2016年9月2日(金)
8月は連日の猛暑とお盆の用事などもあって一座だけに終わってしまった。前々から夏山を計画していたが、9月になってようやく天気予報と休暇の日程が合ったので念願の槍ヶ岳に登ることにした。木曜の夕方に京都を発って登山口の新穂高温泉に向かう。新穂高温泉の登山者用無料駐車場に着いたのは9時45分だったがすでに満車に近く、係員のおじさんがあと5台とか言ってるところに滑り込みで駐車することが出来た。駐車場は一杯だが余り車中に人がいる気配はない。寝る準備をし横になって翌朝に備える。
翌朝4時過ぎに起き出して真っ暗な中登山準備を始める。4時50分に駐車場を出て登山指導センターへ。登山計画書を書いてポストに入れた頃ようやく日の出となった。ゲートを通って右俣林道を進む。途中夏山登山道の標識から山道に入り、林道をショートカットして穂高平小屋へ。平日のこの朝は小屋は閉まっているようだったが、翌日の下山時に見た時は地元の車で来た人が談笑していた。
まだ薄暗い登山指導センター
穂高平小屋で小休止、後に見えるのは奥穂?
さらにひたすら林道を歩き奥穂高登山口の標識を右に見るとようやく白出沢出合で、長かった林道歩きも終わりだ。歩き始めてからここまで1時間20分余りで順調に来ている。小休止の後沢を渡って登山道へ入る。白出沢から1時間強で滝谷出合へ。槍平小屋に着いたのは8時42分、小屋前のテラスでゆっくりと休憩し水を補給してから出発する。
奥穂高岳登山口
白出沢出合、林道はここまで
登山道を行く
滝谷避難小屋
滝谷の上に聳えるのはジャンダルム?
槍平小屋のテラスで大休止
槍平小屋から2時間で千丈分岐。相当疲れてきたが、ここからが最後の急登で気合いを入れ直して登りにかかる。しかし、鈍った体に久しぶりの本格的登山はきつい。途中何回も休憩しながら分岐から2時間余りでやっとのこと飛騨乗越についた。槍ヶ岳山荘はもう少しだが、始めて姿を見せた槍の雄姿を眺めながらまた休憩する。
このあたりから終始笠ヶ岳が見える
槍ヶ岳山荘も見えてきた
双六岳方面ものぞく
登ってきた道を振り返る
飛騨乗越まで来てようやく槍ヶ岳が姿を見せた
飛騨乗越から東鎌尾根
槍ヶ岳山荘についてザックを下ろす。安心したのか高山にまだ体が適応していないのか、軽いめまいがする。小屋前でゆっくり休憩して宿泊の受付を済ませ、少し体も落ち着いてきたので槍の穂先に向かうことにした。初めての槍ヶ岳で登る前は緊張していたが、岩場やハシゴも安定していて恐怖感はない。少しの渋滞を待って3180mの槍ヶ岳山頂に登頂。記録のために写真を撮って何はともあれ無線にチャレンジする。平日の高山とあって430Mhzは空き周波数を探すこともままならず、やむを得ずメインでCQを出して応答いただいた松本市移動のJJ0TGO局とレポート交換した。下山しやっとありついたビールで槍ヶ岳登頂を祝った。
テント場を過ぎて槍ヶ岳山荘へ
槍ヶ岳に登る
ハシゴでは少し渋滞する
槍ヶ岳山頂
山ランを終えて下山にかかる
槍に行った二日間は登山日和に恵まれて充実した山ラン登山が出来ました。
山ラン関西MLに関しては、招待メールや確認メールを送っているのですが届いていませんでしょうか。
写真を見ながら、槍に行った時のことを思い出しました。
山ラン関西に入りたいのですが、・・・
メールください。
JL3SGV
cabdw608@hcn.zaq.ne.jp