旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

夕暮れの京を歩く~東山花灯路 

2012年03月26日 11時23分37秒 | 京都巡り

この度の次女の卒業式&引越しにまつわる諸々の忙しさは、帰宅後もまだ続いておりますが、少し時間が出来たので、京都での滞在の様子などご報告したいと思います。

3月17日午後に京都へ到着し、一休みしてから、「東山花灯路」を見に行きました。
その昔華道を習っていたせいもあって、時折玄関やリビングに生け花が在るのを娘たちが見覚えていたようで、次女が勧めてくれたのです。

円山公園から歩きはじめると、京都いけばな協会による「現代いけばな展」や「いけばなプロムナード」が催されており、あちこちに様々な流派の大きな見事な生け花が飾られていました。

レンギョウの黄色が春らしいです。
東山の風景にも似合っています。

こちらは白い雪柳&桃色の百合が春を演出。
花器も凝っています。
背景の梅の花は5分咲き程度。本来なら満開で華やかな背景であったでしょうに

 

円山公園内にある明治42年に建てられた洋館「長樂館」。
今はレストラン&カフェ、ホテルになっているそうで、ちょうど「假屋崎省吾展」が開催されていましたが、時間の都合で断念

長樂館前の生け花は假屋崎氏の作品かしらん

 

次第に陽が暮れて灯篭に明かりが灯ります。

観光客がイメージする京都らしい風景に、優しい明りが似合います

 

清水寺へ向かう道を振り返ると、人が沢山
夜の参道も大変賑わっており、店もたくさん開いていて、ブラブラとウインドウショッピングも楽しかった



お寺のライトアップを見るのはこれが初めてではないかしら。
昼間とは違った奥行きと美しさを感じました

暗闇に包まれた清水の舞台から、遠くに見える京都タワーと街の明かり。

鏡池あたりから眺めた三重塔。
暗さゆえか、池も限りなく奥底深く感じられました。
お寺のライトアップが、こんなに幻想的で素晴らしいと思っていなかったので、感動です


「狐の嫁入り」があるというので、長樂館前に戻って、ホット・ワインなど飲みながら行列を待ちました。
気温が下がり、息も白くなり・・・
短い行列でしたが、奥ゆかしいイベントでした。

知恩院もライトアップされていました。門前に飾られた様々な灯篭も綺麗

そのほかに行燈行列などもあり、様々な趣向でイベントを盛り上げ、花のない時期も、昼も夜も楽しめる京都って、さすが観光都市
旅行し甲斐がありますね

 

 

                

 

夕食は二年坂にある「釜座」で、私は「湯葉とじうどん」をいただきました。
陽が落ちるとグッと寒くなったので、温かいうどんが特に美味しく感じました。
関西のうどん、大好き

 

実は引っ越しにかこつけてアチコチ京都巡りができるかと思いきや、ほとんど準備をしていなかった次女のせいで、私の仕事が多くて、思ったように観光できず残念無念

それでもチラチラ見て歩いた様子など・・・続きます