海堂尊著「ケルベロスの肖像」を読了。
もうこの著者の本はずっと読んでいるので、一つのワールドができていて、私はかなり楽しめます。
本の中の登場人物が他の本の主人公になっていて、複数の本の内容が複雑に絡んでいて、彼の本を読むたびにその世界が広がっていきます。
主に地方都市の東城大学付属大学病院が舞台で、今回はそこの医師の田口と院長の高階がメインの話です。病院が経営危機に陥っていて、新しくAiセンターを開設するにあたって、まあいろいろと事件が起こります。
しかし、まず高階院長のことがわかる「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」やAiセンターのビルが建設される土地に何があったかについてわかる「螺鈿迷宮」「スリジエセンター1991」を読んでからこの本を読まないとわかりにくいところが多いでしょう。
私の好きなキャラは、厚生労働省の役人の白鳥圭輔と院長の高階権太なんですが、映画化されたものだと白鳥が仲村トオルが演じているなんてびっくりです。本だと、お腹がでた中年男性でちょっといかさない感じなんです。このシリーズの映画やドラマを一度も見たことがないので見たいなあと思う一方、見ないと自分の好きなように想像できるので、それもいいかなとも思います。
この本、最後はちょっとびっくりしました。ああ、そうなるのかと。
そして、このあと「モルフェウスの領域」の話が時系列では続くのねと納得する部分もありました。
ちょっと軽薄な文体でもあるので好き嫌いはありそうですが、私はこの著者の本を読むのが楽しみになっています。
ところどころでついニヤッとしてしまいます。
体調は良好です。
もうこの著者の本はずっと読んでいるので、一つのワールドができていて、私はかなり楽しめます。
本の中の登場人物が他の本の主人公になっていて、複数の本の内容が複雑に絡んでいて、彼の本を読むたびにその世界が広がっていきます。
主に地方都市の東城大学付属大学病院が舞台で、今回はそこの医師の田口と院長の高階がメインの話です。病院が経営危機に陥っていて、新しくAiセンターを開設するにあたって、まあいろいろと事件が起こります。
しかし、まず高階院長のことがわかる「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」やAiセンターのビルが建設される土地に何があったかについてわかる「螺鈿迷宮」「スリジエセンター1991」を読んでからこの本を読まないとわかりにくいところが多いでしょう。
私の好きなキャラは、厚生労働省の役人の白鳥圭輔と院長の高階権太なんですが、映画化されたものだと白鳥が仲村トオルが演じているなんてびっくりです。本だと、お腹がでた中年男性でちょっといかさない感じなんです。このシリーズの映画やドラマを一度も見たことがないので見たいなあと思う一方、見ないと自分の好きなように想像できるので、それもいいかなとも思います。
この本、最後はちょっとびっくりしました。ああ、そうなるのかと。
そして、このあと「モルフェウスの領域」の話が時系列では続くのねと納得する部分もありました。
ちょっと軽薄な文体でもあるので好き嫌いはありそうですが、私はこの著者の本を読むのが楽しみになっています。
ところどころでついニヤッとしてしまいます。
体調は良好です。
