JARL沖縄県支部のサイトによると、2011年に沖縄県でのアマチュア無線が再開されて50周年を迎えることを記念して「沖縄アマチュア無線50年祭」が開かれるそうです。
これは沖縄県内で免許された局および沖縄県に移動する局で希望する局がコールサインのあとに「IATAの空港コード+50」を付けて運用するというものです。IATAの空港コードはアルファベット3文字で、羽田ですとHND、伊丹ですとITMとなります。搭乗券の片隅とかにこっそり書かれていたりしますね。
具体的には沖縄本島の那覇市からの場合、「JF4CAD/OKA50」となります。今年訪れた多良間島からですと「JF4CAD/TRA50」になります(遡っての使用はできないので残念)。使えるコードは13種類で、具体的には上記リンク先をご覧ください。
補足になるかは分かりませんが、
・慶良間空港(KJP)は座間味村にありますが、渡嘉敷村もKJPが使えるそうです。
・伊是名島には飛行場がありますが、正式な空港と認められていないためIATAコードがなく対象外で、伊是名はOKAとなるそうです。
・嘉手納飛行場はIATAコード「DNA」を持っていますが使用できないようです。全く余談ですが日本航空の東京-沖縄線の開設時(1954年)は嘉手納発着だったそうです。
・空港を持たない伊平屋・渡名喜はOKAとなるようです。
ちなみに支部公式サイトによると沖縄県のJARL会員は社団10、正員251、家族9、准員19の計289名だそうです。実際QSLを交換できる可能性が高い局はわずかに270局ですか・・・厳しいですね。
どうも沖縄県支部では当初はJR650***やJS650***のコールサインを付与して欲しいと考えていたそうですが、総務省よりNGとの回答があったようです。現在移動局の/3などは規則で定められたものではなく任意で付けているという解釈ですから、/OKA50などの形でもよいだろうと落ち着いたみたいですね。8Jだ8Nだを乱発するよりは個人局でも自由に参加できて面白いかも知れませんね。
もちろん私もこの趣旨に賛同し、来年の沖縄移動は国内向けを中心に/***50にてQRVします。/OKA50, /ISG50はほぼ確定ですし、他もいくつか出たいと思っています。
ちなみに今日はコザ暴動からちょうど40周年にあたるそうです。日頃の米軍の振る舞いに不満を抱いたコザ市(現在の沖縄市)の住民が交通事故をきっかけに米軍関係者の車両を焼き討ちするなどの暴動を起こしたものです。この事件はアメリカ政府に「もはや沖縄の占領政策は限界に達した」と認識させ、1972年5月15日の沖縄本土復帰につながったとも言われています。
それ以前からKR8で頑張ってこられたOMさんは本土の局以上にご苦労があったのではないかと思われます。現地でQRVしているとそういった方にお声をかけていただけることが多いのですが、今後も変わらずアクティブに活躍されて欲しいな、と思います。
関東ではあまり、OM局とQSOする機会が少ないのですが、沖縄はとてもアクティブに感じています。
辛い時代を乗り越えてきたことも、一因なのでしょうね。きっと。
毎度、お世話になります。
12/26-1/4、JS6RRR 宮古島からQRVします。
1/1-1/3まで、JS6RRR/MMYとJS6RRR/JS6/MMYで
QRVします。
新年早々50年祭にご参加ですね。うらやましいです。
多くの局に呼ばれると思いますので頑張ってください。私も7MHzとかで聞こえたらコールします。
QSLです。
明日内容を整理して皆様にご紹介をさせていただきます。