JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

八ケ岳登山(2日目)

2014-09-18 | 山と無線

2014年9月16日(火)

 赤岳展望荘の朝食は5時。今日は天気予報では晴天だが、朝食前に外に出てみると、強風と霧で非常に寒い。今日の予定は時間には余裕があるので、朝食後ゆっくりと準備をして遅めのスタートとした。6時を過ぎると朝日が出てきて風やガスもやや緩くなってきた。6時15分に山荘を出る。今日の予定は横岳から硫黄岳まで縦走し、赤岳鉱泉に下る予定だ。

 赤岳展望荘から横岳への稜線には、二十三夜峰(2730m)、日ノ岳(2800m)、鉾岳(2800m)、石尊岳(2810m)などの小ピークがあって、最近山ラン有効になった。あらかじめGPSにポイントを登録して出かけたが、似たような小ピークが近接しており、山頂の同定には苦労した。一応それらしいところでアマチュア無線をする。今日は平日とあって430Mhzはコールサインを言わない局がひしめき合っている。日ノ岳からは埼玉県羽生市のJO1MOI局、鉾岳からは群馬県桐生市のJN1CED局と交信できたが、二十三夜峰と石尊岳からはCQに応答なく、トラック局に無理やりコールサインとレポート交換を頼み込むことになった。

 横岳も三叉峰(2825m)と奥ノ院(2829m)の二つのピークが山ラン有効となっている。430Mhzをあきらめて144MhzでCQを出すと、埼玉県北本市のJQ1VDA局、群馬県桐生市のJH1EBQ局から応答があり、何とか山ランを達成できた。

 硫黄岳へは多くのケルン沿いに緩やかに登っていく。硫黄岳山頂の南北両側が火口跡で切れ落ちており、特に北側の爆裂火口壁は特異な地形をしていた。硫黄岳山頂(2760m)は縦走路から少し東に行ったところにあるが、小さな石の祠があるだけでその先は行き止まりとなっていた。ほとんど訪れる人のいない山頂から、7Mhzで松本市移動のJA2MEF局他と交信した。

 硫黄岳から後は赤岳鉱泉へ下る。途中に赤岩の頭(2656m)があり、7MhzでJA2MYA局と交信する。赤岳鉱泉から先は北沢を歩き、堰堤広場で軽く昼食をとった後、林道を歩いて美濃戸に戻った。

 コースタイムは、横岳手前の山頂同定に手間取ったり交信相手を探すのに大分時間をとられたが、歩いている時間は概ね昭文社の山と高原地図どおりであった。

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