旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

新年最初の映画は中島みゆき♪

2023年01月11日 17時24分58秒 | 月一映画

本年2023年の映画鑑賞一作目は「中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー2
年末から上映していましたが、本日ようやく観に行くことができました。

映画館の大画面と5.1chサラウンドの迫力が、中島みゆきの世界に私をどっぷり沈みこませました。

私は中島みゆきのデビュー時からのフアン。
同郷(北海道)ということもあるけど、彼女の織りなす歌詞とメロディーが自分の気持ちにピッタリくるし、いつ聴いても心が震えるのですよ。
「銀の龍の背に乗って」で始まって「ホームにて」で涙し「地上の星」で感動し「誕生」に新しい発見をし・・・
何を聴いても良いのですが、あらためて、歳と共に心動かされる曲が変わってくるのだと感じました。
学生時代一人暮らしのアパートで聞いてさめざめしていた曲と、還暦を過ぎて良さに気が付く曲とがあるな~と。
「ホームにて」はもとから大好きな曲ですが、留萌本線が無くなるから一層心に沁みました。
彼女は1975年デビューだから、今年で48年目
なのに変わらない歌声が素晴らしかったです
今年一作目の映画鑑賞が中島みゆきで良かったわ~

昨年のNHK紅白歌合戦で玉置浩二が「メロディー」を歌い上げた時も涙が溢れてしまったし、涙腺が一層緩くなっている気がするこの頃です。

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今年最後の映画鑑賞は

2022年12月22日 11時16分02秒 | 月一映画

一昨日、楽しみにしていた映画「Dr.コトー診療所」を観てきました。

TVドラマからのフアンで、一話一話毎回ハラハラドキドキしながら観ていたので、映画化は嬉しく、観る前から「今度は何が起きるのだろう・・・」と落ち着かない気分で映画館へ向かいました。

その予想通りに物語は最初からハラハラし、終盤は特にハラハラドキドキ・・・
コトー先生他いつもの面々は、皆さん年をとったけど、その心は変わらず、物語も期待通りで良かったです。
沖縄の海と風景がスクリーン一杯に映され美しく、そこがテレビと全く違うところだな~と感じましたし、そのせいか自転車をこぐコトー先生の小ささが際立っていたような気がしました。
中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」が流れると否応なく泣けちゃうし。
ドラマの世界観そのままの映画でした
今年最後の映画鑑賞がこの映画で良かった
来年も希望をもって生きようと思いました。


先月下旬に「ある男」を観に行きました。

ポスター画像拝借

妻夫木君が主人公のミステリータッチの映画みたいだったから。
ミステリーが好きなんですよ。
原作が以前観た映画「マチネの終わりに」の原作者でもある平野啓一郎氏というのも気になって。

その人の存在価値とか、本質とか、生き様とか、目に見えないものを考えさせてくれるような映画でした。
原作を読んでいないから比較しようがないけど、ちょっと哲学的なテーマなのかもしれない。
「名前って何?」というシェークスピアの「ロミオとジュリエット」の中のセリフを思い出してみたり。
登場人物の機微に寄り添って丁寧に作られている気がしたし、最後まで面白ったです。

人ってわかっているようで、わからないものなのです、所詮。
決めつけは禁物です


今年は今までで一番劇場でも家でも映画を観た年でした。
計28本 劇場15本 家12本
そのうち邦画が17本(内テレビドラマ系は4本) 洋画が11本
劇場で観た邦画は洋画の倍以上ありました。
今年映画館で観た映画の中で一番心に残っているのは「PLAN 75
観終わった直後より、後からじわじわと思い出されるような映画かな。

来年も今年並みには映画を観たいわ

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秋の映画は映画館で

2022年11月20日 17時16分27秒 | 月一映画

色々忙しかったのに、振り返ってみると9月からは映画館で映画を観る機会が多々ありました。
そんな中、一番のお薦めの映画はコレ

土を喰らう十二カ月

自分では出来ないけど憧れる、自然の中での丁寧な暮らしぶりが描かれていて、観ていてその暮らしが愛おしくなるような気がしました。
白馬の美しい風景とも相まって、心が洗われるような気分に。
料理がどれも美味しそうで、炊き立てのご飯の一寸焦げた香り、台所の水音、鳥の囀り、自然の音色・・・
そして日本の古くからの家庭料理が季節ごとに並ぶ、そんな様子を観ていたらあっと言う間にニ時間たっていました。
飾らないジュリー(沢田研二)の姿が年老いて一人田舎に暮らす文筆家らしく、明るくあどけなさを感じる編集者の松たか子と、とても好もしいコンビでした。
只今公開中なので、そんな暮らしが気になる方にはぜひ観に行ってほしい映画です。

後は時系列で

さかなのこ

映画comより拝借

さかなクンの半生の映画化ということで、彼の強烈なキャラクターがどう培われたのか気になって観に行きました。
きっと色々人間関係で大変なこともあったのだろうけど、周りの人々に恵まれた状況をコメディタッチで描いていました。
子役が可愛く、主役を演じたのんも好感が持てたし、存在感のある脇役陣も面白かったです。
主人公のキー坊(さかなクン)がどんな風にしておさかな博士になったのか、流れがわかって納得しました。
「好き」ってとてもない原動力になるのだろうけど、周りは迷惑だったり振り回されたり、大変なのだと思います。
そんな中でも、互いに個性を認めあう心が、才能(好き)を伸ばして開花させるのだと感じたし、これからの世の中はこうあれば良いな~と思いました。

 

沈黙のパレード

ドラマのガリレオシリーズが好きで、映画の前作二本も映画館で観ました。
久しぶりの映画化で湯川先生は教授になり、人間的にも丸くなったのかな。
とても落ち着いた感じでした。
ミステリーとしては面白かったけど、なんとなく物足りなくもあったのは、配役のせいか、それとも演出か・・・
主人公の若い女性にもっと魅力があったらな~
最初にそこに違和感をもってしまい、結局物語に引き込まれずに終わってしまったかな。

シークレット・ガーデン

子供のころから知っている物語で、何度か映画やアニメで見てきたけど、今回はロンドンのキューガーデンズが協力しているというし、コリン・ファースが出演するので観に行きました。
植物はCGと実物の境界がはっきりわからなくて、映像は綺麗だけど主人公たちが庭作りに汗したと思えず、そこがこの物語で大事なポイントだと思っているので、ちょっと残念。
ファンタジー色が強い映画でした。

窓辺にて

新聞の映画評が好意的だったし、吾郎ちゃんが主人公なので観に行きました。
物語はいくつかのエピソードはあるものの、全体としては起伏が無い淡々とした映画でした。
それが演出なのだろうと思うし、吾郎ちゃんと主人公がシンクロしすぎて、まるであて書きのようでした。
テーマとなる主人公の感情は、取り立てて特別なことなのだろうか。
そこに疑問符がついちゃって。
それで2時間半は長いし暗転も多かったけど、もしかして挑戦的な作品なのだろうか
吾郎ちゃんのフアンなので沢山見られたのは良かったかな

 

DVDで観た映画は一本

スーパーノバ

映画comより拝借

年老いて人生の最期が見えてきたら人はどういう決断をするのだろう。
この映画では人間の生と死、尊厳、愛を描いていて、考えさせられました。
静かな物語であったけど、主役の二人が演技とは思えないぐらい自然で、イギリスの湖水地方の風景も相まって、ついつい惹き込まれてしまいました。
コリン・ファースって、色々な役柄ができるんだな~凄い
淡々とした中にずしりと重い課題をプレゼンしている作品でした。

今月はあと一本気になっている映画があるし、12月も観たい映画がありますが、時間が取れるかどうか・・・
どれを映画館で観て、どれをDVDや配信で観るか考え中です。

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DVDで観た映画~3月から8月まで

2022年08月24日 14時48分43秒 | 月一映画

半年でDVDを6本観ていました。
月2本は観たいのですが、オンシーズンになったのでなかなか
真夏の方が観ているかな。

3月
三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

尊敬する高校時代の恩師が三島由紀夫を研究し、著書を頂いたのだけれど、読んでも頭に入ってこないので、映像なら理解が深まるかな~と思いDVDを借りて観ました。
東大の学生と三島の討論は、私などには全くの禅問答で、それは理解できなかったけれど、その時代の「熱情」はヒシヒシ伝わってきました。
三島と学生の語り合いは暴力的ではなく、互いに落ち着いていたことに、知性を感じたかな~
知性主義ではなく
全共闘って反体制の左翼だと思ってきたけれど、ひとくくりに「左翼」でかたずけられるものではないことがわかって良かったです。
当時の熱い国への思いは、現代を生きる私たちにはないもので、すっかり古びてしまった感じだけれど、学生運動の「熱さ」は、ある意味素晴らしいのかもしれません。
やはり解説付きの映像はわかり易いです。

4月
ミッドナイトスワン

この映画が日本アカデミー賞を受賞して良かった
素直にそう思いました。
この作品以外が受賞したら、日本の映画界は偽物だと感じるぐらい、久しぶりに感慨深い作品でした。
理不尽で重く切ない物語で、それを体現する草彅君の演技に驚きました。
あそこまで演技できると思っていなかったから、感動しました
幸せとは強さとは愛とは・・・あらためて考えさせられました。
リビングでのDVD鑑賞だったのに、観終わった後、気持ちの切り替えができなかったのは、初めて。
切なくて・・・「ごんぎつね」を思い出しちゃった。


6月
サイレント・トーキョー

戦争とは・・・
この映画が封切られた当時と、現在の世界情勢は全く違うから「切り口が甘ちゃんだな~」と感じてしまって、この映画が語りかける愛もテロも同情できなかったです。
実際ウクライナで起こっている戦争を目の当たりにすると、情緒的な訴えが作り事ぽっくて響いてこなくて・・・
ある意味、日本は平和ボケしているんだなぁ~と改めて感じました。
でもミステリーとしては一寸面白かったし、佐藤浩市はやっぱり存在感がありますね

7月
モロッコ、彼女たちの朝

NHKの「あさイチ」の映画コーナーで紹介されていて興味を持ちました。
全体的に薄暗い情景と淡々として静かな進行とで、じんわりと心に染みこむような映画でした。
にしても、もう少しセリフがあっても良いのでは
シングルマザーとして生きる大変さや深い悲しみからの立ち直りなど、伝わってくるものはあったけど、こんなに物語に起伏なく静かな映画で100分とは・・・
こんな映画もあるんだね。
勉強になりました。

7月
リスペクト

アメリカの国民的歌手アレサ・フランクリンの自伝的映画で、アレサ本人から指名されたジェニファー・ハドソンが演じています。
公民権運動の闇、父親や夫との確執、スターの孤独等々、アレサが歩んできた人生はなかなか厳しく、スターの自伝的映画を観る度に、天才って大変なんだな~と思います。
ジェニファーの歌も音楽も素晴らしく、これがアレサ本人だったのだから、多くの人々が惹かれる事こと間違いなしなんだろうと感じました。
けど、宗教的な色合いの濃い映画を観る度に、無宗教の私には「信仰と人生のリンク」はほぼ理解不能
素晴らしい歌唱を堪能し、アメリカの人種差別に思いを馳せただけだった気がします。
どんな活動にも闇はあるんだな~と

8月
ハウス・オブ・グッチ

とにかく主人公を演じるレディー・ガガの肉感性には驚きました
大昔のソフィア・ローレンみたいで、お金持ちの世間知らずのお坊ちゃまなら夢中になるに違いないわ。
したたかだわ~
結末は事実に基づいていて、それにもビックリしました。
しかし、主人公に真実の愛があったとは思えず、エキセントリックすぎると感じたし、グッチのお坊ちゃまはしょせんお坊ちゃまで・・・
今一つ物語を楽しめず途中飽きてしまったけど、ファッションと音楽と風景は素晴らしかったです。


我ながらジャンル無き映画のチョイス
話題作も観たいし、問題作も観たい。
でも理解力が高くないし、ネタバレするような感想は書きたくないので、なんだか伝わらないコメントではありますが、備忘録として記しています。
秋は観たい映画が封切られるので、映画館にも足を運ぼうと思います。
 
 
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家族愛、環境、コメディ、ミステリー 4月から6月に劇場で観た映画

2022年07月30日 11時58分23秒 | 月一映画

コロナ禍の終わりがさっぱり見えず第7波は猛威をふるい、猛暑も相まってお出かけしにくくなっています。
毎日最高気温が30度を超える真夏は、私のガーデニングは夏休み
家で映画を観る機会が増えます。
それなりに映画好きな私の備忘録(4月から6月まで)にお付き合いください。
劇場で観た映画編

コーダ あいのうた

感動するのが初めからわかっている映画は苦手なのだけれど、アカデミー賞作品賞をとったので観に行きました。
主人公家族とその周りの環境、登場人物それぞれの思い等が丁寧に描かれていて、だから結末に清々しさを感じたのだろうと思います
できすぎ感は否めないけど、久しぶりにやらせではない家族愛のある映画を観た気がしました。
役者さんたちの個性が際立っていて素晴らしかったです。
個人的には音楽の先生が好きだったな。
歌も音楽も、海辺の町の雰囲気も素敵でした~


杜人もりびと 環境再生医 矢野智徳の挑戦

「環境再生医」とはどんな仕事なのか、造園とどのような関係があるのか、興味があって観に行きました。
環境問題は色々と取り上げられているけれど、大地の声を聴いて、造園という方法をとりながら、壊された自然環境を整えていく作業なのだと感じました。
人間が自身の都合だけで壊した環境って、計り知れないのだと思う。
その影響で自然災害が起こっているとしたら、それは人災に等しいのかも
主人公の矢野さんのような考え方が少しでも広まれば、人々の環境問題への考え方も変わるのではないかしら。
土木的観点から日本の国土が開発され自然が破壊され今に至っているけれど、今後はもっと本来の自然に寄り添った環境再生が必要なのだと考えさせられました。
「環境問題に関心あります~」なんて、上っ面だけの思考では問題の核心には到達するわけないだろうな~
NHKスペシャルか何かでも、まだなら、取り上げてもらいたいな。
ガーデニングや環境問題に興味のある人には、一度観ておいた方が良いと思う映画です


大河への道

ポスター拝借

中井貴一が公務員~というのが気になったし(某ドラマの影響か)劇中劇の仕掛けも好きなので観に行きました。
見終わるとほっこりした気分になり、笑顔になれました
あざとくない笑いは、やはり落語からきているからなのかしらね。
(立川志の輔さんの落語が原作とか)
近年のコメディの鼻につくようなドタバタのわざとらしい笑いとは一線を画す人情コメディが、逆に新鮮に感じるほどで、とても楽しめました。
地に足の着いたキャストもサプライズなキャストも良かったと思う佳作でお勧めの映画です。


バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版

ドラマのフアンだったので劇場版を楽しみにしていました。
期待通りの面白さで、あっという間のニ時間でした。
コナン・ドイルの原作は読んだことが無いし、ドラマも映画も観たことが無いので新鮮に感じたし、原作がしっかりしているから最後まで飽きさせなかったのかもしれない。
ミステリーであり、切ない物語でもありました。
一部テレビドラマと演出が違っているのは、舞台が東京ではないからかな
何かわけがあるのでしょう。
そこが物足りなかったけど、ディーン・フジオカはやっぱりカッコ良いわ~


現在は年内の封切り映画もDVDになる前に配信サイトで早々に観られるみたいなので、お家時間の参考になれば幸いです

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みなとみらいで映画とガーデン

2022年06月18日 10時26分05秒 | 月一映画

昨日は横浜みなとみらいまで昨日公開の映画を観に行きました。
わざわざ出向いたのは近隣の映画館で上映していないから。

PLAN75
舞台は75才になったら自分で生死を選べるという法律ができた近未来の日本
主人公は78才、独身、無職、借家、縁者無し。
彼女の選択は・・・
小さなエピソードを重ねながら静かに淡々と物語は進みます。
映像が暗めで、そのせいか妙にリアリティーがあって、本当にこんな時代が来るんじゃないか・・・と感じながらあっと言う間に観終わりました。
人間の尊厳とか生き続けることの難しさと苦しさとかを考えさせられ、とても切なく感じました。
主人公の倍賞千恵子さんが、老いを隠さずさらして演技していて、それもリアリティーの元なのかもしれません。
現代社会に対する、一つの問題提起なのでしょうか。

(ポスター画像拝借)

「人生100年時代」に逆行するような物語でしたけど、超高齢化社会ではあり得るかもしれない、という怖ろしさも感じましたし、自分のこれからの人生設計を改めて考えさせられました。
多くの方にお勧めしないけど、DVDが出来たら観て欲しい映画ですし、何より国に観て欲しいわ。


映画を観終わって息苦しくなった(マスクのせい)ので、気分転換と新鮮な空気を吸いに新港中央広場まで歩きました。
広場に入ってすぐに、パッと目に飛び込んできたアガパンサスの群生
一眼レフを持って行けば良かったな~コンデジで撮影
青と白のアガパンサスのミックス植えになっています。

青と白は海をイメージさせますね。

入り口付近ではダリアと、

ピンク色のユリが可愛らしく、

その上ではニューサイランの花が咲いていました
初めてみました。
なんてダイナミック

赤レンガ倉庫を背景に
アナベルの白い波~

クロコスミアや

このサルビアは何という名前だろう
それにしてもニューサイランの花が素晴らしい

モナルダなどの宿根草や、一年草も咲いていました。

赤レンガ倉庫側の外周を歩きます。
ブッドレアが満開過ぎていましたかね~

ロシアンセージとランドマークタワー

アナベルの波、再び~
アナベルと匍匐性のコニファーのコンビが、打ち寄せる波っぽくて好きだな

入り口に戻る前にスティパの波が~
夕方の光を浴びてキラキラに光っていて、「風の谷のナウシカ」の最後のシーンを思い出したり~
この輝くスティパに是非出会ってほしいな~


桜木町への帰り道、振り返りみる新港中央広場
こんなにハッキリベイブリッジが見えるなんて

映画の影響が薄れて、ガーデンを見ることのできる日常が一層愛おしくなったのでした
ちょっと重い映画を観るときは、みなとみらいが良いかもしれない


他にも映画は何本も観ていますが、それは後日アップしま~す。

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映画「ひまわり」

2022年03月30日 20時17分31秒 | 月一映画

独身時代に観て以来、久しぶりに映画「ひまわり」を、県内で唯一上映している川崎の映画館まで観に行きました。
ウクライナでの戦争が始まってから、この映画のロケ地のひまわり畑がウクライナであるということで再注目され再上映されています。
映画『ひまわり50周年HDレストア版』で、上映の売上金の一部は人道支援に寄付されるそうです。


第二次世界大戦でロシアに出征した夫をイタリアで待っていた妻が、終戦になっても帰国しないので、生きていると信じてロシアに捜しに行き・・・というのが主なるストーリーです。
戦争で引き裂かれた夫婦の愛の物語であると同時に、当時の戦争の悲惨さや恐ろしさが映像から伝わってきて、現在のロシアとウクライナの戦争を考えずにはいられませんでした。
捜しに行った先で妻が見る広大なひまわり畑が旧ソ連のウクライナ地方だったと、この度の再上映をきっかけに知ることができました。

40年以上前に観たので忘れているシーンもありましたが、ひまわり畑とその周辺の風景が意味する戦争という事実は覚えていました。
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニのそれまでのイメージを一掃するような、深い演技に当時も今も魅了されます。
愛し合っているとわかっても別れる二人・・・
最後の駅のシーンには、若い頃より一層切なさを感じました。

戦争は市井の人々にこそ大きな悲劇を生むのだと思います。
早くウクライナに平和が訪れますように
そして映画「ひまわり」が多くの地方で再上映されますように


上映していた映画館チネチッタは、ちょっと面白い雰囲気のショッピングモールの中にあります。
イタリアのヒルタウン(丘の上の街)をモチーフにしているのだそうです。
緑やテラスが多く、日本じゃないみたいな感じ
レストランやカフェも色々あったみたいで「シネマ割」もあるので、次回は探索してみたいな。



本当に一日も早くロシアとウクライナの戦争が終わりますように

 

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1月&2月に観た映画

2022年02月22日 15時36分43秒 | 月一映画

1月はオミクロン株が急激に広がって、映画館に足を運ぶのも気が引けましたが、これだけは観たい
と思っていたので市内の映画館へGO

99.9-刑事専門弁護士

公式サイトより拝借

松潤が主役で大人気だったテレビドラマシリーズの映画版。
年末のスペシャルドラマを観てから映画を観たので、登場人物の関係がわかり易く、すぐに「99.9刑事専門弁護士」の世界に入ることができました。
そのせいもあり、とても楽しめました
小ネタに気づくたびにクスッと笑えたし、相変わらずのおやじギャグには館内から笑い声が起きていました。
物語は少し切ないけれど、松潤が最後まで飄々と明るく、暗い感じにならずに終われたかな。
杉咲花ちゃんのコメディエンヌぶりが吹っ切れていて楽しくて上手でした。
ドラマフアンならお勧めの映画です。


天外者(てんがらもん)

2020年公開だったけど映画館に観に行けなかったのでDVDを借りて観ました。
五代友厚に興味があって、しかも三浦春馬君が主役で期待していたのだけれど・・・
う~ん、二時間に収めるにはドラマチックな時代と人生だろうけど、脚本と映像にもう少し厚みを持たせられなかったのかな。
ニ時間ドラマなら気にならなかったかもしれないけど、映画にしてはちょっと安っぽく見えてしまった。
恋愛の部分は必要だったのだろうか
この映画を観て五代友厚とその時代について観客がどれぐらい理解できるのだろうか
三浦春馬君の遺作で熱演ではあったけど、最後まで脚本に馴染めなかったです。


ミナリ

この映画も映画館に観に行けなかったからDVDを借りて観ました。
アカデミー賞がやっぱり気になって。
夢を追う夫と疑問を抱く妻と家族の物語。
韓国移民でなくても、ありうるであろうけど、移民だから社会問題的に感じさせられるのかも。
興味深く最期まで観たけど、終わり方が好みではなかったかな。

言いたい事はわかるけど・・・尻切れトンボのような気がしたなあ。


日本独立

白洲次郎と正子に以前から興味があり、関連するドラマ等も観てきたし、敗戦後の日本の置かれた状況は、明治維新と同じぐら興味があるので、これは要チェックやと。
映画館に観に行けなかったのでDVDを借りました。

色々な俳優が色々な脚本と監督で吉田茂と白洲次郎の関係やポツダム宣言からサンフランシスコ講和条約までを物語ってきたけれど、この作品が一番淡々と描いているような気がします。
それでいて、ちゃんと状況や問題点など伝えてくれるので、飽きずに二時間強、観ることができました。
どちら側にも肩入れせずバランスが良いと感じたのは私だけかな
上手くまとめたな~と。
過去の映像と現代の映像が上手くリンクしていたので、一層臨場感があり、それが物語に深みを与えていると思います。

憲法についてはアメリカの押し付けだといわれてもしょうがないけど、だからと言って悪かったかというと、そんな事もないのでは。
平和ボケしていると揶揄されるぐらい、何気に平和であり、もし軍隊が存続していたら、クーデターが起こってるかもしれないし。
アメリカの押し付け・・・という点だけで「憲法改正」を唱えるのは間違いではないか、とあらためて考えさせられました。
小林薫の吉田茂が良いわ


唐人街探偵 東京mission

家族がはまっていてDVDを買ったので一緒に観ました。
基本的にはコメディなんだろうけど英ドラマ「シャーロック」のようでもあり、ちゃんとしたミステリーで、社会派でもありと、盛りだくさんな内容でした。
意味は分からないけど「秒で上がる」オープニングに惹きつけられて、一気に観きってしまった感じ
日本人俳優が多く、日本の映画かと思われるような豪華キャストだし、ロケも日本各地でちゃんとしていて、CG技術もすごいのか作り物なのだろうけどリアリティを感じました。
日本の表現が、デフォルメというかパロディというかありえない場面であったとしても、許せちゃう面白さで笑えて少し悲しみもあったかな。
スピーディーでとても新鮮な感じがして、他の同シリーズも観たいと思います


青葉家のテーブル

「北欧 暮らしの道具店」が好きでサイトのネットドラマを観ていたので、物語にすんなり入れました。
ドラマの雰囲気そのものの映画で満足
そうそう、みんな悩んで大きくなるのよ

インテリア、雑貨などの設えが超好み。
自分のテーブルコーディネートや盛り付けなど見直してみなくては。

コロナ禍でなければ東京へ観に行きたかったけど、DVDになるのを待ってたらアマプラに来たのでラッキー


二月に観たのは今のところこの一本

ウエストサイドストーリー

(公式サイトより拝借)

約半世紀前に白黒テレビで観た「ウエストサイド物語」は、当時子供だったせいか、物語にも歌や踊りにも新鮮な驚きがあって感動した記憶だけが残っています。
だから期待しすぎてしまったのかもしれない、スピルバーグ監督のリバイバル作品に。

音楽は色あせないけど、映画自体はそれほど面白くなかったかな。
たぶん主人公の二人に魅力を感じなかったからかもしれないし、現在の差別問題とかに寄せてきたせいでは無いかと感じもします。
そして自分自身が歳をとって、「愛」に冷めてしまったせいかも
結局最初のカメラアングルと音楽とアニータだけが記憶に残る作品となったけど、テレビより映画館で観る方が踊りや音楽は楽しめると思います。


映画のレビューでは評価の高い作品でも、自分の好みに合わなかったら、どうしても評価が低くなります。
私は専門的知識もない平凡な映画フアンですが、それでいいのだ~と思って感想を書いています。
共感してくれる人が世の中に存在すれば嬉しいです。

今年も「月に一本映画館で」映画を観ることを目標に、映画館に足を運ぼうと思います。

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ホテルマンと泥棒の映画

2021年11月26日 18時12分38秒 | 月一映画

ガーデニングにかまけてすっかり映画の感想をアップするのを忘れていました
もう公開が終わってしまったのですが、劇場で観てやっぱり良かったと思う映画の感想など。

マスカレード・ナイト

前作の「マスカレード・ホテルは原作を読んで面白かったから観に行きましたが、今作の「マスカレード・ナイト」は原作を読んでいませんでした。
そのせいか映画に没頭出来て、最後まで犯人が分からず、結果「読まずに観て良かった。」と思いました。
映画らしい演出が華やかで、閉塞感のある中で観たから、一層気分があがったかな
ロケ地のホテルに行ってみたいわ~
前作と違って、私としては配役に引っかかりが無かったのも高評価

にしても長澤まさみチャン、頑張ってるわ~
ただ、沢山の俳優が出てきて、それがどの映画にも出演している有名バイプレーヤーばかりで、他の映画と混乱するかもしれないぐらい。
こういった傾向にはちょっと食傷気味かな。


ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版

言わずと知れた名作アニメで、今でも私が一番愛してやまないルパン三世の長編映画。
何度もテレビで観てきたけど、初めて劇場で観ることができて嬉しい限り
「カリ城」の前にはアニメ「ルパンは今も燃えているか?」の上映があり、昔のテレビシリーズの名場面を思い出させるシーンが散りばめられていて、「カリ城」と両方楽しめました

何で泥棒さんがこんなにロマンチックなんだろうね~
お茶らケまくっているルパン三世も好きだけど、時折垣間見える優しさにキュンとしちゃうのは今も変わらないわ。
不二子ちゃんはカッコ良く今も憧れの女性だし、次元と五右衛門はクールだけど優しさがあり、銭形警部は熱く、つまりはどのキャラクターも素敵ってことでしょうかね~。

何度も映画化されているルパン三世の中で、やはりこの作品が一番好き。
4kのせいか画像が綺麗だったし、大画面のカーチェイスはアニメでもワクワクする。
背景にも広がりを感じて、映画館で観られて良かった

宮崎駿監督って偉大だな~
そして初期の声優さんたちの声が、また聴けて嬉しかったです。

来場者特典でクリアファイルをゲットしちゃいました

 


DVD鑑賞で観た映画など

火花

原作は読んでいないので映画のみの感想ですが、う~ん、青臭いな~と。
それが芥川賞っぽいのかな。
若い頃のトライ&エラーの一つで、それがお笑いの世界での物語。
理想だけでは食べていけないのは、どの世界も同じかも。
青春の一ページだったのね~
なんて、年より臭い感想ですかね

菅田くんはテレビドラマでも同じようなキャラクターを演じていて、それがリンクして見えました。

 

アナと雪の女王 2

今作はとても社会性のある物語だったと思ます。
エルザが何故魔法を使えるのか・・・その謎を解くための旅に出る。
アナとエルザの姉妹と仲間たちは勇気があって寛容で、安心して見ていられるのは、さすがディズニー。
彼女たちの行動は、今の世の中に必要なんじゃないかと思いました。
離れることがあっても共に戦う姉妹に、未来はこうありたいものだと感じるな~

何より、ちびっこエルザとちびっこアナが可愛すぎるわ


10月後半から11月中は映画館へ出向く時間が惜しいくらいガーデニングしていたかも。
テニスを再開した影響もあるかもしれないし、遠出してまで観たい映画が無かったかな~
12月もDVD鑑賞が続く予定。
観そびれた映画のDVD化が続くので、家で楽しむとしましょうか。

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理系の映画と文系の映画

2021年09月19日 09時08分36秒 | 月一映画

今月はもう二本も映画館で映画を観てしまった
観たい映画だったし、市内の映画館での上映だったので。
ようやく当市のコロナ感染者も20名前後になって来たし、ってまだ多いけど

まずは理系の「科捜研の女 劇場版


録画して観るほどではないけれど、時間が合えば再放送もついつい見てしまうドラマ「科捜研の女」のフアンなの。
「科捜研の女」はキャラクターにブレが無くて、マリコならと思ってドラマを観ているし、映画も同様でした。
ドラマの集大成のような作品で、舞台の京都が美しく、マリコ(沢口靖子)も美しく、ストーリーもテンポ良く、とても楽しめました。
過去のドラマに出演していた懐かしい方々も総出演で、時々ドラマを思い出させるくだりもあり、フアンサービスの行き届いた映画でした
「科学は嘘をつかない」という信念のもと事件解決に奔走するマリコと振り回される科捜研のメンバーたち。
ドラマを観て、知らない機械や技術を知れるのが面白いし、メンバーの頑張りにも頭が上がるのです(ドラマだけど)
推理ではなく「科学」が謎を解き明かすから、見終わった後モヤモヤしないのが「科捜研の女」の好きなところかな。
初めて観る人には、何だこの人はと感じるかもしれないけど、そこが主人公の榊マリコの魅力なわけで、この映画を観て「科捜研の女」のフアンが増えると良いな。

 

ラッキーなことに地元の映画館で上映されることになったのが「ドライブ・マイ・カー


コロナ感染者数の多い街に出向く気がせず、気になりながらも観ていませんでした。
村上春樹の短編小説を原作とした映画です。
私は初期の村上作品のフアンなので、後の作品はすべて読んでいるわけではないけど、この小説はたぶん読んでいないと思う。
なので、どこが原作でどこが演出なのか全く分からなかったですが、村上春樹が原作でなくてもとても興味深い映画でした。
いくつか説明的すぎるシーンがあって、それゆえ3時間になったのかとも感じたけど、3時間を感じさせない展開だったと思います。
でも村上作品を原作とするなら、もう少し想像の余地を残しておいて欲しかったかな。
普遍的なテーマであり、現代の日本においてはさらに身近に感じるテーマかもしれません。
初めから何度か刺激的なシーンがあり、どうなるのかな~と危惧していましたが、それは必要なシーンだと後になって納得してみたり。
演劇と絡めた脚本は新鮮で面白かったです。
女優さんたちが、とても良かったです。
万人にはお勧めできないけど

それにしても映画館が寒い
ミニホッカイロを貼っていきましたが、体の冷えることといったら・・・
体を温めるための持ち物が多くなります。

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