10月10日(日)
昨日からの雨も上がり薄日が差してきたので、昼前から近場の山へ出かけました。
毎年8月16日京都では五山の送り火が行われますが、このうち山ランに有効な山は4つ、鳥居形のある山は対象となっていません。東山の「大文字山」と妙法の「東山」は山ラン終了済みだったので、今日は左大文字の「大文字山」と船形の「船山」に行くことにしました。
左大文字は地図で見ると金閣寺の北端から道が延びていますが、ここは修道院の入り口で立入禁止となっています。さらに北の三叉路あたりから延びている道を頼りにしますが、上がり口は民家の敷地内、ちょうど家人が出ておられたのでお聞きすると「登ってもよい」とのこと。しかし、道は相当荒れており、イノシシがよく走っているとアドバイスをいただきました。確かに道は荒れており、わずかな踏み跡もよくわからないところが多数ありました。地図のP231は送り火の火床方面のようですが、山頂は北にある260mのピーク。こちらはうっそうとした樹木の中で、なぜか「兀山(ゴツヤマ)」と書いたプレートがかかっていました。430mhz/FMで左京区の局と交信しすぐに下山しました。
鷹峯街道まで出るとちょうど6番のバスが来たので飛び乗り釈迦谷口で下車。そこから尺八池、京都ゴルフクラブ方面へ車道を進みます。地道になってしばらく行くと秋葉神社が見え、その手前の谷を北に上がります。この道は船山と京見峠、氷室へ通じる道で、途中何ヶ所か指導標もありました。鞍部に着くと氷室方面は左、船山へは右に進みます。しばらく登ると道が緩やかになり、道の途中に船山(317m)山頂を示すたくさんのプレートがかかっていました。ここでも430Mhz/FMで奈良市の局と交信、そのまま先に進むと舟形の火床について初めて展望が開けました。しかし、ここから先立入禁止の看板があったので、写真だけとってきた道を引き返しました。
うっそうとした船山山頂
火床の上にあった立入禁止の看板
看板の横から京都市内、東山方面の展望