だろうと思ったら「五城目まで用事で通りかかったらアンテナが見えて誰だろと思って」とのことでJF7TST局が来られました。私も何度かQSO頂いていますので驚きです。いつも通り設備を説明しながら進めます。

10時を回ると徐々に近場のみになります。呼ばれなくなり10時40分で終了です。大潟村からは43局でした。


大潟橋を渡って八郎潟町から出てみましょう。続きます。