旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

6月から8月前半までに観た映画

2021年08月13日 11時10分34秒 | 月一映画

梅雨と真夏は私の映画鑑賞タイムという事で、傾向はバッラバラですが、6月から8月前半までに観た映画の感想など。
お家時間でのDVD鑑賞等の参考になれば幸いです

やすらぎの森

ケベック州の大自然が見たくて映画館に観に行きました。
自然の中で世捨て人的な生活をしている高齢者たちのノビノビと楽しそうな様子から始まりましたが・・・
物語は「死」の雰囲気をまとって静かに着実に進行します。
愛は信念をも変える力があるのでしょうか。
物語に高齢者の恋愛が出てくるたびに想像できない自分がいるけど、現実はよくある事なのでしょうか、西洋も日本も。
心の傷が愛で治れば、それは良薬でしょう。
この物語から「自分らしく最期まで生きる」ってどういうことなのだろう、と考えさせられました。
劇中の歌に意味があるのだろうけど、字幕から意味を想像するしかなく、一寸歯がゆかったです。

原題は「雨のように鳥が降った」で、過去に起きた出来事をもとにしています。
たぶん倉本聰脚本のドラマ「やすらぎの郷」に似せてタイトルを付けたのだと思うけど、う~ん・・・

 

ジュディ虹の彼方に

スターって、いつの時代も孤独なんだな~
ましてアメリカで子役からスター(ジュディ・ガーランド)ならなおさらかな。
ちょっと悲しい物語ではあったけど、映像も音楽も俳優も良くて見入ってしまった~DVDなのに。
主人公を演じたのが「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガーだったなんて、見終わった後知ってびっくりしました。
全く違う人みたいで、凄い演技力~でも47歳以上に見えてしまった・・・
孤独は心を病むものですね。
普通に生きていてもシンドイのに特殊な世界に生きていたら、壊れちゃうよね。
(5月半ばにDVD鑑賞)


マリアンヌ

ブラピが好きなのでDVDをレンタルして観ました。
ブラッド・ピット、制服姿が更にカッコイイです
時代の翻弄されるラブストーリー
物語はこの時代によくあるタイプですが、主人公たちが魅力的なので見ごたえのある映画になっていると感じました。
愛は勝てるのか・・・
恋愛映画が好きな方にはお勧めだけど、ブラピなら「Mr&Mrsスミス」の方が私は好き。


コンフィデンスマンJP プリンセス編

映画館に行きそびれたのでDVDになるのを待っていました。
ダー子は間違いなく頭が切れて度胸があって心優しい、愛すべきコンフィデンスマンです
一作目はハラハラしながら観ていましたが、今回は「必ずやってくれる」と信じて観ていたので、ドキドキ&ワクワクしながら観ました。
カラフルでゴージャスで、シンガポールが素敵で、沢山の有名俳優さんが次々出てくるし展開が早いので、目がついていくのがやっとでしたけど、とても面白かったし、スカッとしました。
最期のオチに納得しましたし、そこは予想を裏切られました
長澤まさみ、カッコいいです。
恭平さんが準主役で出ていたのも嬉しかった
コロナ禍のストレス解消にもお勧めかも。


スキャンダル」(DVD)

実話から映画になった物語で「Meetoo」運動のきっかけになった出来事なのかな。
物語は事実に基づいているけどフィクションなわけで、たぶんもっと酷かったのだと思う。
映画のテンポが早くて字幕に追いつくのがやっとだったけど、理解できたし、緊迫感にも通じたかもしれない。
ニコール・キッドマンとシャーリーズ・セロンの抑えているけど伝わる演技に迫力を感じました。
登場する女性が皆スタイル良くて苦笑したけど、映画は面白かった。
ハラスメントに敏感なはずのアメリカでさえこのようなセクハラが横行しているのだから、日本などおして知るべし。
世界のSDGsなんて「絵に描いた餅」なのだと痛感してしまいました。
まだまだ終わりそうにない戦いに挑む姿がカッコ良いけど、永遠に続く戦いでしょう。
トランプ政権が終わってつくづく良かったと思うけど、トランプと同じ考え方のアメリカ人が限りなく多いことに、アメリカに対する失望も感じたかな。
先日もNY市長がセクハラで辞任したニュースが流れてきて、まだまだなんだな~と感じました。



Fukushima 50

テレビ録画していたのを、やっと観ました。
東北の大震災については10年間で色々な方面から語られるようになって、当時より被災地や被災された人々の状況や感情がより伝わってくるようになったと思います。
当時福島第一原発の状況はテレビ画面で知るだけだったけれど、こうして命がけで原発の被害を食い止めようとしていた人々もいたのだとわかることができて良かったです。
その当時の緊迫感が(実際はもっと大変だったかもしれないけど)渡辺謙と佐藤浩市によってしっかりと伝わってきました。
彼等が東電の社員である事を思えば仕事に徹したとみることもできるけど、やはり命がかかっていたわけで、英雄のような「Fukushima50」と言う外来のネーミングは個人的に好みではありませんが、勇気ある社員たちが福島第一原発に居たことは忘れてはいけないと思います。
このような映画が後世に残って、原子力発電の危うさ伝えることができるのは、日本映画の財産ではないかしら。


8月後半からは怒涛のDVD鑑賞が続く予定。
夏休み中は映画館も密だろうから出向くのは一寸心配だし。
次女がAmazonプライムに入ったので、これからは更に鑑賞の幅が広がりそう。

ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 


『ローズメイカー 奇跡のバラ』と横浜市役所新庁舎のお洒落花壇

2021年06月01日 16時59分51秒 | 月一映画

今日は横浜みなとみらいの映画館へ『ローズメイカー 奇跡のバラ』を観に行きました。
バラが沢山~咲いているバラ農場が舞台。
家族経営のバラ農場と最大手のバラ農場とが出てきて、フランスにおけるバラ栽培の規模の大きさ広さを感じつつ、物語を楽しみました
山あり谷ありのバラ栽培に奮闘する主人公たち。
始まりにはビックリしたし、育種家の女性主人公にはちょっと共感できないところもあったけど・・・
とても面白かったです
あまり書くとネタバレしちゃうので、物語についてはこの辺で。

以前NHKBSで観たフランスのバラの育種のドキュメンタリーを思い出したり、香りを想像で補わなくてはいけないのが歯がゆかったり。
とにかくバラの育種の手順と栽培の苦労がわかる映画で、世界各地で行われているであろうバラのコンテストに掛ける情熱を感じざる負えませんでした。
薔薇のお好きな方には必見かも。
90分ほどなので気軽に観られます。


映画で薔薇を観た後は実物が見たくなり、もしかしたらまだ咲いているかも
と思いついて、横浜市役所新庁舎へ
大岡川に面したデッキにはバラや宿根草一年草花木等々で彩られた植栽マスがいくつもありました。
ロングボーダーガーデンの植栽がお洒落なの
センスいいわ~さすがヨコハマ

遅咲きのつるバラとクレマチスのアーチが何台か設置されていました。

ランドマークタワーを背にするガーデンベア
花のアフロヘアーが青空に映えてます

川沿いの植栽の中に黒いホリホックを見つけました。
カッコイイよね~好みだし

そんなガーデンを観ながら市役所新庁舎一階のフードコートでカレーを頂きました。
今週のTVK「猫のひたいほどワイド」がカレー特集なので勝手にコラボしてみたの)
都会のガーデンカフェ、お洒落だわ~

川沿いから馬車道駅側に回るとスタンダード作りのバラのガーデンが
ベンチもあって、花を背景に写真も撮れそう。
これが市役所の庭なのか~キラキラしています

華々しい植栽も素敵ですけど、日陰エリアはシックで落ち着く大人っぽい宿根草等で構成されていました。
白と緑と一寸紫といったシックな色合い。
アカンサスモリスの林立は圧巻
一見の価値ありです。

横浜市役所新庁舎は市民以外にも開放された商業施設のあるビルです。
庭を見ながらお茶をしたい方には穴場的な横浜みなとみらいの新スポットかも。

薔薇は大好きだけど、やっぱりガーデンが落ち着くな~私


ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 


4月に観た映画はだんだんとマニアックに!?

2021年05月27日 15時22分35秒 | 月一映画

4月からはガーデニングのブログを書くので精いっぱいで映画の紹介ができませんでしたが、薔薇のシーズンが終わり一息ついたので、映画の話なども

4月は劇場で3本の映画を観ました。

1本目は「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら
ショッピングセンター内のシネコンで観ました。


以前テレビ東京でシリーズ化されていたドラマ「バイプレーヤーズ」の映画版です。
私、このドラマが大好きだったので、映画化はとても期待していました。
ドラマ放送の途中で主人公の一人で、このドラマの立役者の大杉漣さんが急逝し、彼のいない「バイプレーヤーズはどうなるのだろう・・・
と心配していましたが、他のメンバーが見事に新しいドラマ&映画を作り上げてくれ、本当に嬉しかったです。
オジサンたちのワチャワチャ感やドラマ作りのドタバタ感が面白いし、役者さんたちが芸達者な方ばかりだったので、更に楽しめました。
テレビ各局の有名ドラマのパロディも笑えて、そして最後は泣けて・・・脚本も良かったな~。
DVD化したらまた観たいと思います。

2本目は「椿の庭
大手シネコンでは上映されなかったので、元名画座だった109シネマズ系列の映画館で観ました。


ポスター映像

湘南の海の見える高台に建つイイとこの古い家と手入れの行き届いた和庭を持つ老婦人と孫娘が主人公です。
セリフが少ないけど、美しい映像と自然な音が物語を綴っている感じがしました。
主人公の老婦人(富司純子)の佇まいが美しい分、少し切ない主題が際立った気がします。
緑濃い和庭が素敵でした。
庭は人生を映す鏡かも
静かでしっとりとした、少しレトロな雰囲気の映画でした。


3本目は「モルエラニの霧の中
ミニシアター系の映画です、どう考えても。


ジャック&ベティでは監督が来る上映イベントがあったようです。

室蘭で撮られた映画で、室蘭在住の友人に勧められて観に行きました。
いくつかの物語が繋がるオムニバス構成で、「室蘭」という寂れゆく街が主人公の映画です。
幻想的な映像が素敵だったし、センチメンタルな音楽も映像にあっていて抒情的雰囲気倍増
大杉漣さんや小松政夫さんも登場する一つ一つのエピソードは心に染みますが、約3時間半は長すぎる
途中休憩後は集中力が切れてしまいました。
色々盛り込みたかったんだろうけど、余計な部分も散見されたかな。
そんな中、佇まいだけで物語れる役者ってすごいな~と感じました。

「椿の家」と「モルエラニの霧の中」を観て感じたのは、映像の切り取り方や作り方で一つのシーンが現実とは違ったものになるのだな~と。
この所、饒舌でスピーディーでリアリティのある映画を観てきたせいか、セリフの少ない映画で改めて映像の美しさに触れた気がしました。
登場人物が少ない分、役者の力量にも。
ストーリーには個人の好き嫌いがあるだろうけど、映画ってやっぱり総合芸術なんだな~と感じたのでした。

神奈川県は映画館が通常上映しているので、明日公開の「ローズメーカー 奇跡のバラ」も観に行きますよ
バラの育種って、本当に大変ですものね~
美しい花々の映像が沢山見られるかしらん。
楽しみです


ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。

庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 


観てから読もう「騙し絵の牙」

2021年03月26日 17時19分35秒 | 月一映画

観てきました~映画『騙し絵の牙

期待以上の面白さでした
物語と映像にスピード感があって、大泉洋ちゃんがクールでカッコ良くて
音楽とエンドロールも良かったわ~
久しぶりにアクション以外でスカッとする映画を観た気がします。


物語の展開が早いので「もうちょっと味わいたいシーン」があったし、複線回収が間に合わなかったから、原作読まなくちゃ!
(まだ読んでなかったんかいとつっこまないでね。)
ビジネス映画としても良くできていると感じるのは、原作のおかげなのでしょう。
観てから読むのが良い映画ではないかしら。

バラエティではお喋りな洋ちゃんだけど、お芝居では今回のような難役も十分こなせるのよね~
パン屋でも探偵でもない(どちらも超大好きだけど)俳優☆大泉洋の新たな魅力を見つけたみたいで嬉しかったです。
松岡茉優さんはこういう役、似合うね。
池田エライザさんも。(「恋は雨上がり…」を一寸思い出したわ。)

約一年、待ったかいがありました
硬派な映画で、お勧めです


映画を観終わった後、テラスモール湘南の「西安餃子」でランチしました。
「海老と春キャベツのスープ麺」は別添えで辛いタレがついてきます。
私は辛いのが苦手なのですが、この映画の後だったせいか、途中からタレを入れて辛味も味わいました。
ピリ辛な気分だったのよね~って単純

映画の半券を提示するとオマケで杏仁豆腐が付いてくるの

最近のミステリードラマは(「相棒…」でさえ)あざとい演出やわざとらしい芝居が散見されて一寸ウンザリ気味でしたが、映画はまだそんなことないから気持ち良く観ていられるかな。
(そういう映画を観ているってことかも知れないけど。)
ミステリードラマを作る側はもう少し視聴者の想像力を信じて欲しいと思います。

ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村


食の映画と探偵の映画とミモザの日

2021年03月08日 15時44分36秒 | 月一映画

2月は緊急事態宣言中でしたが映画は観に行きました。
NHKあさイチで紹介されていた『世界で一番幸せな食堂
フィンランドの風景と主人公のシェフが作る料理に興味があって。
恩人を探しにフィンランドの田舎へ来た中国人親子と立ち寄った食堂の女主人と周りの人々との物語。
幸せとは、食とは、文化とは、生活習慣とは、そして美しい風景とは・・・
サラリと盛り沢山な内容だったと思います。
森と湖の国フィンランドの風景が素晴らしく自然とは偉大だ~
文化の違いは食からであり、相互理解もまた食からであり~
しかし幸せは同じ。
主人公の中国人シェフの作る料理がどれも美味しそうで、今個人的に気にしている薬膳も出てきて、医食同源とはこういうことだよな~なんて感心しながら観ました。
大きな盛り上がりは感じなかったけど、心温まる物語で好もしかったです

観に行ったのが横浜の映画館だったので観終わった後中華街に行きたくなりましたが、そこは我慢しました


映画館で観たかったけれどタイミングが合わずDVDを借りて観たのは『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
ミステリードラマ好きの私としては、この物語はミステリーとしてはありふれている気がしたけど、最後の謎解きにはまずまず満足。
NHKBSのアガサクリスティー劇場のような雰囲気で、名探偵なのかと感じる場面もあり、それが狙いなのかもしれない。
現代のアメリカ社会の問題も盛り込まれていました。
あの時のあの場面で感じた違和感にもっと気がいけば犯人は早い段階で分かったかも~
と一寸悔やんだけど、それがミステリーの面白いところだよね

近年ミステリードラマを観すぎて長女に「相棒脳」と言われております


本日3月8日は国連が定めた「国際女性デー」でありイタリアでは「ミモザの日」でもあります。
庭にミモザの木は無くなってしまいましたが、懐かしいミモザの写真を貼ります。

動画も
ミモザでスワッグ作り~私流

 

このところの女性蔑視と取られてもしょうがない日本の政治家の発言を耳にする度に、日本女性の夜明けは遥か遠いなぁ~と感じるのでした。

ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 

 

 

 


色々なタイプの恋の映画と赤い壁

2021年01月30日 19時04分14秒 | 月一映画

コロナ禍になってからもはや唯一のエンタメとなっている映画鑑賞。
緊急事態宣言が出てからは劇場へ行っていませんが、年末から一月に観た映画の感想など

また、あなたとブッククラブで



師走であったけれど、やっぱり観たくて横浜の映画館まで出向きました。
映画の雰囲気は想像していた以上にコメディーで、「アラウンド70」の女性と男性の恋の駆け引き的な物語。
さすがアメリカは幾つになってもお盛んなのか
と感じはしたけど、本質は「愛すること」に年齢は関係ない、という事かな。
主人公たちが超華やかでお洒落で眩しかった
だって往年のスター女優さんたちばかりなのだもの。
出来すぎたストーリーかもしれないけど、そこは映画だものね。
音楽も良くて面白かったし、観終わった後元気出ました。
「おらおらでひとりいぐも」とはあまりに対照的で、これは日本と欧米の国民性や文化の違いからくるものだろうか。
アメリカではかなりのヒット作品らしいけど、日本での劇場公開が少ないのは、共感を得られないからかもしれないな。

DVD鑑賞した映画は

ラストレター
今どきにない、とてもロマンチックなお話で、雰囲気も素敵でした。
ちょっと「おとぎ話」的でもあったかも。
風景が爽やかで美しく、センチメンタルな懐かしさを感じたかな。
トヨエツとミポリンの配役の妙は面白かったです
時々映画の話をする男性陣がベタ褒めだったので期待して観たけど、男のロマンってこんな感じなんだと思った映画でした。
福山雅治のラブストーリなら、私は「マチネの終わりに」の方が好きです。

恋は雨上がりのように
青春って甘酸っぱいものだな~なんてシミジミ・・・
小松菜奈ちゃんのツンデレ具合が可愛らしかったし、洋ちゃんがいつにもましてナチュラル(等身大だったのかな)
頭でっかちより、経験が足元を固めるってことかも。
オジサンの友情には、ちょっと笑えました。
青春の思い出の一ページ~雨上がりの虹のように爽やかな映画でした

 

レッドクリフ Part1

金城武の孔明が主人公なのだと思って観たのですが、実は呉の周瑜(トニーレオン)だったのね
これから赤壁の戦いという直前に「Part 2へ続く・・・」だったので、一寸肩透かし。
「新解釈 三國志」を見た後なので人間関係が分かっていて良かったです。
いずれにせよ、趙雲は強くてカッコ良い
レンタルDVDでは「・・・Part2」が人気なので、リクエストしてもなかなか届かないの。
早く後編が見たいです。

「ラストレター」と「恋は雨上がりのように」では主人公の男性が売れない作家、または作家を目指す中年男性。
売れない作家ってロマンチックなストーリーに似合う仕事なのかしら

今年の春は観たい映画がいくつかあるので、今から楽しみ
もう公開延期になったりしないで欲しいな。


ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 


コロナ禍で観たからかな~映画三本

2020年12月16日 09時08分31秒 | 月一映画

11月12月とバタバタ忙しい中で三本の映画を映画館で観ました。
コロナ禍でなければ、こんな風に感じなかったかも・・・
と思ったので、周りの環境とか情勢とかが映画の感想に大きく左右するのだと実感しました。

昨日観てきた「新解釈・三國志
大泉洋ちゃんが出ていなかったら観に行かなかったし、観に行かなくても良い映画なのかもしれないと思う。
とにかくバカバカしくて・・・でも「ややうけ」レベルで面白かったです。
三國志を知らないので物語についていけるか心配でしたが、おふざけが過ぎているとはいえ、色々わかり易く解説されていたのでザックリ理解できました。
常々「戦国鍋テレビ」「戦国炒飯テレビ」など歴史のパロディを見慣れているので、違和感なく楽しめました。
これが福田監督の映画なのでしょうね.。
最近ムロツヨシに食傷気味なので孔明はつまらなくみえたけど、関羽や張飛はちゃんと演技していてとても良かったです。
もちろん劉備と曹操もね
趙雲の岩田くん、超カッコ良かったけど、福山雅治のテーマ曲はカッコ良すぎたかな

コロナ禍でなければ、これほど楽しめなかったかもしれない、と思います。
一時でも何も考えず笑えるって良いことだよね
テレビなら観終わった後CMやニュースですぐに現実に戻っちゃうけど、映画館は非日常空間だから少しの間何も考えずにいられるもの。

三國志って面白そう
次は「レッドクリフ」を観ようかな。


先週観てきた「ノッティングヒルの洋菓子店
物語の始まりは悲しいけど、登場人物たちがその悲しさを各々の形で克服していく物語、かと思います。
お菓子はそのツールなのでしょう。
ロンドンの風景と、今や多民族国家になったイギリスの状況に、近年訪れたことがある者としてはとても納得がいきました。
特に亡くなったサラの母親ミミ役のセリア・イムリーの雰囲気が好きでした。
歳をとって顔にいっぱい皴があっても素敵な女性でいられるのね。

コロナ禍で沈痛な雰囲気の社会情勢に心が沈みがちになる中、この登場人物たちの前向きな行動に元気をもらいました
コロナ禍だから、一層心に染みる物語だと思います。

イギリス、また行きたいわ~


先月観た「おらおらでひとりいぐも
原作を読んでいないから、主人公の心の中を擬人化したのは成功か否か分からないけど、違和感がぬぐえませんでした。
主人公は夫を亡くして一人暮らしの75才の女性。
物語の中では彼女の人生と現在とが交互に描かれ、現代日本の高齢者アルアルに自分の老い先を考えて一寸憂鬱になった。
顔に皴の少ない田中裕子だから見ていられたのかもしれない。
コロナ禍だし、後期高齢の一人暮らしの親戚に振り回されているさ中だったので、主人公の笑顔をすんなり受け入れられなかったです。

お客さんのほとんどが70オーバーの高齢者のようでした。
どう感じたのかな。


写真は「ノッティングヒルの洋菓子店」を観に行った横浜みなとみらいのランドマークタワー
周辺の並木は葉を落としていました。

ランドマークタワーのクリスマスツリー
今年も美しいです

「また、あなたとブッククラブで」も観に行きたいけど、今年の年末にそんな時間はあるだろうか
現状、映画は私にとって最も安全なエンタメでストレス解消かな。

私の老後はどんな風なのかしらん。
少なくとも手編みのラクダ色のベストは着まい
皴が沢山あっても、ミミのように明るいチェック柄のコートを着て凛として冬の街を歩こう
と、思うアラ還の私です。

ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 


「スパイの妻 劇場版」とブルームーン

2020年11月01日 09時49分12秒 | 月一映画

ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を取ったと話題になっていたので観にいったスパイの妻 劇場版」
何故「劇場版」なのかと思ったら、NHKBS8kで放送されたドラマを映画バージョンにリメイクしたのですね。
知らなかったので新鮮な気持ちで観られました。

太平洋戦争が始まる少し前の神戸が舞台で、主人公の夫(高橋一生)は貿易会社の社長、主人公はその妻(蒼井優)です。
彼らは当時の上流階級かな。
背景の調度品等が格調高く、映像のレトロな雰囲気と相まって、その時代の空気感が伝わってくるようでした。
戦争を今までにない形(視点)で描いているのが興味深かったです。

写真はHPより拝借


途中まで悲劇かと思って観ていたのに、観終わった後ちょっと混乱して、後から喜劇だったんじゃないか、と思いました。
どちらも描かれているのでしょう。
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」
チャップリンの名言を思い出したりして。
じわじわと心に残る物語でした。

登場人物が多くないせいで物語に集中できたかな~と思います。
主人公を演じた蒼井優が名演だったと思うし、他の役者も適役でした。
お見事

夫と妻と憲兵分隊長(東出)との三人芝居のようでもあり、舞台にしても面白いんじゃないかな。
テレビドラマだけでは勿体ない感じがしたから、劇場版にして良かったと思いますし、それぐらいのテーマでした。
黒沢清監督のことは全く知らなかったので、これからは気にしようと思います。

いずれにせよ戦争は残酷で悲しくて醜い。
その事実もちゃんと伝わる映画でした。

横浜の映画館ブルク13は一席空けて販売していたせいか、場内はほぼ満席でした。
やはり一席空けは安心できます。

手元にまだ観ていないレンタルDVDが二枚
ガーデニング日和が続いているので、なかなか観る時間が取れないのが悩みです。
贅沢な悩みかな



昨夜は満月でした。
ひと月に満月が2回含まれることをブルームーンというそうです。
ブルーじゃなくてもブルームーン
お天気が良かったので綺麗な写真が撮れました。

ウサギが餅をついているようには見えません。
いつか人間が餅をつくかもしれませんね


ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 


映画で旅する音楽する

2020年09月07日 17時40分56秒 | 月一映画

8月も新型コロナの感染者が多い時期だったし、何より暑いので映画館が遠くに感じて、相変わらずDVD(ブルーレイ)鑑賞は続いていました。
その間観た映画の中で面白かった順に並べてみました。


チャーリーズ・エンジェル
「チャーリーズ・エンジェル」はテレビドラマ&前二作のフアン。
エンジェルたちはいつものようにカッコ良かった
より現代的で時代背景も変わっていたから、おとぼけ&お色気シーンはすこし減ったかも
けれどアクションシーンはたっぷりだし、舞台も雰囲気もゴージャス
時代が変わってもボズレーが女性でもエンジェルたちは三者三様。
スピード感あふれる展開にハラハラしながら見入ってしまいました。
スカッと&スッキリした~

雰囲気がちょっと違ったのは監督が女性だからかな
旧作の話題もセリフの端端に出ているから、往年のフアンとしても満足いく感じです。
舞台が世界各地なので、旅行した気分にもなれたし、こんな閉塞的な時期に気分を晴れやかにしてもらいました

 


男と女 人生最良の日々
1966年公開の「男と女」を以前観たときに感じた靄っとした気分より、本作の方が分かりやすかったかも。
たぶんに歳のせいかもしれないけど、50年以上前と現在と主人公の世界とが交差しているのが切なさでもあり痛々しさでもありユーモアでもあるような気がする。
男と女の愛が描かれたフランス映画って、私に無いものを感じて入り込めないけど、本作はまもなく訪れるかもしれない世界でリアリティーを感じたから面白かった。
スタッフ、キャストが「男と女」と同じだから、前作への愛情を感じたせいか本編に挿入される前作の映像も違和感がなかったし、思い出しながら観ることもできました。
音楽が相変わら素敵
何はともあれパリの風景は素敵
本当に原題の「人生最良の日々」って、こんな感じかもしれないな。
主人公の二人とも、味わい深かったです。


蜜蜂と遠雷
クラシックともピアノとも無縁な私だけど、コンテストを題材にした物語は好きかも
ピアノの演奏やら音楽的な違いやらは全く分からないけれど、観終わった後、体が熱くなった。
緊迫感がヒシヒシと伝わってくる音と映像に反応したのだろうか。
ストーリーが単純だからこそ、一人一人が際立っているっていうのかな。
役者たちも良かったし、知らない世界も知れたしで、面白かった。
ピアノを弾く人なら更に楽しめると思う。
映画館で観そびれたのが悔やまれるけど、我が家のサブ・ウーファーがちょっとだけよい仕事をしてくれたよ

 


巫女っちゃけん
以前テレビでリリコさんが紹介していたので、コメディーだと思って借りて観ました。
想像していたより内容があり面白かった
コメディーチックに表現されながら今どきの問題を取り上げて、でもハートフルに収めた作品。
神社という舞台に特に意味があると思うのは日本人だからかな。
女性として母として、私には理解できないけど、現実に起こっている実状を厳しく指摘せずにまとめていて、観終わった後物足りなさも感じたけど、多くの人が観やすそうな気がする。
広瀬アリスは色々な表情があって、見ていて楽しい女優さんですね



今月下旬、観たい映画の上映があるので、コロナ禍であっても横浜に出向こうと思います。
そして、ものすごく楽しみにしていた映画「騙し絵の牙」の上映が来年に延びちゃったけど待てないから、とりあえず本を先に読もうと思います。
早く俳優大泉洋に会いたいわ


テレビドラマだけど「半沢直樹」は、やっぱり面白い
某航空会社も半沢のような人が居たら救われたかも・・・なんて目で観てしまいますね。
演技する役者さんたちの顔が近すぎて心配になるのはコロナ禍だからかしら


ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 

 

 


女神な映画たち&ウディ・アレンの映画

2020年07月29日 10時02分29秒 | 月一映画

外出自粛が明けても新型コロナ台風が吹き荒れている首都圏にあって、とりあえず映画館は安全のようだからボチボチ足を運んでいます。

昨日は2週間限定公開の『中島みゆき 夜会VOL.20「リトル・トーキョー」劇場版を観に行きました。
もうねぇ~中学生の頃から中島みゆきのフアンだから、アタシ



中島みゆきの「夜会」は赤坂ACTシアターで始まった時に一度舞台を観に行ったことがあります。
何度も観たいけれどチケットが入手しづらくお値段もかなり高いので、その一度だけになっています。
それが映画で見られるなんて、とてもラッキー
映画「夜会工場VOL.2」なども観て、一寸アバンギャルドな面があるなぁ~と感じていたのですが、今回の「リトル・トーキョー」はとてもわかり易く、すんなり心に入ってくる内容でした。
ゲストの渡辺真知子はもちろん、演者さんたちが皆歌が上手く、みゆき節炸裂の歌を歌いあげていて感動しました

このコロナ禍にあって漠然とした不安に覆われ、まるで暗く淀んだ霧に包まれているような状況の中、遠くにほんの小さな光を見せてくれるような、そんな舞台でした。
みゆき節に泣きました
今回も中島みゆきが女神に見えました
どんなに悲しい設定の歌でも、みゆきの歌には慈愛を感じるの。
「夜会・・・」も同じですね。
今、観るべき映画だと思います。

 


7月初旬には「風の谷のナウシカ」を観に行きました。
子供たちが小さい頃は子守がわりにジブリの映画をビデオで見せていたので、内容はよく知っていたのですが、あのスケール感を劇場で観たいと思っていたので、願いが叶って嬉しかったのです
名作は永遠に不滅です~
大画面から伝わる内容も映像も音楽も素晴らしく、これもまた「今観るべき映画」です

ナウシカは、まさに女神です。
物語の舞台の状況と、現代の新型コロナの時代が重なって見えました。
自らの怒りを悔い、村を滅ぼすかもしれない虫たちを守ろうとするナウシカの慈愛に満ちた行動に・・・
「悪いのは土なんです。」
そんな土にしたのは何なのか・・・現実に置き換えると何なのか・・・
観るたびに哲学的な何かを感じる映画。
ジブリの中で一番好きな映画だし、是非一度は観てほしい映画です。

 


DVDを借りて観たのはウディ・アレンの映画。
一つは「ミッドナイト・イン・パリ
始まりのパリの映像が素晴らしく、そこだけ巻き戻して観た後、この会話劇はどこかで観ているなぁ~
と感じたら、ウディ・アレンの映画でした。
次女にも勧められて借りたので、監督がだれか知らなかったけど、ウディ・アレンっぽさはあるものの、物語はわかり易く、何よりパリが美しい
一度字幕で観た後、字幕なしで、英語の会話もBGMに、観なおしました。
何度見ても美しい風景で、パリの観光案内のようでもありました。
パリが好きな人には超おススメ
お洒落な映画で、示唆もあり、とても面白かった。
いつの日かまたパリに行けたら、あの石畳や階段を、もう一度歩いてみたいなぁ~
旅行できない時は、こうした映画を観るのも手、かもね


ウディ・アレンが知りたくなり、もう一本ウディ・アレンのドキュメンタリー映画「映画と恋とウディ・アレン」を借りて観ました。
多くの人々のインタビューをもとにしているドキュメンタリー映画で、長い
前編と後編があり、一度に見切れず二度に分けて観ました。
私は彼の映画は「アニーホール」から二、三本観ただけだから、それ以前にあのようなコメディを撮っていたとは知りませんでした。
今も年に一本のペースで撮ってるなんてね~
映画史に残る監督であることは確かなので、映画の勉強のためには一度は観た方が良いのでは。
ウディ・アレンを学べそうです。
一般の方にはお勧めできないけど。

 


劇場で観られなかった「ANNIE アニー」も借りて観ました。
舞台を現代のニューヨークに置き換え、それは美しく切り取られたニューヨークの街を堪能できましたし、役者さんたちも一人一人素敵だったと思います。
映画評がヨロシクナイみたいでしたが、ミュージカルの音楽と物語は良いわけで、ミュージカルの舞台の映像化に不満のある方々が多かったのでしょうか。
名作は多少のアレンジにはぐらつかないと思うけどな。
とてもハートフルな物語なので、夏休みに家族で観てほしい映画かな。
ブロードウェイで再びミュージカルを観ることは叶わないだろうから、映画でNYを楽しみたいものです。
そう思うとニューヨークが舞台の映画を結構観ているわ~

 


映画はやはり映画館で観たいですが・・・
映画館が寒すぎる
今回も映画が終わった2時間後には体が冷え冷えで自律神経が狂いそうでした。
ジーンズに長そでシャツ+カーデガン+ウールのショールを巻き付けての観賞でしたが、次回はウルトラライトダウンが必要かもしれません。
今は新型コロナの影響で毛布の貸し出しがないし。
歳のせいなのは否定できませんが、弱冷房で換気の良い館内になることを願います。

8月もDVD鑑賞は続きそう。
旅行ができない今、映画で各地を各国を楽しむのも良さそうです


ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。


庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村