今週末は、Open Monumentendagといって、オランダじゅうで毎年のテーマにあった美術館、博物館、史跡、建築物などが無料で一般公開される日でした。普段は入れない建物なども公開されます。これは、オランダ全土のイベントなんですが、私たちはアムステルダムに行くことにしました。
アムステルダムでは60箇所以上、公開モニュメントがあるので、全部は回っていられません。
そこで、厳選したいくつかだけ見て回ることにしました。
まずは、Beurs van Berlage。ダム広場の近くのバイエンコルフの向いにある、レンガ造りの巨大な建物です。概観はそっけない工場のようですが、中は違います。ベルラーヘが20世紀末に商品市場用の建物として設計したもので、細部にこだわるベルラーへだけあって、椅子や時計、壁の青や黄色のレンガの配置、階段のそばの絵、ドアの上の表示のデザイン、傘置きのデザインなどなど、あらゆるものが芸術作品です。現在、株式取引所はそばの別の建物に移っており、イベントやコンサートなどの貸しホールとして使用されているそうです。自由に見て回れましたが、ガイドツアーもあったので、参加しました。これに参加すると、ふつうでは見れない地下の大金庫や、ステンドグラスの美しい小さめのホールや、アムステルダムが見渡せる塔に登ることができました。地下の大金庫に通じるドアは、15cmくらいの厚さのあるもので、その複雑な鍵のシステムが見え、とても美しいものでした。
ちょうどお昼どきだったので、近くの中華街まで歩いて、ランチを食べました。
そして、Ons' Lieve Heer op Solderへ。これは、概観はふつうの家か倉庫のようにしか見えませんが、中が教会になっている建物です。オランダ17世紀、アムステルダムはカルビン派の新教会が大勢で、カトリック教徒はひそかに信仰を守っていました。この建物は、3階から上が教会で、狭いですが、黄色を主体とした、とても明るく豪勢なインテリアで、教会という空間の崇高さを感じさせる造りとなっています。ここは、普段はミュージアムとして公開されており、この日は無料でした。ハンドホンでの解説(英語あり)もついており、じっくりと見てまわることができました。
最後は、The Grandというホテルへ。ここは、最初は修道院として建てられ、19世紀はじめにアムステルダムの市庁舎として使われ、1992年からはホテルとなっています。現在は一泊500ユーロくらいの5つ星の高級ホテルです。自由に見ては回れず、ガイドツアーに参加する形でした。目を見張るようなインテリアが各所にあり、また市庁舎時代に婚姻を行なう部屋として使われたところは、四方の壁一面にグリーンを基調としたアールデコの絵(婚礼にちなむ人物や装具品)が描かれ、すばらしい雰囲気でした。また、カフェの脇には、カレル・アペルの絵がありました。
時間は4時近くになっており、雨が降り出してきましたので、帰途につきました。
建物なので、階段も多く、かなり疲れました。アムステルダムは、立派な建物が多く、古い建物を改修してうまく使っており、ニューヨークやロンドンのような大きさはありませんが、リッチな町だと再確認しました。
体調は良好。
アムステルダムでは60箇所以上、公開モニュメントがあるので、全部は回っていられません。
そこで、厳選したいくつかだけ見て回ることにしました。
まずは、Beurs van Berlage。ダム広場の近くのバイエンコルフの向いにある、レンガ造りの巨大な建物です。概観はそっけない工場のようですが、中は違います。ベルラーヘが20世紀末に商品市場用の建物として設計したもので、細部にこだわるベルラーへだけあって、椅子や時計、壁の青や黄色のレンガの配置、階段のそばの絵、ドアの上の表示のデザイン、傘置きのデザインなどなど、あらゆるものが芸術作品です。現在、株式取引所はそばの別の建物に移っており、イベントやコンサートなどの貸しホールとして使用されているそうです。自由に見て回れましたが、ガイドツアーもあったので、参加しました。これに参加すると、ふつうでは見れない地下の大金庫や、ステンドグラスの美しい小さめのホールや、アムステルダムが見渡せる塔に登ることができました。地下の大金庫に通じるドアは、15cmくらいの厚さのあるもので、その複雑な鍵のシステムが見え、とても美しいものでした。
ちょうどお昼どきだったので、近くの中華街まで歩いて、ランチを食べました。
そして、Ons' Lieve Heer op Solderへ。これは、概観はふつうの家か倉庫のようにしか見えませんが、中が教会になっている建物です。オランダ17世紀、アムステルダムはカルビン派の新教会が大勢で、カトリック教徒はひそかに信仰を守っていました。この建物は、3階から上が教会で、狭いですが、黄色を主体とした、とても明るく豪勢なインテリアで、教会という空間の崇高さを感じさせる造りとなっています。ここは、普段はミュージアムとして公開されており、この日は無料でした。ハンドホンでの解説(英語あり)もついており、じっくりと見てまわることができました。
最後は、The Grandというホテルへ。ここは、最初は修道院として建てられ、19世紀はじめにアムステルダムの市庁舎として使われ、1992年からはホテルとなっています。現在は一泊500ユーロくらいの5つ星の高級ホテルです。自由に見ては回れず、ガイドツアーに参加する形でした。目を見張るようなインテリアが各所にあり、また市庁舎時代に婚姻を行なう部屋として使われたところは、四方の壁一面にグリーンを基調としたアールデコの絵(婚礼にちなむ人物や装具品)が描かれ、すばらしい雰囲気でした。また、カフェの脇には、カレル・アペルの絵がありました。
時間は4時近くになっており、雨が降り出してきましたので、帰途につきました。
建物なので、階段も多く、かなり疲れました。アムステルダムは、立派な建物が多く、古い建物を改修してうまく使っており、ニューヨークやロンドンのような大きさはありませんが、リッチな町だと再確認しました。
体調は良好。