Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Keiichi SUZUKI & Yoko UENO(鈴木慶一+上野洋子) (BlueNote Zaal@アムステルダム)

2011-09-21 10:42:24 | Concert
鈴木慶一さんと上野洋子さんのライブがオランダであるということを聞いたのが、記憶に間違いなければ8月の末。それからインターネット情報を探しましたが、なかなか見つからず。やっと見つけたのが、9月に入って少したってからでした。
日本にいた頃は、ライブに行くのが好きで、もちろんMoonridersファン。慶一さんがオランダまでやってきてくれるのに、見に行かないはずはないです。
ライブ会場は、アムステルダムの中央駅から東へ歩いたところにある、コンサバトリアムの新しい建物の中にあるホール。観客席数はさほど多くはないですが、天井が高く、ゆったりしていて気持ちよく見れるホールでした。
最初は、慶一さんが一人で出てきて、オランダ語で自己紹介をして、その後一フレーズをサンプリングマシーン(?)に録音して、すぐにその音を使って、音楽を奏でていきました。
そして、「ゲゲゲの女房」、「アウトレイジ」、「座頭市」のサウンドトラックの曲を1曲ずつ、演奏してくれました。必ず、曲を演奏する前には、英語で曲紹介をしていました。
その後、休憩をはさんで、次は、上野洋子さんが一人でステージへ。キーボードと、コンピュータの音源などを使い、また素敵な声で歌って、3つの時計がそれぞれ異なる時間を告げて困っちゃうという曲(この曲ではオランダ語で時間を言う時の表現がいくつもいくつも出てきて語感的にとても面白かったです)や青森の伝統的な曲をアレンジした曲などを披露しました。
そして、また慶一さんが出てきて、二人一緒に数曲。私はかなり「SUZUKI白書」に思い入れがあり、サテライトセレナーデを演奏してくれたときは、とてもうれしかったです。このアルバムは1991年の作品。あの頃は東京にいて、20年たった今はオランダにいて、その間のいろいろな変化を思い出し、ちょっとウルッときました。
続いて、「8 メロディーズ」。ゲームMotherの曲です。岡田徹さんのアレンジしたバージョンでした。そういえば、このゲームをやりたいがためにファミコンを買ったなー。ボーカルが入ったサウンドトラックのCDをもってたけど、オランダ来るときにどこかにやってしまったっけ…。
最近のソロアルバムからも1曲、演奏してくれました。
音源からのサウンドと、生の声と、生で弾くギターやキーボードや、時には縦笛の音が不思議にミックスされて、次はどんな音が来るのだろうとわくわくして、心地よく楽しい時間を過ごすことができました。
最後にアンコールもありました。ストレートに響いてくる曲でした。
観客は、日本人とオランダ人(外国人)が半々くらい…。日本人は女の人が多く、外国人は男の人が多かったです。このあと、ロッテルダムでCAMERA JAPANのイベントのオープニングでライブをし、ユトレヒトでもライブをするそうです。
ユトレヒトには行くつもりです。
体調は良好。