2018年2月4日(日)
川西市の岩根山(342m)と鳥脇山(484m)はともに地理院地図に名前はないが日本山名事典(三省堂)に掲載されていて山ランに有効となっている。事前にネットでの登山情報を余り調べず、地図を眺めながら岩根山の南にあるけやき坂(四)の西側から地図の道を歩いて二つの山を登ろうと考えた。しかし、住宅街の西にある公園からの道は川西市公園管理者の立入禁止看板と厳重に閉じられたゲートがあり入ることが出来なかった。
けやき坂(四)西側の公園からの道は入ることが出来ない
このルートはダメだと思いスマホで登山情報を探す。すると岩根山東側の赤松集落から登っている記録が幾つか見つかり新たな登山口に向かう。狭い道路の路肩に駐車余地を見付けて車を置く。林道に入ると道はすぐ左右に分かれており分岐の標識は両方に矢印が書かれている。最初左の緩やかな方に進むが考えていた道ではないことに気がつき引き返して右側の林道を登る。林道の終点からは山道に入るが、簡易な石段や山道は最近人の手が入れられた様な感じで歩きやすかった。
林道に入るとすぐに左右に矢印の標識
林道終点から山道へ
最近人手の掛けられたらしい道
明るい雑木林の道を行く
山頂手前で大きな石が幾つか現れ、その上からこのルートでほぼ唯一の展望があった。岩根山山頂は三角点と関電の反射板や祠があり、祠の裏側には様々な神々の名前が掲げられた多くの石が祀られていた。ちょうど8人程の人がひざまづいて厳かにお祈りされているところだった。邪魔にならないように気をつけながら430MhzでCQを出すと、金剛山からJH3JFF局が呼んでくれて山ランを達成することが出来た。
山頂下の大岩上からの眺望
岩根山三角点
山頂の祠など
山名プレートはそこそこある
その先は地図にもあるほぼ平坦な道を西に進む。林道に合流しそのまま更に進むと分岐があり、左の道に鳥脇山の標識があった。その先はやや急な道を山頂に向けて直登する。鳥脇山山頂には携帯やテレビ中継局アンテナがあった。奈良県桜井市から出ていた記念局8N3MIWA局と交信し来たルートを下山する。岩根山の山頂は迂回して林道を下る。最後は登りで引き返した道に出て駐車場所に戻った。
岩根山から先の道は緩やかで歩きやすい
林道合流点にあった小さな標識
分岐から山頂方向へ直登。標識もある
鉄塔下を通る
鳥脇山三角点横のプレート
山頂のアンテナ群
下山した赤松集落からの眺望